私は天使なんかじゃない   作:月詠ウサギ

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地雷原

  地雷原。

  その意味はただ一つしかない。

 

  「ここから先には進むな」

 

  物理的に。

  精神的に。

 

  それは拒絶を意味する。

  拒絶?

  拒絶。

 

  「ここから先には進むな」

 

 

 

 

 

  エンクレイブラジオ。

  ジョン・ヘンリー・エデン大統領の演説。

 

 

  『こちらは温かさと理性の声を届けるエンクレイブラジオ』

  『ここで例的な引用を。大統領ジョン・ヘンリー・エデン自身が貴方の心に届けよう』

  『仕事をこなすのは何故やらなかったのかを説明するよりも簡単だ』

 

  『ハロー。偉大なるアメリカよ。こちらはエデン大統領。対話の時間だ』

  『私はケンタッキーの田園で子供時代を過ごした。少年にとって最高の親友もいた。大切な年老いた犬ハニーだ』

  『あの頃の冒険。ノブクリークからホッジゲンビルまで歩いたものだ』

  『あの頃は度胸があって、責任などなくて、楽しくて、一体感があった。それは少年にとって完璧な日常だった』

 

  『アメリカ国民よ。1つ聞かせて欲しい』

  『どれだけの子供達が同じ事を言えるのだろうか?』

  『どれだけの若者達が本当に幸せで安心を感じているのか?』

  『我々は答えを知っているだろうか?』

  『NOだ』

 

  『アメリカの子供達は危険で意味を持てない日々を過ごしている』

  『希望も幸福も存在しない』

  『世界が変わる、今、ここで。この瞬間からこの偉大な国家の全ての子供達は国家の最優先事項だ』

  『エンクレイブは国内の全ての学校を修復し、全ての青年用学業の復帰を約束し、全ての家庭に必要なカウンセリングと資金援助を行おう』

  『我々はキャピタルウェイストランドに暮らす貧しい孤児達を資格を有するに値する大人に養育させる』

  『我々はアメリカの家族を再建しかつての姿、あるべき姿を取り戻す』

  『我々はかつて未来を作る事を共通の価値としていた』

 

  『アメリカ国民よ。覚えていて欲しい』

  『エンクレイブはこの国に栄光を取り戻す為に休まず働いている。君達に唯一必要なのは少しの忍耐、少しの信念だ』

  『ではまた次回』

  『大統領ジョン・ヘンリー・エデンから、さようなら』

 

 

 

 

 

  「うっまぁー☆」

  モリアティの酒場。

  私はいつものカウンター席に座って食事をしていた。お昼ご飯だ。

  パクパク☆

  おそらくは新鮮性には欠ける(200年前の缶詰食べてる世界ですから仕方あるまいよ)のだろうけど、新鮮だけが売り物だった機械で精製されたまっず

  い食べ物しかなかったボルト101よりよっぽどおいしい。

  体に悪いけどおいしい。

  悪徳の喜びってやつかなぁ。

  ……。

  ……もちろんボルトにもおいしいものはあった。

  ロールケーキとか。

  ただよっぽどの事がない限り美食にはありつけなかったのは確かだ。外部と遮断された世界だけに食料の供給は徹底的に管理されていたからだ。

  「うまいかい?」

  「うまい☆」

  「そいつはよかった。その笑顔を見ていると俺も嬉しくなってくるぜ」

  バーテン兼シェフのゴブは笑った。

  彼はグール。

  強い放射能を浴びた結果、外観がゾンビのようになった人類の総称がグール。生殖能力が失われる代わりに不死に近い寿命を持つという。

  毛嫌いする者も多い。

  酒場は繁盛しているもののあまりゴブとは目を合わせないようにしている客が多い。

  目を合わせる奴もいるけど大抵は嘲りと憎しみが込められている。

  何故?

