ガンゲイル・オンライン 戦場に散るロマン   作:Bishop1911

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お久しぶりです。
ちょっと新年度でリアルの用事ががが…
まぁ忙しかった…もとい
忙しいです。(現在進行形)


13

数日後、俺たち3人はトードが仕入れた

クエスト情報をもとに、

グロッケンを遠く離れた熱帯雨林を

訪れていた。

 

「うぅ〜あちぃー…

オレもう帰りたい。」

 

 

確かに暑い。

しかも蒸し暑い。

例えるなら…剣道の防具をつけて

サウナに入ったようなかんじだ。

まあ分かりづらい例えだが、

簡単にわかってもらえる暑さじゃ

無いことだけ理解してもらえれば

それで良い。

暑さのあまり、

俺も装備から戦闘服を解除して

ポロシャツにし、

頭にチクチクと当たる枝を避けるために

ブーニーハットを被っている。

プレートキャリアは流石に外してないが、

俺の肌から噴き出しては

ポリゴンのかけらと

なって消えていく汗は止まる気配がない。

 

 

「あー俺ちょっと脱ぐ。」

 

俺の前を歩くトードが立ち止まり、

おもむろに胸当てを外すと

コンバットシャツを脱ぎ始める。

 

 

ここだけをトードが男という前提で読めば

何の変哲も無いことだろう。

だが思い出して欲しい。

こいつのアバターはM9000番系。

つまり外見だけは『超・絶』美女なのだ。

俺の心情を察して欲しい。

 

 

「バカっ!?おまっ……」

 

 

慌てて目を逸らす俺にトードは

何のことやらといった雰囲気だ。

 

 

「どしたの?」

 

「…じ、自分の外見考えろ…。」

 

「ん?

…あ…わ、悪いな…」

 

シャツをストレージにしまって

胸当てを付け直すトードだが、

なにせ見た目が女だから

たいへんエロく見えてしまう。

 

「わぁートードが

エッチぃかっこしてるー♪」

 

と、列の先頭から囃し立てるカトラスだが、

あいつも人のことを言えたもんじゃ無い。

つなぎの上を脱いで

タンクトップ姿になっているカトラスを

見て俺は頭を抱える。

普段の俺ならここで

何かしらガツンと言うのだが、

こんなだらしない服装をしていて

強いから言いづらい。

 

「男の部屋で下着姿になる痴女は

黙ってようか。」

 

と、トードが。

 

「なあお二人さん?

自分のアバター考えような?

こっちから見てたら

すっげえ滑稽なんだけど。」

 

「とか言って自分の興奮を誤魔化すショウ。」

 

ニタニタしながら

言ってくるトード。

 

「なんだ?

ショウもオレの下着姿を見たいのか?」

 

そして便乗するカトラス。

 

なんかもうわかってきた…

俺がツッコミ役か…

 

「なぁなぁショウ〜。

リアルのオレにする?アバターのオレにする?

それともりょ・う・ほ・う?」

 

「やかましい。

俺はお前ら2人に女を感じるほど飢えてねえ。」

 

 

 

 

 

 

 

NPCと戦う前に

色気を使ってくる仲間との戦いで

精神的に消耗したが、

奏功しているうちに

目的の集落の南側にある

入り口近くまでたどり着いた。

 

「こっからどーすんの?」

 

「どうするって…

まずは敵の情報収集に…」

 

「んじゃ、ショウ。

あとは任せた。」

 

そう言ってさっそくストレージを

開いてお茶会の準備を始めるトードに

しれっと便乗するカトラス。

なんだか俺だけが

はぶられているように感じる件。

 

「どうしてそうなるんだよ。」

 

「「だってショウは≪スカウト≫じゃん。」」

 

「うっ…」

 

そう言われると言い返せないが、

わざわざハモらせる事ないじゃんか…

なんてことを思っても口に出さずに

俺はストレージから

タイガーストライプの迷彩服と

ハーフギリースーツを装備すると、

無線機をチェックして

集落を見渡せる高台まで

屈んで移動する。

 

見晴らしのいい場所を探して

結局集落の西側まで行った俺は、

ストレージから双眼鏡を取り出すと

敵の数や装備を確認する。

 

さすが熱帯雨林と言うべきか

建物はほとんどが高床式で、

木造の民家が南北に

楕円形に広がっていて、

集落の周囲を木の柵が囲っている。

南北にある見張り台には

サーチライトが設置され、

NPCが1人ずつ、椅子に座ったり

水筒の中身を飲んだりと

あまり熱心とは言えない警備をしている。

他は民家が影になって

確認できないところも多いが、

確認できるだけで

10人の軽装備の歩兵がいる。

武装はMP5やMC51、HK33Eと様々だが、

共通しているのは

H&KのG3シリーズという事だろう。

 

『ショウ、どんな感じだ?』

 

「ザッと12人。

見張り台2箇所にPSG-1と

G3SG/1持ちが1人ずつ。

民家の間を軽歩兵が10人。

武装はサブマシンガン、

アサルトライフル、バトルライフル。

LMGは見たとことろ無し。」

 

『どーすんの?

突っ込んでいい?』

 

俺はマップを見て作戦を考える。

 

「まずカトラスがスモークチップで

南門に煙幕を。

そしたらトードは撃ちまくれ。

見張り台の2人は俺が倒すから

心配するな。

トードが弾幕で注意を引いてる間に

カトラスは突っ込んで遊撃戦。

俺はその援護。質問は?」

 

『はーい!

昨日のショウ君のオカズはなんですかー?』

 

ハイ出ました下ネタ含むやつ。

みんなもこういうこと、あるよねぇ?

こんな時にはコレ。

 

「麻婆豆腐だった。」

 

真面目に答える。

 

『チッ』

 

「カトラスは?」

 

『オレはー…』

 

「そうじゃない、質問は?」

 

『なーし』

 

ボケが2人だと本当に疲れる…




武器の説明でもしよっかなぁー


次回

NPC拠点急襲
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