パタフィニット・ストラトス(連載休止) 作:越後屋大輔
ご本家主人公、織斑一夏に関しては今更語る事はあるまい、ただこの世界の〈PS学園〉には普通に男子のクラスメートもいるので本家のような肩身の狭い思いはしないで済んでいる。その中で親しくなったのがハンス・ラサコフ(ロシア)パトリック・ブラウン(アメリカ黒人)ティーノ・ヴェルチ(イタリア)の3人だ。
「一夏、来週のクラス代表決定戦、ホントに大丈夫か?」パトリックが問う、始業式のあとのHRでクラス代表を決める際、イギリス代表候補生のセシリア・オルコットと口論になり最終的にその座を2人で争うハメになってしまったのだ。そんな事を話しながらランチをとる為食堂へ行くとクラスは違うが同じ日本出身の
この男、食べる量が凄かった、どんぶり飯に麺類のお代わりは当たり前、その前には彼が食べ終えたとみえる料理の皿が十枚くらい重なっていた。
「あ~食った×2」そりゃそんだけ食やあ満足だろうよ、4人共心の中で同じツッコミをした。
「やっと…やっと会えましたわ、
「うわっ!何だよいきなり、お前誰だ?」
「お忘れになりまして?3年前アダマス島でお会いした、エトランジュですわ」アダマス島、ダイヤモンドをはじめ宝石類や金の鉱脈が豊かな正に宝島である。20年前マリネラがこの島を領土にした後で事実を知った諸外国は悔しくて地団駄ふんだといわれる、一方でUMAの楽園であり未知の猛獣や人間も食らう食肉植物が多く生息する島でもある。この2人は何をしに行ったんだろう?またしても4人同じ事を考えたが放っておいて隣のテーブルについた、そこに1人の日本人女子が現れた。
「一夏、久し振りだな、相席いいか?」一夏の幼馴染み篠ノ之箒、今は亡き篠ノ之束の妹だ。
「あっれぇ~?もしかして一夏の彼女?」ティーノがからかうように聞く、
「違う!」何処からともなく木刀を取りだし彼に振り下ろす。痛みにうずくまるティーノ。ハンスとパトリックは震え上がる、日本女性って怖いと言いたげだ。
「篠ノ之ぉ、あんま日本のイメージ悪くすんなよ」幸太が呆れたように口を挟んできた。箒と幸太、この2人は同じクラスである。
「う、うるさい!」そういや、箒って昔から熱血というか喧嘩っ早かったな。剣道やってるせいかは知らないけど、とりあえず仲裁に入り箒を紹介して話題を変える。
「昔ご近所だった幼馴染みだよ。箒、束さんの七回忌以来だな。おじさんとおばさんは元気か?」
「ああ、父さんと母さんもお前に逢いたがっていたぞ。私もだがな…」
「何か言ったか?」
「なんでもない!」
「『私もだがな』って言ってたな」幸太がまた口を挟んできた。
「神!貴様っー」真っ赤になり再び木刀を取りだし幸太に殴りかかるが逆に木刀が粉々に砕け散る。
「お生憎だが鍛えてるんでな」悠々とその場を去る幸太、箒の隣でエトランジュが仁王立ちになってプリプリしている。
「まったく!貴女のおかげで逃げられましたわ」そういやいたな、一夏達は彼女の存在をすっかり忘れてた。
細かい話は後回しにして、一夏対セシリア・オルコットのクラス代表決定戦の火蓋が切っておとされた。
パタリロ「これ書いてるやつ、手を抜いてないか?」
タマネギ「その辺も原作のオマージュらしいです」
パタリロ「弓弦氏に失礼じゃないか」
タマネギ「ミーちゃんの方です」
セシリアファンの皆さん、すみません。彼女モブになりそうです。m(≧≦)m
最後のやり取りは魔夜峰央先生が「パタリロ!」でやりそうな展開をオマージュしてみました。いかがですか?