ガンゲイル・オンライン 戦場に散るロマン   作:Bishop1911

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うーん…
最近全部のssが不定期更新に…
申し訳ない…


12

「それじゃあ…

今日のドロップアイテムの仕分けと

反省会、始めまーす…。」

 

「おぉーっ!!」「いえーい」

 

とまあ、こんな感じで今回のクエストの

反省会をいつもの酒場の個室で開いているわけだが、

ちびっ子1人を除いて

テンション低めの理由は現在時刻にある。

ちなみに言っておくと、ただいま01:21だ。

…正直言って眠い。

 

「それじゃあドロップしたアイテムを

全部実体化させてくれ。」

 

俺は効くかどうかは不明だが眠気覚ましに

注文したコーヒーを口にする。

コーヒーはもちろん微糖だ。

ブラックを飲んで『美味しい』なんて言えるほど

大人じゃない。

 

コップを置いてメニュー画面を開いた俺は、

アイテムの欄からドロップアイテムを選択し、

<一括オブジェクト化>と

書いてあるボタンをタップする。

 

ゴトガチャカラカランと様々な重量の金属の塊が

テーブルの上に積み重なった。

 

「「おおー!」」

 

内訳をざっと言うと、

AK12の5.56mmNATO弾仕様が2丁、

RGO手榴弾が3つ、

5.56×45mmNATO弾の30発セットが3つ。

 

他にもM92Fやスカーフ、

AK74…と4人分のドロップにしては

かなりの数だったが、

残念なことにSTR極振りではない

俺のステータスだと、

夜戦装備やら予備弾薬やらを

大量に詰めた俺のストレージに

全部を収納することはできなかった。

そのため、戦闘が終わった後のカトラスが

参加して長引き始めたトードのお茶会の合間に

メニュー画面から攻略サイトを検索し、

もっとも価値のあったAK12を頂戴したわけである。

 

「それじゃあ…次はトード。」

 

「何もねえよ?」

「は?」

 

「だから、何も持って帰ってない。」

 

それが当たり前だとでも言う様に

スッカラカンのストレージの

アイテム欄を見せたトードは

注文していたコーラを一口。

 

「お前一体何してたんだ?」

 

「ナニってお茶会?」

 

「軽く下ネタ含むな。」

 

そんなやりとりをしながら俺はふと思い出す。

カトラスもお茶会に参加していた事を。

 

「そしてカトラス。」

 

「にゅ?」

 

突然話を振られて驚いた素振りを見せつつも、

口にくわえたストローから吸い上げる

味覚再生エンジンで再現された

果汁100%オレンジジュースを味わうのをやめない。

 

「何か持って帰って来たよな?」

 

「ああ、そういうことね。

だいじょーぶだいじょーぶ!」

 

カトラスはそういって

メニュー画面を何度かタップする。

するとカトラスの頭で光の粒子が集まり始め、

三角形の物体を2つ形作ってオブジェクト化された。

 

「これでぜんぶっ!かわいーだろ?」

 

「うん……泣かされたいと?」

 

俺の口から思わず方言が飛び出すほどの

そのドロップアイテムは、

誰が予想したであろうネコミミだったのだ。

 

「あっ、え、いや、

だ、だってアイテム拾うには

ストレージに空きがねーし、

どれが価値あるかわかんねーし…」

 

どうやら俺のアミュスフィアに

俺のイラついた感情が拾われ、

アバターの顔に再現されたらしく、

カトラスが慌てて弁解を始める。

 

「で、なぜネコミミ?」

 

「よくぞ聞いた!」

 

そしてこの切り替えの速さである。

大変おめでたい脳みそをお持ちのようだ。

 

「なんか索敵ナンチャラが

強化されるらしーぞ♪」

 

「まあそっちの女擬きよりマシか。」

 

「まあまあ、いいじゃないいいじゃない。」

 

他人事のように言うトードは

新しく注文したフライドポテトをパクリ。

 

「お前が言うな。って言うかどうすんだよ。

今回のクエスト報酬は3000クレジット。

3人で割ると1人あたり1000クレジット。

これじゃあ弾代だけで赤字だぞ?」

 

頭を抱える俺の隣で

カトラスがトードのフライドポテトをパクリ。

 

「まぁ、別に課金した分がまだあるんだし

しばらくは大丈夫だろ。」

 

右手にコーラを持って左手でメニュー画面を開き、

新しく料理を注文しながらトードがそう提案する。

俺は眠気が強くなって来たこともあってか、

そうしようと同意の意を口にして

コーヒーを一気に飲み干すと、

トードと同じ様にメニュー画面を開き、

バーガーやらフライドポテトやらを

まとめて注文する。

 

俺がメニュー画面を閉じるよりも早く

注文した品がテーブルの中央の穴から

跳び上がるように出てきた。

 

俺は皿に手を伸ばすが、

それよりも速くカトラスの手が伸びてきて、

フライドポテトの載った皿を攫っていく。

 

「いただきっ!」

 

「カトラス、

爆薬チップの製作費1割増しな。」

 

「そりゃあんまりだぁっ!」

 

 




次回

またクエスト行くぜ!orスコードロンを組む

まぁ気分次第っちゅうこった。
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