面倒くさがり屋がIS学園に行く   作:抹殺完了

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第3話 Rの歴史

「何時も思うが姉さんは凄く軽いな」

 

シャワーを浴びた私とマドカは、服を着替えた後私はマドカにおんぶされながら、白く無機質な通路を歩く…いや歩いてもらっています、全く此れはとてもとても楽チンです、自分は移動という労力を使用せずに目的に行ける。

 

正に昔のアニメに出てきた不思議な扉だ

 

「私には四肢が有りませんし、其れに私にはの身体は9歳程度で固定されてますから」

 

マドカの純粋な質問にそう言って答える、私の幼体固定技術は一般というかR9/0が使用した幼体固定システムよりも言ってみれば反人道的です。

 

実際幼体固定自体、普通に考えれば非人道的ですがR-9/0が使用する此れは14歳から固定しますが、私の此れは9歳から固定されました。

 

9歳なんて誰にも分かるように子供で小学3〜4年生に相当する、そう考えるならこのシステムを開発したR-TYPE世界の軍は些細ながら人道的と言えます、ほんの少しですが。

 

「そうか…すまない、嫌な事を思い出させて」

 

顔が後ろに向いていないので表情は分かりませんが、恐らくは申し訳なさそうにしてるでしょうが…たかが四肢切断、しかも平和的に麻酔を使用しての切断です。

 

前の様にいきなり激痛と共に地面にトマトケチャップを滴らせながら自分の腕が落ちてる様な事なんてもう二度と御免です。

 

まったく…嫌な事を思い出してしまいました

 

「いえ、問題ないですよ」

 

例え嫌な思い出を思い出したとしても私は大人です、口には出しません…幼馴染みや友人、イカれた妹なら話は別ですが、今はそんな三人ではなく血の繋がってい無い妹です、なら口には出しません。

 

えぇ出しませんとも

 

「其れに不便ですが…私にはマドカが居ますから問題ないです」

 

そう私でも丁寧に扱ってくれているマドカには一定以上の好感は持っています、えぇ其れは毎日顔を合わせて居ますし冗談抜きでおはようからおやすみ迄です、流石に性欲処理はさせていません…と言うかマドカが余りにもウブすぎて手なんか出せませんでした…手足なんて有りませんけど。

 

「……そう言うのズルいぞ姉さん…」

 

私の感謝の言葉に照れ臭そうにしながら嬉しそうにそう言います…恐らく今のマドカの顔は真っ赤になっているかもしれません。

 

 

 

 

 

そんなやり取りをしていると私たちの前に扉が現れました、この扉の先に私達を呼び出した研究者が居ます。

 

 

マドカが戸惑いなくドアのスイッチを押し、軽い音を立てながら扉が開かれる、中にはキ○○イ集団 TeamRTYPEと亡国企業実動部隊 モノクローム・アバターのスコール・ミューゼルとオータムが居た、そしてその背後には私の生身の身体を犠牲にまでして手に入れた、地球軍の対バイド決戦R戦闘機そして第4次バイドミッション オペレーション“Last Dance” の要とも言える98機ものR戦闘機の全てを集約した決戦兵器にして究極の汎用異相次元戦闘機(究極のR)

 

究極互換機 R-99 機体コード ラスト・ダンサー(最期の舞踏者)

 

がまるで私を待っていたかの様に静かに待って居た、そう私はこの為に前にいた世界の様に四肢を投げ売り、機械の腕そして脚に換装した。

 

そうまでして何故私はこの手に余る程の力を欲した?

 

力だ、其れも圧倒的かつ何よりも誰よりも悪魔にもありとあらゆる者全てを超越する力を欲したのだ、全ては面倒を回避する為に

 

強過ぎる力はかえって面倒を引き起こすが…弱いよりは遥かにマシだ、其れにどうせ私や幼馴染みの他の転生者…名前は忘れたが、其奴が面倒を引き起こす元凶になる予感がする、単なる感だが…なら面倒を引き起こす元凶よりも圧倒的其れこそ相手の手足が動かす前に相手を100回殺せる程の力を欲した。

 

だが…だ、如月優いや…シャーリー・バレンタイン

 

