お前のような踏み台がいるか!(白目)   作:ジャック・ザ・リッパー

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第十一台

俺の名前は、伊織朱音だ!

誰よりも苦労している踏み台転生者をやっているぜ!あの後は大変だった。女の子の名前は、案の定プリヤの美遊だった。さりげなくカレイドサファイアまである。

 

一応、フェイトそんが連れてきたのでフェイトそんが面倒を見る形でその場は収まった。結局そのまま、フェイトそんと美遊は我が家に泊まった。同じ晩御飯を食べ、同じ風呂に入り、同じ布団に寝る。

 

美遊は、こんなに早く受け入れられたことに戸惑っていたが、直ぐに適応した。流石に同じ風呂に入るときは、顔を赤くしながらタオルで体を隠して恥じらっていた。そうだよ!その反応が見たかったんだよ!良かった、フェイトそんは恥じらいなく全裸で入ってくるからこの世界には羞恥心がないのかと思ったが、そんなことはなかった。反応がめっちゃかわいいです。

 

だが、フェイトそんが美遊の体を洗うと言ってタオルを取ったのは美遊は予想外だったらしく、体を丸めてうずくまってしまった。仕方がないので、先に俺がフェイトそんの髪を洗う。髪を洗っているフェイトそんの顔が蕩けきっていた。続いて美遊の髪を洗う。髪を洗うと、美遊は徐々に自然体になっていた。その後は二人に背中を流してもらい、一緒に湯船に浸かった。二人の俺を見る視線が少し気になった。

 

予備のベットがないので、3人で川の字になって寝た。何故に俺は真ん中なのだ?そのまま、二人の抱き枕になって一夜を過ごした。

 

朝、眼が覚めると美遊がいなかった。

リビングに向かうと、美遊が朝食を作ってくれていた。朝から食べるお米は美味しい。美遊に「美味しかった。ありがとう」と伝えると、初めて笑う顔を見た。凄く可愛い。こうして俺は学校に登校した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校に来てみると、なのはは眠そうだった。それもそうか、原作の始まりは夜だったからね。アリサ達と話をすると、やはり動物病院の事件の話題だった。ご丁寧に、ユーノを拾う話から説明してもらえた。

 

昼休み、いつものメンバーでお昼を食べようと誘うと、知らない奴が話しかけてきた。隣のクラスに転校してきた転生者、赤井烈斗だった。

 

「なのは、今後の事で話がある。ついてきてくれ。」

 

「えっと、今じゃないとダメかな?今から皆とお昼食べるところだから。」

 

「今後の事を話しながらでも食べられるだろう?僕もまだ食べてないんだ。ついでに一緒に食べよう。」

 

赤井烈斗は、そう言いながらなのはの腕をつかむ。それを見たアリサが赤井烈斗の手を払いのけた。

 

「やめなさいよ!なのはが嫌がっているじゃない!」

 

「いいよアリサちゃん。私、少し行ってくる。朱音君、これお昼。」

 

なのははそう言って、赤井烈斗と一緒に行ってしまった。場の雰囲気は少し暗くなったが、午後の授業の為にお昼を食べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、アリサ達はなのはを誘って帰ろうとしていた。そこにまた赤井烈斗がやって来た。

 

「なのは、今日から探索を始めるぞ。」

 

「えっ、わかったの...」

 

赤井烈斗がまたなのはの手を握る。その間をアリサがまた遮ろうとし、赤井に文句を言った。

 

「あんたねぇ。なのはと私たちは何時も一緒に帰ってるのよ!勝手に横入りしないでよ!」

 

「なのは、こう言ってるみたいだがどうするつもりだ?このまま放っておくと大変だぞ?」

 

赤井烈斗はそう言うと、なのはは慌ててアリサ達に謝った。アリサは予想外の事に驚いた。

 

「アリサちゃんごめん!直ぐに終わらせるからそれまで待ってて!」

 

なのはは、そう言って赤井烈斗に手を握られて連れていかれた。その光景を見て俺は、オリ主君は仕事熱心なんだなと感心していた。事件を早く終わらせようと頑張り、なのはの手を握るという勢いのある行動、さすがオリ主君だな。

 

「なのは、もしかして何か弱味を握られて脅されているんじゃ......」

 

アリサよ、それはない。彼はオリ主だからそんなことしないよ。

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