東方英雄伝 ~ラノベの主人公が幻想入り~ 【完結】   作:カリーシュ

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ク「今回長くね?」
32、3話打ってる内に新しいネタを思いついてな。気がついたらこうなった。
ク「…投稿済みの時系列先の話との矛盾は作るなよ」
あ、それについては後書きでちょっち話があるんだ。
ク「そーかいそーかい。じゃ、読者の皆さん。ゆっくりしていってくれ」


あ、オリキャラ注意な。
ク「今更かよ!?」



34話 キリト編:それでも彼女は居なくならない

 

―妖々夢後

―紅魔館 ヴワル図書館

 

 

―月に一度、新月の夜。

 

紅い館に住まう999体の亡霊達の大半が縮こまり、亡霊にあるまじき事に夜が明ける事を待つ夜。

 

白黒の魔法使いや巫女ですら立ち入ることの出来ぬ館で始まるは、

 

―狂気の、うたgぇごぁ"!?!?」

 

ドゴシャーン!!

 

あ……頭が地面にぃ………

 

「こぁ、何時まで厨二全開の台詞を吐いてるのよ。全部録音して発表するわよ?」

 

「ふっふっふ……パチュリー様がボイスレコーダーなんて使える訳無いでしょう。バレなきゃいいんですよ!」

 

「これ見てそう言うかしら?」

 

!? コレは……まさか………録音結晶!?

再現に成功したとでも!?

 

『―月に一度、新月のy』

 

「マジスンマセンそれだけは勘弁して下さい」

 

「ならさっさと結界の維持に集中しなさい」

 

 

…え〜と、盛大にグダってすいません、小悪魔ことこぁです。

 

私は今、ヴワル図書館で結界の強化・維持に全力を注ぐハメになっておりますハイ。

 

一応さっきの私の発言に自分でツッコムと、

そもそも紅魔館にはどう頑張って数えても999もの妖怪幽霊その他諸々はいませんし、立ち入り禁止は本当ですが、外側からの守りに咲夜さんがまわっただけですから脇巫女ならアッサリ入れるでしょうね〜。

 

……まあ、それでも―

 

『狂気の宴』って言うのも間違ってる訳じゃ無いんですけどね。

 

何故かって?

 

じゃあ問題。

何故私とパチュリー様は、こんなワザワザ結界の維持になんて力を使ってるでしょうか?

シンキングタイム5行!

 

 

 

 

 

……出来ましたか?

それでは正解の発表です!

正解は―

 

 

「『ダブルサーキュラー』!!」

 

「オレのアイデンティティ……

『ヴォーパルストライク』!」

 

ギャギィリリリリリリッッ!!

 

 

―はい、という訳で、

『狂気モードの妹様とキリトのガチ戦闘』

が答えでした〜。

 

……………マジで勘弁してほしいです。

キリトはデフォでスペルブレイク(魔法・弾幕破壊の斬撃)の攻撃を乱射するは妹様も平気で『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』を使うは……て言うか、どうやって避けてるんですかね、アレ?

前に咲夜さんが聞いたら、

「分からん。多分スペルブレイクの影響で引き寄せる『目』を間違えるとか、そんな所じゃないか?オレも能力の使用は妨害してるし」

だそうで。

 

…私も剣、使える様にしよっかな……

 

あ、終わった。ソニックリープで一撃ですか。やっぱ両手剣の二刀流は無茶ですよね〜。

 

 

ハテ、それにしても、今回はヤケにアッサリ決まったような…?

新月だからですかね? 最近は狂気も2週に1回、出るか出ないかって感じですし。

 

 

―この時の私は、まさかあんな事になるなんて、思いもしなかったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

推奨BGM:緋色月下、狂咲ノ絶

 

 

 

 

 

 

 

side ??

 

……ここ、は?

 

―地下室?

 

「おはようございます、妹様」

 

「…咲夜」

 

いきなり目の前に現れたメイド―

(ワタシ)が閉じ込められてた時にも、姿は見えなくても食べ物を届けてくれてたニンゲン。

 

 

意識に、ノイズが、走る。

 

―ワ[ザザッ―]、[ザザッ―]ノ?―

 

 

「…妹様?

