Fate/Zero × オーバーロード    作:村ショウ

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自分がネタを参考にした他の方小説と差別化を図るためにナザリックを入れました。



プロローグ
プロローグ①


---ナザリック大墳墓 玉座の間--- 

 

 

 

(やはり、ここにはいないのだろうか?)

 

ナザリック地下大墳墓の長にして、ギルド アインズ・ウール・ゴウンのギルド長の鈴木 悟、いやここではモモンガと呼ぶのが相応しい男は、かつての仲間を思い出しながらそんな思考に至る。

 

さらに、今はアインズ・ウール・ゴウンと名乗っているのだが、その名は彼が仲間も見つけるために名乗ったのが一番の理由だ。

なので、やはりここではモモンガが相応しい。

 

そして、この回想は一人のプレイヤーである、モモンガとして思想だろう。

 

 

(いかんいかん、ついネガティブな思考になってしまった…。帝国は帰属し、ドラゴンの強さが分かり、ドワーフと関係を築き、一段落ついているとはいえ、気を抜いてはいけない…まだ強者が隠れているかもしれないのだ…。それにいつかこの世界にギルドのみんなが来るかもしれないじゃないか、もし来たときに万全の体制を整えることが重要だ。)

 

 

モモンガはそう自分に言い聞かせる。

 

 

 

 

ーーかつての仲間に再会したくはないかい?ーー

 

突然、声のようなもの(・・・・・・・)が脳内で語りかけるように入ってきた。

 

伝言(メッセージ)とは違い、声と文字の間のようで男か女か以前に声として識別できないような思念だと思われるが、はっきりと聞き取れるものだった。

 

(なに?どういうことだ?、再会できるだと?」

 

あまりの動揺から思考が口から漏れる。

 

だが、すぐにアンデッドの特性から感情が抑制された。

 

「アインズ様、どうなさいましたか?」

 

守護者統括のアルベドは、至高なる御方の長であり、最も愛する、知略に長けたアインズが声に出して驚くようなことがあったのだと思い駆け寄る。

 

「アルベド問題ない、少し考えに入り込んでしまっただけだ。」

 

「わかりました。アインズ様。」

 

アルベドは自分には思いつかないような、策を考えているのだろうと思い元の場所に戻った。

 

ーー口に出さなくても君の思考は読めるから大丈夫さ、それよりかつての仲間と一緒にまた楽しく過ごしたくないかい?ーー

 

 

 

(まず何者だ?)

 

アインズが聞きたいことはシンプルだった。

 

ーーあえて名乗るならば聖杯かな?ーー

 

(聖杯とは?)

 

ーー興味を持ってくれてありがたいよ、まぁ話を聞いてくれーー

 

 

ーー言うならば君たちの世界であれば、永劫の蛇の腕輪(ウロボロス)に近いものだと思ってくれーー

 

(つまり、世界級(ワールドアイテム)だと?)

 

アイテムが意思を持つことに少し驚くがNPCが意思を持つようにアイテムが持ってもおかしくない特に世界級(ワールドアイテム)ならと思い、感情抑制が起きない程度だった。

 

ーーまぁまぁ、落ち着いていま情報を送ろうーー

 

本来、聖杯がサーヴァントに情報を送るようにアインズの頭に入っていく。

 

(なるほど、つまり私に聖杯戦争のサーヴァントとして参加して欲しいと?だが私は厳密には死んでいないぞ?)

 

ーーその点は心配無用だ、なぜならオーバーロードの特性と君の特異な状況のおかけで可能だーー

 

(ナザリックはどうなる?、本来英霊は自分の分身のようなものを送るのだろう?)

 

ーーーそうだな、元は認める気は無かったのだが君の宝具としてナザリック地下大墳墓を入れようではないか?、だが、宝具をずっと現界するのは難しいマスターかもしれない。通常は守護者やナザリックに伝言ができるようにしようーーー

 

(私としては嬉しいのだがなぜそこまでする?、マスターの方は聖杯の意思で選ばれるようだが特段サーヴァントについてはランダムではないのかね?)

 

ーー君が面白そうだからさ、質問にも答えたし、君の答えが聞きたいなぁーー

 

(それでいい、だが少し時間をくれないか、守護者達に説明しないといけないだろう?)

 

ーー勿論だとも、明日の夜から聖杯戦争が始まるそれまでに準備してくれればーー

 

(そうか)

 

そう返事をすると電話が切れるかのようにプツリと切れた。

 

(守護者にはなんと話せばいい…)

 

無いはずの胃が少しキリときたような気がした。

 

「アルベド」

 

モモンガは少し声を張り上げて呼ぶ。

 

「はい、なんでしょうか? アインズ様。」

 

即座に反応するアルベド。

 

「集まることが可能な全階層守護者を集めるのだ。」

 

「はっ!了解しました」

 

アルベドはこの時、何かがあると女の勘のようなもので察知した。

 

 

 

 

 

---数十分後---

 

「ヴィクティムとガンガルチュアを除く、全ての守護者が集まりました。御身の前に。」

 

アルベドが全員集まったのを確認して、アインズに伝える。

 

「みな顔を上げよ。今回、集まってもらったのは我が同士である、アインズ・ウール・ゴウンのメンバーをこの地に呼び戻す世界級(ワールドアイテム)の存在が確認されたからだ。それは異界にあり、そこで聖杯戦争というものに勝利することで手に入れられる。」

 

「もしやアインズ様お一人で?」

 

デミウルゴスは最後まで残ってくれた慈悲深い至高の御方がいなくなるのを恐れている。

 

「ああ、そうだ。」

 

その場がざわめいた…実際には音は立っていないのだが、守護者達が空気が一瞬にして変わったためだ。

 

「どうか私たちを見捨てにならないでください!! 何か問題があるのでしたらこの場でこのアルベドが自害いたします!!」

 

勢い良くそう口にするアルペド。

 

「そうではない。言葉足らずですまなかったな。」

 

そして、絶対に守護者達が聞いたら怒ると思われる事項であるマスターがいる事を伏せて、聖杯戦争が7人のサーヴァントで競うことなどを話す。

 

「なるほど」

 

デミウルゴスはルールを聞いて納得したようだ。

 

「でもアインズ様、そこで怪我をしてしまったらどうなるのですか?」

 

男の娘のマーレが聞く。

 

「アインズ様が下等種族に傷をつけられるとでも?それは不敬ではないかしら?」

 

アルベドが呆れたように返事をする。

 

「落ち着けアルベド、今はマーレが私に質問しているのだぞ。マーレ安心しろ、ここに戻るときには死んだ場合でも経験値のロストもなく戻れるようだ。」

 

「他に質問はあるか?ないなら解散とする。私は宝物殿でアイテムを準備し今の仕事を終わらせる。なにかあったら伝言で伝えてくれ。それでは解散だ」

 

 

アインズはリングによって宝物殿に消えた…

 

 




聖杯は喋れるという謎設定が生まれました。(聖杯くんかな)
プロローグ以外は聖杯は喋らせない(予定)なので安心してください。
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