職業 探偵 副業 HERO   作:モッツァレラ先輩

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感想ありがとうございます。とても励みになりました。

スペーススクワッドの予告編が公開されましたね
自分はデカレンが大好きなのでとても楽しみです。

仮面ライダーでも刑事ライダーが集まったスピンオフとか出ないですかね……


そして独り立ちの時 1

高校生3年となった俺、鳴海 翔太郎は珍しく学生らしく進路のことについて悩んでいた。真面目に勉強はしていたため地元の大学レベルには問題なく合格できるレベルとなっていた。

だがそれではつまらない。せっかくの2回目の人生だ。

前世のように社畜になるのではなく何かロマンのある仕事をしてみたい。そう思った俺は前世云々の事は隠し、両親と相談しようとしていた。

 

かねてから思っていた某仮面のヒーローのように探偵なりたいと思っていた俺は思い切ってそれを打ち明けた。

思った通り反対はされたが、いくつかの条件付きで探偵業を許してもらえた。

 

1、大学にも行きながら仕事をすること。

2、大学卒業までに安定した収入を得られなかったら、親父のコネでヒーロー事務所の事務として働くこと。

 

この条件の元、俺は探偵を始めるために1歩踏み出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学入学後、俺は親父が祖父から相続した商店街外れの空き家に探偵事務所を構えた。名前は『鳴海探偵事務所』

あの『仮面のヒーロー』のように悪の組織と戦おうなんて思ってはいない。俺に戦う為の力はないからだ。

 

ともあれ俺の小さな夢は叶った。あとはのんびりと安全に過ごしていこう。そう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

探偵事務所が開いてからぽつぽつとは仕事が舞い込んできた。大学の課題とかもやらないといけないから丁度いい。

仕事の内容は、逃げたペットの捜索、ストーカー対策の護衛、一人身となった近所の婆ちゃんの話し相手などなど。

 

至って平和な街だったが最近はそうでもなくなったようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コンビニ強盗?『個性』持ちの!?」

 

「そうなんだよ、翔ちゃん!はよ来ておくれ!このままじゃケガ人が!」

 

依頼は近所のコンビニへ押し入った強盗への対処。俺は『無個性』だから本業のヒーローを呼んでくれと言ったものの……

 

「もちろん連絡したさ!でもあのダメヒーロー、

『コンビニ強盗なんかでいちいち出動してられるか』

なんて言って出てこないんだよ!」

 

「頼むよ、翔ちゃん!アンタだけが頼りなんだ!」

 

……ヒーローが動かないとなればせめて警察が来るまでの時間稼ぎをしなければ。俺は理髪店の夫婦に連れられ現場へと急いで向かった。

 

 

 

 

 

現場へは向かったものの、どうやら店員が金を渡したようだ。

下手に逆らったらケガなんてものじゃすまない。強盗犯はそのままバイクで逃げ出そうとしていた。

 

流石に逃げるのは見過ごせないので、危険だが賭けに出ることとした。

 

 

 

先日免許をとり開業祝いで親父に買って貰った愛車のホンダ CBR1000RRで特攻。バイクに乗ろうとしていた相手は見事に転倒、そのままバイクに押し潰された。

そのスキに俺は現金の入ったバックを蹴り飛ばし、犯人の手首を掴んで捻り抑え込む。

なんとか警察が来るまで抑えこもうと思った瞬間、俺は犯人の『個性』と思わしき攻撃を受け吹っ飛んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「テメェ!よくもやってくれたなァ、アァン!?」

 

見れば犯人の身体は勢いよく肥大していた。恐らく身体能力強化の『個性』。

そうあたりをつけた俺はすぐ立ち上がって戦闘の体勢をとる。

 

「おっちゃん!周りの人離れさせろ!」

 

「いや、でも翔ちゃ「いいから早く!」わ、わかったぁ!」

 

周りの人が離れていったのを確認し、俺は犯人の方を向いた。中学の時に戦った不良のようにうまく行くわけがない。

気を引き締めようとした瞬間、俺は地面に叩きつけられた。

犯人が俺の首を掴み地面に押し付けている。

 

「邪魔なんかしてくれやがってよぉ!覚悟出来てんだろうなァァ!!!」

 

マズイ……息が…苦しい……

 

俺が意識を失う前に見たのは、何か大きなものが空から降ってくるところだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意識が戻ったのはすべてが解決したあとだった。その場に急行したと思われる警察からこっぴどく説教されてしまった。来るのが遅いんだよ……

なんでも俺が意識を失う前に見たのはかの有名なナンバーワンヒーロー『オールマイト』だってらしい。現場への移動中、見かけたので立ち寄ったとのことだ。

犯人を1発で沈め、俺を救出したあとまたすぐに飛んで行ったらしい。

念のため病院に搬送されたが何事もなかったためすぐに事務所へと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事務所の外には愛車のバイクがところどころ壊れた状態で置かれていた。後日聞いた話だが、理髪店のおっちゃんが事務所まで運んだらしい。

知る由もない俺は首をかしげながら事務所に入ろうとしたが、何者かに後ろから声をかけられた。

 

「ねぇ、あなたさっきコンビニ強盗にコテンパンにされてた人?」

 

「えぇ…そうですけ…ど……」

 

なにこの人。

あまりにも美人で一瞬見とれてしまった。しかもなんだこの『仕事できるオーラ』。間違いなくストライクゾーンだ。

 

「私の顔に何かついてるかしら?」

 

「い、いえ何も…依頼の方でしたらどうぞ中へ」

 

突然の事でドキドキしながらも俺は事務所中へと彼女を案内した。

 

 

 

 

 




お読みいただきありがとうございます。
あと2話ほどで変身出来るはずです…多分……

最後の女性は一応シュラウド役みたいなものです
次で変身に必要なものとかが揃ってくると思います。
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