 

―ぐっ!??」

 

ドガッ!!

 

手を横薙ぎに攘う。

 

唯、それだけでコワレル(・・・・)、脆いモノ。

 

「ゲホッ! …妹様……なぜ……?」

 

「ウルサイ」

 

―『スターボウブレイク』―

 

部屋の一角が爆発するのを尻目に、ワタシは、部屋を後にした。

 

 

 

 

 

ランタン1つない、暗い階段を登りきり、図書館に入る。

 

「あら、フラン。今日は遅いのね」

 

私の前には、(ワタシ)を閉じ込めていた結界を張った魔法使い。

 

 

…まただ。

ノイズが、走る。

 

―ワ[ザザッ―]ハ、イ[ザザッ―]ナノ?―

 

 

「朝食がまだでしょう? さっき咲夜が呼びに行ってたけど、すれ違ったのかしr

「朝ご飯は、いらない」

ムキュ!? な、ならちょっとここで待ってなさい。さっきネズミ(・・・)が来たってキリトが迎撃に行ったから、もうすぐ魔理沙が来る―」

 

 

「ワタシハ『イマ』アソビタイナ」

 

 

「!? な、狂気!? 2日連続で!?

日符『ロイヤルフレア』!」

 

太陽の力を持った光弾がワタシを囲む。

 

けど、遅い。

 

あまりにも遅い。

 

「……コレデオシマイ?

ヨワクナッタネ。ツマンナイ」

 

 

―『カゴメカゴメ』―

 

 

「…! 弾幕ごっこ用の火力じゃ、ない…!?」

 

今更焦りだした。

 

 

モウ―テオクレナノニ。

 

 

 

 

 

カゴメ カゴメ

 

籠の中の鳥は

 

いつ何時出会う

 

夜明けの晩に

 

鶴と亀が滑った

 

後ろの正面―

 

 

 

「―ダーレ?」

 

 

 

ゴガッ!!

 

「ム……キュ……」

 

魔法使いの背中に、弾幕が直撃する。

 

 

コレデアト―サンニン。

 

 

 

―ワ[ザザッ―]シハ、イ[ザザッ―]ナノ?―

 

 

 

 

 

廊下を進む。

 

『私』の記憶があるから迷わないし、正直、『ワタシ』の頃のクソ野郎(・・・・)の場所と変わっていない。

 

一歩ごとに、『私』は、『ワタシ』になっていく。

 

 

『私』には、お姉様が来てくれた。

 

『ワタシ』ハ、トジコメラレタノニ。

 

 

『私』にハ、動くニンギョウが来テくレた。

 

『ワタシ』ニは、コワレタニンギョウしかナカッたノニ。

 

 

『私』ハ、外に出たいトオモエタ。

 

『ワタシ』は、ソトニデヨウとして焼かれたのに。

 

 

 

『私』ニハ、エホンの『オウジサマ』ガキテクレタ。

 

なのに。

 

『ワタシ』には。

 

 

 

 

誰もいない(・・・・・)

 

 

 

 

ついた。

 

この屋敷の(ワタシの部屋を除いて)一番奥の部屋。

 

紅魔館の主の部屋。

 

キイィ…

 

「…お姉様?」

 

イタ。

 

(ワタシ)を閉じこめて、のうのうと地上で暮らしていたヤツ。

 

「…フラン? どうしたのよ?」

 

『私』に話しかけながら、本とチェスボードから目を離す。

 

「ねぇねぇお姉様、495年前の事って覚えてる?」

 

「495年前……

貴女が閉じ込められた年の事よね、それ。

忘れたくても忘れられないわよ。

貴女が産まれた事を喜んでいたお父様が、すぐさま鬼気迫る表情で貴女を地下室へ放り込んだんですもの」

 

「どうしたのよ急に?」と言いながら、苦い表情で紅茶を啜る。

 

……覚えてるだ。ヘェ……

 

―オボエテルノニ……

 

 

「…ねぇ、お姉様?

