東方英雄伝 ~ラノベの主人公が幻想入り~ 【完結】   作:カリーシュ

56 / 56
54話の少し後。 クトがただウダウダと悩んでるだけ。

一応次回作の伏線及びネタバレが多少ある。

(誤って消してしまったので、再投稿)


エピローグ:クト

―ルルイエ

 

 

 

 

 

sideクト

 

 

 

 

 

戦闘の余波や流れ弾でボコボコになったルルイエで―

 

 

 

本来の『ルルイエ』ならばクトゥルフが、死を超える眠りについている場所に置いてある椅子にちょこんと座り、視覚を『狂わせ』て、異世界の光景を眺める。

 

 

 

 

 

 

 

かつて、憧れた光景を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、自身の手で狂わせた光景を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『デート・ア・ライブ』

 

 

 

 

 

『緋弾のアリア』

 

 

 

 

 

『ソードアート・オンライン』

 

 

 

 

 

『とある魔術の禁書目録(インデックス)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………さて、さぁて。

 

どうなることやら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

視覚の先で、幻想入りしている間、行方不明扱いされていた―時の流れを『狂わせ』て1週間程度の調整―主人公たちが、他の人物と合流した事を確認する。

 

 

 

さらに視界を限界まで広げ、それぞれの世界の不確定要素を確認。

 

 

 

 

 

「……げ、クトゥルフ神話は実在かよ。

 

―ま、あいつらなら大丈夫か。 ヤバメな教団は………モノホンクトゥルフ(それっぽい外見で)降臨で潰しておくか。

 

イザって時用にイ=スの連中とのパイプも作んなきゃなぁ」

 

 

 

 

 

行動が早いキンジがネット検索をかけたらしく、「オイコラクトこれどう言うことだッ!?!?」と、私と目をバッチリ合わせながら(どうして分かった!?)ツッコんで来るのが煩いから、さっさと接続を切って、だらしなく手摺に頭を預けて横になる。

 

この椅子、無駄にデカいから私にとってはソファーみたいなんだよね♪

 

石で出来てるからクッソ硬いけど。

 

誰だコレ作ったヤツ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……やっぱり…………怒ってるよなぁ……………ハァー」

 

 

 

 

 

つい昨日のことを思い出し、深い溜息がつい口から漏れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一週間前の宴会で―

 

 

 

あの幻想郷を拠点にすることに決めた私は、半幅脅すように、あの4人を元の世界に帰すことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この『世界』―幾つもの平行世界や異世界、異次元を内包するこの世界は、分かっていることですら矛盾があり、私にも分からないこと、知らないことの方が圧倒的に多い。 『崩壊』すら可能性の話だ。

 

 

 

 

 

おまけにあの4人があそこまで幻想郷の住人に拘ることは想定外だったし、特にキリトのEX(吸血鬼化)は、かなり驚かされた。

 

 

 

 

 

まぁそんなこんなで、元の世界に戻りたがると思ってた私は、『世界』の修正力頼みとはいえ、それぞれの世界へ与える影響を無視してあの4人を幻想入りさせていた。

 

結果、後から考えると相当な綱渡りをしていたワケで………幻想殺し影響デカ過ぎィ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ホンット、何やってンだろうな、私は」

 

 

 

 

 

それぞれの『世界』への心配は主人公たちへ丸投げし、今度は自分の心配を始める。

 

 

 

 

 

本人たちの自覚の有無は兎も角、主人公たち(無自覚ハーレム野郎)へ恋心を募らせていた少女は当然いるワケで………

 

 

 

 

 

……永遠の別れでも無いのにイチャイチャしよって………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………パル……パル……

 

 

 

―はっ!? みょんな電波受信した?!

 

つかンなことやってる場合じゃねぇのに!」

 

 

 

 

 

姿勢を戻した私は、自身が使える能力を一通り思い出す。

 

 

 

 

 

―ハッキリ言って、私の能力はかなり弱いし、使い勝手が悪い。

 

 

 

多数の能力を使える分全能に近いが、1つ1つが大幅に弱体化しているうえに、パワー不足を補う為に重複させると能力同士で潰しあい、酷い時にはマイナス要素しか残らなかったりする。

 

 

 

例えば『とある』の魔術師(運動オンチ)の能力を使うと、魔術が使える代償に、基礎運動能力が0と言っていいレベルにまで低下する。

 

その状態で『重複』で適当なサイヤ人の能力まで使うと、身体能力は増加しても元に戻る程度だし、賢さ補正で魔術なんて粗方使えなくなる。

 

 

 

……え? 『魔術師』に別の『魔術師』の能力を追加したりするとどうなるか?

