他にも書いてる奴更新しないで新しいの作るとかなんなの…雪の変人です。
実はアニメだったり漫画だったり原作だったりをやって見てしたら書きたくなった。ただそれだけです。
設定が固まりきってないあたり不安定な作品です。申し訳ありません。
更新は不定期かつ亀更新ですので悪しからず。
朝 久遠寺家
「…おはよう…ございます…」
「ン。おはよう。」
私の名前は
そして私の挨拶に返したのはメイド長である
彼女は今朝食の準備のためこちらを向かずに挨拶を返したが、今手が空いたようでこちらを向いた。
「あーあーまた寝ぐせとかちゃんとなおせてない。ほら、こっち座って。」
「…はい…」
私はどうも自分の身の回りのことがうまくできないので、いつも皆が起きる前に起きて朱子にやってもらっている。
「はい、これで寝ぐせはオッケー。で、髪のセットは自分でできる?」
「…うん…多分。いつもごめんなさい…」
「いいのよ。可愛い妹…じゃなかった。弟だしね。」
「…ありがとう…姉様。」
弟…というが血がつながっているわけじゃない。なんというか弟分みたいなもの?かな。
あとなんで『妹』と言ったのか。これは私が基本メイド服を着ているから。というかぱっと見は女性だからかもしれない。
姉様と呼ぶのは…なんでだろう?そう呼びたいとおもうから…かな?
「…じゃあ…着替えてくる…」
「はいよ。」
私は1階の厨房から2階の自室へ上がっていく。2階、3階と皆はまだ寝ているみたいだ。
着替えを済ませ、そして髪のセットをする。セットの内容はエクステをつける、ただそれだけ。なぜ着け」るか。それは見た目がそのほうがいいから…らしい。皆が…というか森羅様をはじめ、さっきの朱子や夢お嬢様がいうから。私はあまり容姿に興味がないので皆のいうことに従っている。そのことから私は男であるにもかかわらずメイド服を着ている。それも森羅様が言うからだ。
曰く『そのほうが楓は可愛いな。これからは日常ではメイドとして仕えるんだ。』
ということだ。…可愛いってなんだろう…?
ボワァーン
銅鑼の音が響く。これは使用人達の起床時間の合図。これを元に使用人は皆、目を覚まし、支度をし、1階厨房前に集まる。その銅鑼を鳴らすのは基本皆の朝食を作る朱子の仕事だが、稀に私がやったりもする。
「…姉様…私が代わります。」
「ありがと。他の皆が来たらしっかり挨拶。忘れないようにね。」
私がコクリと頷くと彼女はまた厨房に入って朝食の準備の続きに入る。その間に私は銅鑼を鳴らす。
「あ、楓さん。おはようございます。」
「…おはよう…ハル。」
最初に来たのは清原千春。彼は夢お嬢様の専属で、他に掃除全般を担当している。
「今朝もお早いですね。」
「…寝癖…うまく直せないから…」
いつも通り朱子さんになおしてもらったんですね、と会話がつながる。しかし私はそこまで会話が得意でないのでそこで会話は途切れる。数秒の沈黙の後にもう一人降りてくる音がする。
「おはよう。二人共早いな。感心感心。」
「おはようございます大佐。」
「…おはよう…パパ…」
「む、パパとは呼ばないでくれとあれほど言っているのだが…」
私がパパと呼んだのは大佐、本名を
「呼んじゃ…ダメ?」
「むぅ…そんな目で見るのは反則だ。ダメとは言わんがあまり言い回るなよ。」
私は頷く。その間に上でバタバタと音がする。一番遅いのはまたあいつかと皆で話す。
「おはようございます!」
「うむ、おはよう。」
「おはようございます。」
「…おはよう…ナトセ。」
最後に到着したのは南斗星。夢お嬢様の専属で主に庭の手入れと警備の担当。私と逆で女性だけど執事服を着ている。動きやすいからという理由らしい。
遅かったなどといっている間に厨房から朱子が出てくる。
「お、揃ったわね。雅に点呼開始!」
「スペシャルな数字。ナンバー1だ。」
「トゥー!」
「3だよ。」
「4です。」
「…5番…」
1から順に大佐、朱子、南斗星、千春、私。
「よーし、じゃあ楓、今日の生活目標!」
「…視えないものにこそ目を配れ。」
「今日はしっかり、自分のいつも気づかない所に目を向けて!」
各々が了解の声をあげ、厨房内のテーブルにつき、朝食をとる。
「…いつも美味しい…朝ごはん…♪」
「お、楓ご機嫌だな。」
「…うん♪」
私が笑顔でパンを頬張るとなぜかほんわかな雰囲気になる。
「…ごちそうさま…」
「ン。お粗末さま。」
私は食器を流しに置いていつもの様に未有様を起こしに向かう。他の皆も各々の役割に徹する。
久遠寺家3階。ここは三姉妹の部屋がるフロア。ちなみに2階が使用人のフロア。
コンコン
「…未有様…起床時間です…。」
「ええ、起きているわ。いつもありがとう。」
未有様は基本一人でなんでもするので専属は必要ないとのこと。でも一応形だけと大佐と私がついている。
だが一応私は起こしにいったり、外出につきそう等はする。パパ…大佐がそうしろというからだ。
目の前のドアが開き、未有様が出てくる。
「おはよう、楓。」
「…おはよう…ございます…。ご予定の確認は…。」
「いいわ。いつもどおりよ。…いや、今日は街へ行こうかしら。楓、ついてくる?」
「…お供します…。」
今日の予定が『自宅警備』から『街におでかけ』に変更になった。
「…言っておくけど自宅警備ではなく、情報収集よ。ただネットで遊んでるわけではないわ。」
「…なにも言ってません…。」
「…そう?」
顔にでていたわよ、と言わんばかりに見る。
「…申し訳…ございません…」
「別にいいわ。さ、朝食を摂りにいきましょう。」
そう言って私の前を歩く。私はそれについていく。
昼 七浜総合駅前
駅前は人で賑わっており、気を抜くとはぐれてしまいそうだった。総合駅とだけあって電車の量も多く、またいろいろなお店だったり娯楽施設だったりとがかなり集まっている。
「…あまり…離れないで…くださいね…?」
「…あなたまで私を子供扱いするのかしら?」
そうは言うけどどっからどう見ても未有様は子供にしか見られない容姿。これでどう20代とみられるんだろう…?