 

 

 

 

 

 

 

 

―ズット、ズゥッッッットナガイアイダ、『イラナイモノ』アツカイサレタキモチッテ、シッテル?」

 

「……は? え? フラ―」

 

 

―『495年の波紋』―

 

 

「っ―!!」

 

スペルカードとは火力も、密度も桁違いに多い。

そんな弾幕を、お姉様は紙一重で躱す。

 

「あは、アハハ、

アハははハハハはハあハはははあハハハはははハ!!

 

 

―ブチコロシテアゲル!!」

 

 

自分で放った弾幕を掻い潜り、一瞬でお姉様に近づく。

 

「っフラン!!?

神槍『スピア・ザ・グングニル』!」

 

苦し紛れの一撃が撃たれる。

避ける必要は、無い。

 

ドォンッッ!!

 

「…フ、フラ、ン?」

 

 

だってこれは、弾幕ごっこじゃなくて、

 

 

「―サヨナラ、オネエサマ」

 

 

 

戦い(殺し合い)だもの。

 

 

 

 

刹那―

 

(ワタシ)の腕が、お姉様の胸を貫いた。

 

 

「え………?」

 

 

お姉様が、油の切れたブリキのオモチャみたいな動きで『私』を見る。

 

『どうして?』とでも言いたげな表情と、

 

 

『いつかこうなるんじゃないか』と言う諦めの表情で。

 

 

「フ、ラン………貴女……」

 

「…きゅっとして―」

 

 

ゼロ距離で、『目』を手の中に移す。

 

絶対に逃さない。

 

握り潰す。

 

 

「―どかー

 

 

「―秘伝『小規模殺人ドール』!」

―っ!?」

 

目の前を高速でピック(・・・)が飛ぶ。

 

 

―ワタシ[ザザッ―]イラ[ザザッ―]?―

 

まただ。

また、ノイズが走る。

 

 

軽く頭を振って、ジャマモノを見据える。

 

 

「―キリト、か」

 

「…フラン。これは、どういう事だ」

 

剣は2本とも抜かれている。

 

妖力のカバーも無い、完全な抜き身の刃先が、『ワタシ』を捉えている。

 

「…どう言うことって?」

 

「っ―!?」

 

『私』は、返事を聞きたくない。

けれど、『ワタシ』は聞きたい。

『エホンノオウジサマ』の応えを。

 

「―咲夜とパチュリーとレミリアの事だ!!なんであんな事をした!?!?」

 

ソードスキルこそ使っていないが、キリトが、(ワタシ)に斬りかかる。

 

「ウフ、あはは、うファフアぅあははハハハ!!

ナンデダロウネェェェェ!?」

 

オネエサマの顔面を蹴って腕を引き抜き、そのままの勢いで展開したレーヴァテインを叩きつける。

 

けど、あっさりと左の剣で流される。

 

「―『スネークバイト』!」

 

律儀にも、いつも通り『宣言』と一緒にソードスキルを発生させる。

 

そう、いつも通りに。

 

 

スペルカードでは無く(・・・・・・・・・・)本気で(・・・)

 

 

―ワ[ザザッ―]シハ、―

 

ノイズが、走る。

 

 

「―っうわアぁぁあァァァぁぁアアぁぁァぁァァァァぁぁァぁぁぁァァぁぁアぁぁあ!!?!?」

 

レーヴァテインを振り回す。

 

相手が何処にいるかなんて考えず。

 

何度か弾かれたり、流された感じもしたけど、考えない。

 

ただがむしゃらに、滅茶苦茶に振り回した。

 

 

ギンッ!!

 

そんな状態が続く筈も無く、レーヴァテインは私の手から弾き飛ばされる。

 

けど、(ワタシ)には、爪も牙も、ニンゲンを圧倒的に上回る身体能力がある。

 

レーヴァテインに比べれば遥かに弱いとは言え、どっちも直撃すれば、ニンゲンにとって一撃必殺な事に変わりはない。

 

「フランっ!? 一旦落ち着け!?!」

 

「ウルサイ!ウルサイ!!

