お前のような踏み台がいるか!(白目) 作:ジャック・ザ・リッパー
おはようございます。踏み台転生者の伊織朱音です。
現在、俺は顔に紅葉を作った状態で図書館に来ています。何故図書館にいるのかは、その後にあったことと一緒に説明させてもらう。
「それで、お前らはなんであんなことをしていたんだ?」
俺達を拘束した女性、ノーヴェ・ナカジマが俺達がストリートファイトをしていた説明を求めた。
俺達は、お互いの言い分を言った。
「いきなりこの人に襲われて」
「彼に興味があったので、つい」
「嫌、どんな痴情のもつれだよ。」
説明すると、ノーヴェには呆れられた。
何か勘違いしているようなので、俺から詳しく説明した。ノーヴェは、恋愛による痴情のもつれだと勘違いしていたようだ。
その後は、スバル・ナカジマさんがその場に来て、襲われた俺を家まで帰そうとしてくれたが、俺は多分留置所に入れられると思って帰れないと伝えたことを話した。
「なら、二人ともこのまま泊まってく?」
スバルさんのまさかの提案により、何故か俺は女の人の家にお泊まりをすることになった。その後は、一緒に食事をしたり、久し振りに一人で風呂に入って、寝たのだ。
思い返すと、中々の出来事だった。
俺は、ベットの暖かさと寝心地の良さから未だにベットから頭すら出せない状態である。久し振りに一人で寝ているからか、足を伸ばして寝られるので満足である。
それにしてもこの低反発枕、いい寝心地だな。肌触りもいいし、やっぱり女性は良い物を買って寝ているな。
「......ううぅ。」
「ん?」
あれ?今、枕が動かなかったか?
俺は、枕を触って確認する。うん、柔らかくて弾力のある枕だよな?
「オリヴィエ......待ってください!勝負はまだ!」
ちょ、ちょっと待って?
頭のすぐ上から、ハイディさんの声が聞こえるんですけど!?枕に耳を当ててみると、枕からドクンッドクンッと心臓の鼓動のような音が聞こえるんですけど!?俺は、身体中から変な汗が吹き出てきた。
「オリヴィエ...僕は......オリヴィエ...オリヴィエー!」
そして、ベットの掛け布団が捲れ上がった。
そこには、悪夢を見て汗だくのハイディの顔、そして彼女の胸を枕にしながら揉んだ状態の俺がいた。ハイディさんと目があった。
自分の状態を確認したハイディの顔がみるみる赤くなる。自分の状態を確認した俺の顔がみるみる青くなる。
「「き、キャアァァーー!!」」
そこには、二人の悲鳴が響き渡った。
「そんで、朝から悲鳴が上がって見にきてみれば、顔に真っ赤な紅葉が出来ているわけだ。」
「あはは。...ごめんね、二人とも。」
「いえ、お邪魔になっているのは私達ですし...。出来れば、寝る場所を別けてもらえたら嬉しかったです。」
「......」
何故、俺とハイディさんが一緒に寝ていたのか。それは、俺が寝た後にハイディさんも寝落ちしたらしく、知り合いの子にしているように俺達を同じベットに寝かせたということらしい。
泊めてもらったのは有りがたいが、これならベットじゃなくて廊下で寝れば良かった。
「それで、アインハルトはちょっと私に付き合うとして、お前はどうするんだ?」
そして、朝食を食べながらノーヴェが質問してきた。
「俺は、午後に知り合いに会う約束があるんで、午前中は読書で知識をつけたいので図書館に行きたいです。」
「意外に勉強熱心なんだな。わかった、ついでに送ってやる。」
「ありがとうございます。」
「待ってください。」
ノーヴェと話していると、ハイディさんが会話の間に入ってきた。
「貴方との決着がまだついていません!」
「勝手に襲ってきたのはそっちだろ?俺は知らねぇ。」
「なら、日を改めて決着をつけるか?」
「......はい?」
ノーヴェが言うには、今日は知り合いとハイディさんの練習試合をするそうだ。その後に、俺がハイディさんと練習試合をしないかという提案だった。
俺は、慎んでお断りさせてもらった。
それにしても、図書館が電子書籍もあって助かった。
殆どミッド語だから何とか日本語に翻訳できる。それにしても、このインフィニット○○○○○面白いな。
二巻から登場する、この銀髪オッドアイ軍人の子がかなり踏み台踏み台している。俺もこの子を見習わないとな。