「…そんなつもりでは…。」
「ふふ。わかっているわ。でも、もしはぐれても楓ならすぐに見つけられるでしょう?」
「…もちろんです…。」
伊達に警備や隠密行動をしてはないです。と付け加える。すると、『それは頼もしいわね』と返され、そのまま前を歩く未有様。
「…未有様…お待ちください。」
「どうしたの?」
「…これを。」
私は麦わら帽子を差し出す。
「…陽射し…強いので…。」
「そうね。ありがとう。」
私が差し出した帽子を受け取り被る。…一層子供っぽさが増したような気がした。
「さて、どこから行こうかしら?」
「…倉庫街…出店の準備中…」
「それはいい情報ね。見に行ってみようかしら。」
そう言って倉庫街に向かって歩き出す。私はそれを追うようにして歩き出す。
私たちの近くで七浜についてちょっと話している男女の声がした、七浜に初めてきた。そんな感じの声。その時の私はただの観光客だと思い、その声を聞き流した。
夕方
「なるほどね…いい知識になったわ。」
「…未有様…そろそろ…」
「わかっているわ。帰りましょう。」
そう言って帰路につく。途中では今日あったことのまとめなどについて話し合った。このことが未有様の夢への一歩につながるように。
夜 久遠寺家
久遠寺家では使用人も一緒に食事を摂る。それが普通だ。
「…いただきます…♪」
「はぁ~今日も可愛いなぁ楓は…あ、未有も可愛いぞ。それはもう愛でたいくらいに…」
「やめて姉さん。食事中よ。」
もうつれないなぁと続くと自分の食事に手を付ける森羅様。
彼女がこの家の当主であり、三姉妹の長女。七浜フィルハーモニー楽団の指揮者をしており、その実力はテレビや雑誌で取り上げられるほど。今は家なのでだらけているが、仕事の時の真剣な姿は見惚れるほどだ。
「はぅ~’濃い’って難しいなぁ~…」
「どうしたの、夢。」
「いやぁ~実はね…」
私の向かい側の席で話し始めた二人、一人は朝一番遅かった南斗星、もう一人は三姉妹の末っ子の夢お嬢様。
彼女は個性がないことをコンプレックスに思っているのかよく目立とうと努力している。趣味にアマチュア無線だったり、モールス信号が完璧だったりと色んなところでマイナーと呼ばれるが私は逆にすごいと思う。
「楓、ちょっといいかしら?」
「…はい…?」
私に話しかけてきたのは未有様。三姉妹の次女。彼女は子供っぽい姿をしているが20代、大学を飛び級で卒業している天才少女。IQ240を誇る。今は卒業直後でニーt…フリーターということになっている。一応起業準備に徹しているらしい。
「今、なにか悪いこと考えてなかったかしら?」
「…めっそうもない…です…。」
なんで私の考えてることがわかるんだろう…?
「そう、ならいいわ。で、明日の予定なんだけど…」
わいわいとした食事の時間もすぐに過ぎていく。そんな夜…
主人公 美秋 楓 ♂ 14歳
外見は綺麗な顔立ちで身長は年齢の平均身長より少し低め。痩せ型。
髪はショートだが日常ではエクステでロングにしている。
一人称は私、あまり話すことが得意でないので切れ切れに話す。無口な面も。いろんな面で無関心なので無口になりがち。必要ないことはあまり話さない。また、精神的に幼い面がある。大佐をパパと呼んだり朱子を姉様と呼んだり…
久遠寺家では未有の専属及び隠密機動担当。戦闘能力は大佐に鍛えられた+もとよりの才能。
基本的になんでもそつなくこなす。そのためか反省会に出ないこともちらほら。
森羅を中心に夢、ベニによくメイド服などを着させられていたため、基本の服がメイド服になってしまった。
日常ではメイド服に黒髪ロング(エクステ使用) 隠密行動時はショートで執事服