ナンデアナタハっ!!」

 

両手の爪を出鱈目に、それでも引き裂くべき相手を逃さないよう振るう。

 

 

負ける筈が無かった。

 

ここでコワシテ、後ヒトリもコワス筈だったのに。

 

 

なのに何故、

 

ワタシ()は、

 

 

 

壁に叩きつけられてるの?

 

 

キリトは、―

 

 

スキル後の硬直時間が今解けたように片脚(・・)を下ろしているところだった。

 

 

スキル『体術』―

 

予備動作は殆ど分からなかったし、『宣言』も無しの、相手を斃す為の技(・・・・・・・・)

 

 

 

「き、キリ、トぉ……」

 

「……フラン」

 

 

キリトは『私』を想ってくれる。

 

 

「……ドウシテ―」

 

 

つまり、それは、

 

 

「―ドウシテ『ワタシ』ヲミテクレナイノ!?」

 

「―は?」

 

 

―ワタシハ、ジャマモノデシカナイ―

 

 

「キリト……マエニイッテクレタヨネ……『(ワタシ)』ヲタスケテクレルッテ……」

 

感情が、爆発する。

 

495年間、溜め込まれた『ワタシ』の感情が。

 

「ナラ『私』ダケジャナクテ『ワタシ』モミテヨ!? ナンデアナタハ『私』ニハワライカケテクレテ、『ワタシ』ニハワライカケテクレナイノ!?

『私』ニハ『タノシサ』ヲクレテ、『ワタシ』ニハ『イタミ』シカクレナイノ!?」

 

「フラ―」

 

「『ワタシ』、ハ―」

 

 

『ワタシ』の頬を液体が伝う。

 

血でも汗でも、脳漿でもない液体が。

 

 

「『ワタシ』ハ、イラナイコナノ……?」

 

「…フラン」

 

「キキタクナイっ!!

アナタガ、アナタタチガスキナノハ、『(フラン)』デショウ!?」

 

両手で耳を塞ぐ。

 

なのに、それすら腕を掴まれて邪魔される。

 

「ハナシテっ!!ハナシ―

「フランドールっ!!」

―っ!?!」

 

真っ黒な瞳が、真っ直ぐに『ワタシ』を見つめる。

 

「…オレは、まだ20年も生きてないから、500年弱も閉じ込められる絶望や孤独なんて分からない。知らない。想像もつかない。

自分でそうなんじゃないかと思うことはあっても、本当に誰からも必要とされないなんて経験もない。

そもそも、オレもまだどう言う状況なのかすらよく分からない。

だから、本来、オレは口出しすべきでないのかもしれない」

 

「ナラ―」

「だけどな!!」

 

少し息を整えて、一瞬何かを考え―

 

直ぐに考えを投げ捨てて、キリト(エホンノオウジサマ)は、想いを、吐き出した。

 

「お前は『お前』だろう!?

きっと『フランドール・スカーレット』とは別なんだろう。

なら何を拘る!何を怖がる!!

『お前』は『お前』でいいじゃねぇか!!!」

 

「デ、デモ、『ワタシ(フラン)』ハ、『(フラン)』カラウマレタ、イラナイコデ―」

 

「『お前』は『いらない子』なんかじゃない。

『フラン』に拘ってそう思うくらいならオレを使え!頼れ!!

レミリア達が渋るなら、どんな手を使っても説得して見せる!!

 

―オレには、『お前』が、『必要』だ!!!」

 

 

「…イマサラ、ナニヲ。

ワタシ(フラン)』、ハ―」

 

 

 

突然、ぎゅっと、

 

 

抱き締められた。

 

壊れ物を包むように。

 

温めるように。

 

 

「……ユナ」

 

「…?」

 

「『お前』の新しい名前。ユナでどうだ?