 

多少のブーストはかかるけど、魔力量の上限からして、重複させればさせるほど、術式1つ1つの精度がザツになる。

 

 

 

 

 

今までは、相手に対して相性の良い能力を使ったり、高頻度で入れ替え続けてゴリ押ししてきたが……

 

いずれ通用しなくなるだろう。

 

 

 

既に、私が自分から喧嘩を売った―

 

勝てると予想して挑んで、タイマンで返り討ちにあったことだってある。

 

 

 

 

 

「………マジでどうすっかなぁ〜〜。

 

コピー仕直し―は意味無いし。

 

前に私を負かした連中の所で戦闘三昧は私の心臓が持たないし」

 

 

 

 

 

燃え尽きポーズで溜息再び。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……重力室でも作ろっかな。 能力で狂わせないと身体が変化しない私に筋トレは無駄なんだけど、辺りまで思考が彷徨って、別の事も考えておかなくちゃいけないことを思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの4人を『いつ』幻想郷に連れてくるか、だ。

 

 

 

 

 

原作が進めば、それだけ向こうに情が湧くだろう。 けれど、アイツらじゃないとストーリーが進まず、最悪の場合、その世界の崩壊に繋がる。

 

 

 

 

 

「………1年半位が丁度いい、かな。 伏線さえ張って貰えば、後は私たちでボコれるし」

 

 

 

 

 

『精霊をデレさせて封印する』必要がある士道には、ギリギリまで留まってもらわなければならない。

 

干渉するならDEMとの決着前後で割り込むかな。 最後まで発売されてないから、時崎狂三(ザフキエル)は保留。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とすると、

 

 

 

『緋弾のアリア』なら緋々神の一件が片付いた直後。

 

 

 

 

 

『ソードアート・オンライン』は……

 

あの厨二天使(笑)(ガブリエル・ミラー)にラース関連の情報を少し流して興味を刺激してやれば、勝手に加速して1年半以内に原作が終わるだろ。

 

考えてみれば、ここも私は戦力にならないんだよなぁ。フルダイブ酔いが………今思い出しても………ウップ。 酔い止め(アンブレラ社製)効かなかったしぃ……

 

 

 

 

 

『とある魔術の禁書目録』は、第三次世界大戦が終わった直後だな。

 

確か―グレムリン、だっけ? あの水ぶっかけて夜中に食いモン喰わすとヤバくなる連中。(←グレムリン違い)

 

カミやんがフィアンマをそげぶした後でひょっこり出て来た連中なワケだから、潰すにしてもそれくらいまで待たなきゃならんのよな。 つか詳細が分からんって面倒くせぇ。

 

 

 

取り敢えず、オティヌスは可愛い。

 

コレだけ分かっていればおkだ。(どこが?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………戦う可能性があって、ヤバそうなのは―

 

デアラならアシュクロフト、ウエストコット、あとフルクナシス、だっけあの艦? DEMは士道がキレたら一掃出来るだろうから、実質相手はラタトスクだけだな。

 

 

 

緋アリは0課とN―特にネモとモリアーティ。 『神隠し』との関連を疑われたらバスカービルもやり過ぎない程度にあしらわなきゃな。

 

 

 

SAOはガブリエル・ミラーとの接触、あとフラクトライトの行く末の補助だから私が戦う事はないな。 精々UW大戦に参加する程度か? まぁそれは紅魔館の連中でも放り込めば、後は勝手に暴れるだろ」

 

 

 

 

 

一旦ここまで考え、残りの1つに頭を抱える。

 

 

 

 

 

 

 

「……で、問題は『とある』の新約編だよなぁ………パワーインフレが頭オカシイし敵の数もトチ狂ってるし。

 

オマケにクトゥルフ神話関連の知識持ちの可能性大だから、高確率で『神隠し』の主犯に疑われるだろうし。

 

つーことは何? 最低でも学園都市とイギリス正教と、フラグの立ち方と私の知らない設定によってはグレムリン、上里勢力&その後の連中まで相手にしないといけないの?