  簡単よね。

  化け物として見ているからだ。同じ人間には見ていない。

  確かに理性を失ったフェラル・グールは化け物でしかないもののグールは理性を持った人間だ。そもそもここにいる客達だって全員放射能の影響を受け

  ている。何らかの形で旧時代の人類とは異なる遺伝構造を持っている。私だってメタヒューマンだ。

  ゴブが嫌われる理由は姿形が異なる。

  ただけそれだけだ。

  「ねぇゴブ」

  「ん?」

  バラモンステーキを頬張りながら私はラジオを指差す。

  カウンターに無造作に置かれたラジオだ。

  さっきまでエンクレイブラジオを放送していたが今は大統領は黙り、ラジオは軽快な音楽を流している。

  「エンクレイブって結局何?」

  「前に言わなかったか?」

  「聞いたような聞かないような」

  「再放送だよ。エンクレイブなんざ存在しないのさ。ネイサンはいつか大統領が助けてくれるって信じてるみたいだけどな」

  「ネイサン。ああ、彼ね」

  前に会った老人だ。

  エンクレイブがアメリカ政府の正当なる後継組織だとか言っていた気がする。

  興味?

  そんな食べ物は知らんクマ(ペルソナ4のクマ風味)。

  政府も大統領も私の問題じゃない。

  人生には関係ない。

  私はパパを探しにモグラから人間になったのだ。

  じゃあ何故聞いた?

  世間話の一環。

  「うっまぁー☆」

  モグモグ。

  バラモンは既にお馴染みの二つ頭のある牛。放射能の影響の牛さんだから……きっと食べたら体に悪いんだろうけどおいしい。もちろんゴブの焼き加減

  もあるんだろうけど美味です。噛むと肉汁が『じゅわぁー☆』と溢れ出る。

  「ゴブはどこから来たの? 生まれはどこ?」

  「アンダーワールドだよ」

  「アンダーワールド?」

  「ワシントンDCの地下にあるグールの街さ」

  「へー」

  「こっちで一旗上げる為に出て来たのさ。……で、まあ……その結果ここにいるわけだけどな」

  「へー」

  「ここから動けないんだ。モリアティに借金があってそいつを返すまで自由になれない。あいつ部屋代も飯代まで取るんだぜ」

  「ふぅん」

  「もしアンダーワールドに行く事があったらキャロルに無事だって伝えてくれ」

  「分かった」

  頷く。

  ワシントンDCは現在では廃墟らしい。

  いつ行く事になるのかは分からない……というか行くのすら不明。でも人生はどう転ぶか分からない。

  行く機会もゼロではない。

  「ハイ。元気してる?」

  その時、華やかな声が背後から響く。

  振り向くまでもない。

  いやいや礼儀的に振り向くけど声で分かる。ノヴァ姉さんだ。

  「ノヴァさん」

  「毎日順調に行ってる? ボルトから来た英雄さん」

  「まあ、ボチボチですね」

  順調とは言い難い。

  まだパパの居場所は分からない。唯一知っているモリアティは情報料を吊り上げるのでままならない。どちくしょうっ!

  資金&装備ゲットの為にメガトンの為に働く毎日。

  西にレイダーの集団がいるとルーカス・シムズに言われれば討伐に行き、東に金目の物があると聞けばビリー・クリールと宝探しに行く日々。

  順調?

  これって順調なのかなぁ。

  ただまあメガトンの住民の信頼は得ているのは確かだ。

  お陰様でルーカス・シムズが私の為に家を建ててくれている。いつかパパと一緒に住みたいなぁ。

  「ねぇミスティ」

  「はい?」

  「貴女はとってもチャーミング。……疲れた心と体。優しく癒してあげましょうか?」

  「是非お願いします☆」

  「……」

  「お姉様☆」

  「……」

  ドキドキ☆

  そりゃ健全な19歳なわけですから色々と興味はありますよ。

  ドゴォォォォォォォォォォンっ!

  『……っ!』

  突然扉が蹴破られた。

  全員飲み食いする手を止める。

  「一兵卒っ!」

  「うっわびっくりしたーっ!」

  保安官助手のクリスティーナだ。

  保安官助手であり軍人娘でありツンデレでありボクっ娘であり同性愛者のクリスティーナだ。……肩書き長いなぁ。

  「一兵卒っ!」

  「な、何よ?」

  随分と血相を変えている。

  何かあったのだろうか?