相手が面倒を引き起こすならその相手がもう二度と面倒を起こせない様に叩き潰してしまえばいい…だけど決して決して自分が面倒を起こさない様にしなくてはならない…そう、強過ぎる力を持った者は必ず力に溺れ面倒な結末を迎える事になる。

 

「さあシャーリー・バレンタイン、進みたまえそして触るんだこの決戦兵器に」

 

腐れ開発チームの研究者が興奮を隠さずにそう言う、そんな研究者に溜息を吐きながらマドカと共にR-99の元に歩む。

 

青くそして全てのRの源流 R-9Aアローヘッドに近い姿のR-99にマドカに抱き抱えられながら触れる。

 

そして……

 

 

 

 

 

 

 

此処は?

 

確か私はR-99に触った筈…だが此処は?

 

何故私は宇宙に?

 

そう、私は今何もない正に死の空間と言える宇宙に居た、何故かは知らないが取り敢えず言わせて貰いたい、何故こうなった?

 

そんな事を考えている私のすぐ横を凄まじい速度で通り過ぎるナニカ

 

其れも一つではない何十もの色が付いたナニカが私の横を通り過ぎ…いや幾つかは私を貫いて行った、つまり今の私には実体がない?

 

何てオカルトな……いや、今はそんな事はどうでも良い、さっき一瞬私の横を通り過ぎたナニカは戦闘機だしかもR戦闘機だ、理由としてはR特有のキャノピーがナニカには搭載されていた、そしてそのR戦闘機らしき物が数十機…そして場所が宇宙空間。

 

まさか……第1次バイドミッション?

 

つまり…未完成品のR-9A大隊による、バイドコア攻略戦

 

オペレーション アローヘッド?

 

そして私が居た場所が歪み

 

 

 

 

宇宙開発から人間の街…日本人なら誰でも分かるあの塔…東京タワーが歪み、東京の街も燃え盛っていた、街には逃げ惑う大勢の人

 

空には人類の敵そして覚めない悪夢 バイドが飛び

 

そして…そのバイドを撃破せんとR-9A2 機体コード デルタ、RX-10 機体コード アルバトロス、R-13 機体コード ケルベロスが空を舞う。

 

此れは……RTYPEΔ

 

そして…地球圏にバイドが侵攻してきたサタニック・ラプソディ事件、そして…其れを鎮圧した三機の英雄。

 

三機の英雄機が私の側を通り過ぎ…また空間が歪む

 

次の場所は四機のR戦闘機が巨大なバイドと戦っている場面だった

 

四機の内三機は第1次バイドミッションで活躍したR-9A アローヘッドで最後の一機はそのアローヘッドのアッパーグレードした機体、そして狂気の機体 R-9C 機体コード ウォーヘッド通称 突き抜ける最強

 

三機のアローヘッドの内二機のアローヘッドはバイドにより撃破され、そのすぐ直後…R-9Cの拡散波動砲そしてアローヘッドのスタンダード波動砲を受けバイドが消滅、そしてR-9Cとアローヘッドは脱出しようとするが、アローヘッドは逃げ遅れ、唯一R-9Cが脱出が出来た。

 

 

 

 

「……さ………ん…さん……え…さん…えさん…!姉さん‼︎」

 

「此処は…私は確か……」

 

マドカが私の名を呼び、意識が覚醒する

 

「よかった……姉さんが無事で…」

 

そう涙目になりながらマドカがそんな事を言い付いマドカの頭を撫でようとする……………撫でようと?

 

私の手足はない筈なのに何で頭を撫でようと出来た…いや其れよりもこの手は何だ?

 

青色の機械の腕そして脚があった…つまり此れはそう

 

「おめでとうシャーリー・バレンタイン」

 

「ありがとう」

 

感動の表情を隠さない研究者に苦笑しながら、そんな事を言いながらR-99の腕部、脚部パーツの動かしながら確認する、特に問題はない。

 

こうして私はR-99の起動を成功させる事が出来た、疑問なのが何故R-99が私に各R戦闘機の戦いの歴史を見せたのか………恐らくは自分達の事を知ってほしい為に先の映像を見せたのだろう。




主人公から敬語が抜けた場合は其れが主人公の素です
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