 

中ボス格ならなんとかなるけど、ラスボスsとか私ムリなんですケド。

 

明らか私より強そうなのがいるんですケド。 Level5とかアレイスターとか魔神とか理想送りとか。

 

て言うか一方通行(アクセラレータ)って、前に能力コピーしに挑んだらコピー出来たのが奇跡のレベルで瞬殺されたんですけどぉ!!」

 

 

 

 

 

限りなく悲鳴に近い叫びが漏れる。

 

 

 

向こうを殺る気にさせる為に打ち止め(ラストオーダー)を気絶(コナン式麻酔銃使用)させたら、まさかの初っ端から黒翼ブッパだもん。 木原クンと同じ運命を辿ら(流れ星になら)なかっただけマシか?

 

四肢は吹っ飛んだケド。

 

 

 

 

 

「……と、とり、取り敢えず、一旦傍に置こう。 昔の事を一々振り返ってたら幾らSAN値があっても足りない。

 

 

 

―あの4人はそれでいいとして………十中八九ついて来るだろう『オマケ』はどうするかな。 幻想郷のキャパだって無限にあるわけじゃないんだし」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜邪神知恵熱発生中〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―よし、その時の私に任せよう」

 

 

 

……? 今「それだけ考えて丸投げかよ!?」って聞こえた気が……

 

ま、(どうでも)いいか。

 

 

 

 

 

「やっぱ私には戦いが似合ってるってワケよぉっ!!」

 

 

 

 

 

とりま知り合いに押しかけまくるか! ついでに植物の種集めじゃい! 私の53万のコミュ力で得た友人関係をフルに活かすぜい!!

 

 

 

 

 

「さーレッツゴー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―と言う訳で、景気付けにゆかりんに夜這いに来たんだ。 だからそこをどけぇぇぇらぁぁぁぁぁぁん!!!」

 

 

 

 

 

今何処にいるかって?

 

マヨヒガですがなにか?

 

 

 

 

 

「どう言う訳!?!? そんな理由で退く訳がないだろう!!!」

 

 

 

「ふ、そうかい」

 

 

 

「? わ、分かったならさっさと帰れ!

 

(いやにあっさり引き下がった気が―)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―あ! あんな所で橙が見知らぬ奴とデートしt」

 

「ナニィ!?!? どっ、どこだ―」

 

 

 

「ウソだピョン☆

 

クケケ、スキだらけジャン!!」

 

 

 

「な!? し、しまった、待て!!」

 

 

 

 

 

イヤッホー! 今の私を止める事など出来ぬぅ!!

 

 

 

 

 

「―ふぁぁ……藍? 騒がしいわよ―」

 

 

 

「ゆっかっりちゃーん!

 

(意味深な意味で)あっそびっまsy

 

「『ぶらり旅』」

 

おやくそくっっ!?」

 




主人公s帰還後のワンシーン。



フルクナシスにて

琴里「最近士道が厨二な題名の本を読み始めたわ。 こっそり内容調べて弱味にしてやるわ!」



30分後。



琴里「いあ!いあ!くとぅるふ!ふたぐん!」

神無月「司令!? 一体何が!?」

クト(喚ばれたと思ったら気のせいか)







学生寮にて

キンジ「―ッ!? またピチュった! レミリア強ッ!」

理子「あのキンジが、女キャラばっかりの同人ゲーに手を出した……だと……っ!?」







桐ヶ谷宅にて

直葉「最近お兄ちゃんのリアルでのお菓子作りスキルが高くて、体重計が怖い件について」

明日菜「最近猛暑が続いて暑い」



自室

和人「かりちゅまがたりない」(←重症)

異空間

クトゥグア「見つけた」(←犯人)







学生寮にて

上条「土御門ー、飯作り過ぎたから手伝ってくれー」

土御門「(結局、あの時の夢は一体…?) カミやん、ビンボーなんだから買い物は考えてするny―

……マジで多くないか?」

(ざっと10人前。)

上条「つい癖でな。

つっても、材料はコレだけだぞ」ピラッ

(レシート。 精々2人前分。)

土御門「ウソだっ!?!?」





補足説明

クトの戦闘力:一対一の戦闘で、神性でも無い相手に本気で負けることが何度かあった。

グレムリン違い:クトが言ってるのは映画「グレムリン」の方。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。