いつまでも『ワタシ(フラン)』じゃ、不便だろう?」

 

「ユナ……」

 

 

(フラン)』じゃない。

ワタシ(ユナ)』だけの、名前。

 

 

「……ワタシは、いていいの?」

 

「……ああ」

 

 

何故だろう。こんなにも簡単に、凍った心が溶けていく。

 

同時に、ワタシ(ユナ)が、(フラン)に置き換わっていくような感じがする。

 

 

「ネェ、キリト。

また、いつもみたいに、アソンデくれる?」

 

「ああ。約束だ」

 

「……アリガトウ」

 

サヨナラ、って言いかけて、辞めた。

 

だって―

 

 

 

「―マタネ」

 

 

きっと直ぐに、また会えるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side キリト

 

グッタリとしてしまったフランを、腕で支えてやる。

 

「……また随分と大口叩いわね」

 

「…レミリアか」

 

ドレスの胸元を血塗れにしながら、

それでもしっかりと自分の足で立っている永遠に幼き紅い月がいた。

 

「心配しなくても、その子―ユナ、かしら? 追い出したりなんかしないわよ」

 

「…レミリアは大丈夫なのか?」

 

「あら、吸血鬼を舐めているのかしら? ちょっと痛む程度よ」

 

少々残念な胸を張って答える。

ドレスにデカイ風穴が空いていて、直視しがたい事になっているが……

ツッコムのは野暮だろうな。

 

「…それより、咲夜とパチェは?」

 

「美鈴が診てる。問題ないそうだ」

 

「そう…」

 

 

沈黙が、場を支配する。

 

5分か、10分か、もしかしたら10秒もしてないで、レミリアが口を開く。

 

「……私の、ミスだわ。

フランの狂気をどうするかばかり考えて、狂気化したフランの人格の事は、考えて無かったわ。

……言い訳をするようだけど、まさか狂気によって構成された人格が存在しうるだなんて、想像も出来なかった」

 

レミリアが、項垂れる。

 

―違う。

 

「…いや、オレのミスだ。

今まで、フランのことを気に掛けてやってるつもりだった。

けどオレは、何1つ気づいて無かった。むしろ、追い詰めてたんだ」

 

「……キリト。改めて頼むわ。

―フラン…とユナを、お願いできるかしら」

 

鼻声で、そんなことを言ってきた。

答えは、決まっている。

 

「―当たり前だ。任せろ」

 

 

「……はぁ」

 

「おっと」

 

緊張の糸が途切れたように倒れ込んだから、咄嗟にレミリアの事も腕で支える。

 

「ぁー……これじゃ紅魔館の主失格ね。従者にこんな姿を見せるだなんて」

 

「別にいいだろ。何も先頭に立って引っ張っていくだけがトップじゃないさ。

仲間に頼って、頼られて―そんなトップでもいいじゃないか」

 

そんな言葉に、少し頬を染めたウチのトップは、鼻を掴ん、で……!?

 

「うるさいわよ。貴方達は鼻血流して私について来ればいいのよ。

分 かっ た か し ら?」

 

「わがっだ! わがっだがら!!

鼻を"ばなぜぇ!?!」

 

「あははははは!!

 

 

 

 

 

……ねえキリト。貴方さえよければ……

…いえ、なんでもないわ」

 

 

 

 

 

「ところで、よくユナがフランの多重人格のような状態だって気がついたわね」

 

「髪と瞳と羽の宝石の色がモノクロレベルでくすんでただろ。普段の狂気の時から若干そんな感じはあったし。

さて、どのタイミングでフランと合わせるかな?」

 

「いえ無理でしょう」

 

「…フォーオブアカインドは?4人分裂じゃなくて2人ならもっと長時間持つだろう。やったなレミリア、妹が増えるぞ」

 

「………その手があったわね」

 





キリト編、しゅーりょー!
ク「オゥお疲れ。
さて、ツッコミ所はいっぱいあるワケだが―
先に前書きの話をしよう。
うp主、何を企んでる?」
ああそれな。
このss、最初はほぼ会話文だけで突き進んでたジャン?
ク「まあ、あらすじ欄にそう書いてるしな」
けど、27話辺りから地の文を書いてくスタイルに切り替えたんだよ。
ク「はぁまた何で?」
会話文だけだと表現に限界があったのと、同じサイトでss投稿してて失踪しやがった某リア友が「読み難い」とハッキリ言ってくれやがった所為ですハイ。
ク「…で、ものは試しとやってみたら?」
UAの上昇率が増えましたが何か?
ク「……結局何が言いたいんだ?」
投稿済み1〜26話をリメイクしようと思いまして、その時期をアンケートで決めたいと思うんだ。
活動報告欄にもほぼ同じ文をうpするけど、一応ここでも説明を。

リメイクといっても話の流れは変えません。ていうかメタい話来年度受験がある所為で月3話投稿すら危ういです。なので、地の文ブッ込んで表現を変えるのと、細かい所で出てしまった矛盾点を直すくらいです。後ちょっと細かいギャグや伏線の追加があるかも?
締め切りはこの回の投稿1ヶ月後。場合によっては延長アリ。
リメイク執筆のタイミングは、
1.上条編後。
2.クトの異変後。
3.東方最強伝(仮タイトル)後。
4.その他。
の中から選んで下さい。
なお、本編の感想欄に書かれた場合も一応カウントはするけど、同数の場合などはその分票を引くので悪しからず。

ク「ん、用事は済んだな。
それじゃあお待ちかねのツッコミタイムだぁ!」
生き生きとしとるなぁ…
ク「キリト編が全然キリト編じゃないのは置いといて。
今回は『ユナ』についてだな。
何でフラン絡みのオリキャラが?」
他の人の作品読んでる時に、フランの狂気をどうにかするって言うのはテンプレなんだけどな。
その解決法が、力でねじ込む、心を強くする、発散させる、元を断つ、
て言うのが殆どなんだよ。
ク「まあ東方原作でも魔理沙が発散させてるっていう描写があるらしいしな」
でも狂気が出てる時と出てない時で、性格が全然違う何てこともザラにあるんだよ。もうここまで違うんなら別人じゃね?ってレベルで。
ク「それで生まれたのが『ユナ』か。
…うp主も紅魔郷ネタだと生き生きとするな」
ククク、それほどでもぉ!
ク「(イラッ)…そんなうp主にプレゼントがあるんだ」つ
ん……ノート?…『デアスノート』?
ク「そうだノートだ。名前は書いといてやったから」
おーマジか! ありがとちょうど今ルーズ◯ーフきらしててな。
ク「そ、そうか(駄目だ…まだ笑うな…)」
……書いた文字が血文字になる(SAN値減少アイテム)とかじゃないよな?
ク「それはない」

補足説明
999体:某亡霊の数をカウントすると小町の船に乗れる(片道のみ)都市伝説のある呪われた館は関係ナイ。
キリト流フランの能力対策:物体の『目』を掌に移動させる際の『道』を無意識に切断(スペルブレイク)している。
クソ野郎:紫にデリートされた、スカーレット姉妹の父。元紅魔館トップ。
フランの幽閉を決めた。レミリアにも当たりが強かった模様。
ク「設定ちゃんとしろよ」
胸糞になるから却下。一応イメージとしては、他の人の作品だけど、先代録で出てきた奴。
いつかこうなる:クソ野郎が映姫様にしばかれた後も、フランを閉じ込め続けた事で恨まれてる自覚があったから。
小規模殺人ドール:『殺人ドール』を時を止める能力無しでキリトが真似したスペカ。キリトのスペカでは珍しい弾幕らしい弾幕。但し下手な鉄砲の賭けと牽制くらいにしか役に立ってないらしい。
ユナ:元ネタはアガサ・クリスティー原作『そして誰もいなくなった』のU.N.オーエン夫人、『ユナ・ナンシー・オーエン』から。
但しキリトは、『独立した1人』と言う意味を込めて、どっかの言葉(多分フランス? 間違えの可能性高)で『1』を意味する『ユナ』とした。
モノクロ:イメージとしては、某ようつべの実況で出てくる直訳で砂糖なフランドール。但し服はそのまま。


ク「…さて、後は上条編か」
そうだな……未だにネタが……おぉふ。
ク「―そろそろか」
? 何がsぉげぶぇ!?!?
バタッ
ク「ふっ―
計 画 通 り」(ゲス顔)
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