  この近辺にいるレイダーの集団は全滅させたけど最近はタロン社とかいう連中が徘徊している。ボルト101の監督官が懸けた懸賞金の所為でね。

  傭兵会社タロン社。

  まさかこの街の近くで何らかの作戦行動をしているのだろうか?

  旧アメリカ軍のスタイルをこよなく愛しているタロン社はレイダーの集団よりは統率が取れている。作戦行動を取る程度の頭もある。

  まあ、雑魚だけど。

  「どうしたの、クリス?」

  「……馬鹿」

  「……?」

  「ミスティの馬鹿ぁっ! ボクの気持ち知ってるはずなのに、弄ぶなんて馬鹿ぁーっ!」

  「はっ?」

  そう言い捨てて現れた時同様にとっとと駆け出して出て行く。

  相変わらずキャラに統一性がない人だ。

  きっとノヴァ姉さんに言い寄られているのに嫉妬しての行動なんだろうけど……どこでこの状況を察知したわけ?

  私をストーカーしてる?

  ガクブル(泣)。

  怖いよーっ!

  ノヴァ姉さんが首を横に振りながら呟いた。

  「彼女あんな性格だったのね。初めて知ったわ」

  「そうなんですか?」

  「ええ。半年前にふらりとメガトンに現れたけどあんな性格だったなんて知らなかったわ」

  「ふーん」

  素を見せる。

  それだけ私は好かれているのだろうか、クリスに。

  微妙だなぁ。

  嬉しいんだか迷惑なんだか微妙だ。

  ノヴァ姉さんが扉を見て笑う。

  「今度は可愛いお客さんよ」

  「可愛い?」

  扉を見る。

  なるほど、可愛いねー。

  マギーだ。

  まだ年齢が二桁も行っていないであろうマギー。何度も共闘した眼帯な伊達男ビリー・クリールの養女だ。

  「マギー」

  私は手を振る。

  すっかり仲良しだ。

  それに私は妹が欲しかったからマギーに対しては妹に接するように接している。マギーが懐いてくれるのも嬉しい。

  「お姉さん」

  「どうしたの? ここは酒場。大人の来るところよ?」

  「ビリーを探しているの」

  「ビリーを?」

  ゴブを見る。彼は首を振った。

  来てないのか。

  「急ぎの用なの?」

  「お昼ご飯出来たから呼びに来たの。早くしないと冷めちゃうのに」

  「可愛いなぁ」

  むぎゅー。

  思わず抱き締めてしまう。健気なところが私のツボです☆

  一瞬私は扉の方を見るけどクリスは戻ってくる気配はない。よかったよかった。

  ふぅ。

  抱擁を解いて私はマギーに微笑みかけた。

  「皆が言ってるよ。お姉さんは良い人だって。あたしもそう思うな」

  「ありがと」

  別に善人ぶってるわけではないけど誉められて怒るほど屈折した性格はしていない。

  誉められれば当然嬉しい。

  「マギー、メガトンは暮らし易い?」

  「まぁまぁかな。小さい時はずっと遠くに住んでたの。……ビリーが助けてくれるまではね」

  「……」

  この話題はまずかったかぁ。

  まさかこの展開になるとは。あまり良い話題ではないのは確かだ。

  だけどマギーは続ける。

  「ずっと昔にビリーがレイダーから助けてくれたの。レイダーは本当のお父さんとお母さんを殺したの。だけどビリーがあたしが殺される前に助けてくれ

  たの。だから今ではビリーがお父さんって感じかな」

  「そっか」

  マギーの気持ちは分かる。

  私を信頼しているから心の傷すらも話そうという意味合いなのだろうけど……あまりにも健気で、あまりにも痛ましい。

  話題を転じる。

  「あまりメガトンには子供いないけど遊び相手に困ってないの?」

  「いつもはハーデンと遊んでいるよ」

  「ハーデン?」

  「保安官の子供なの」

  「ああ。ルーカス・シムズね」

  そういえばあの人、子供が病気で寝込んでたとか前に言ってたなぁ。

  子供の名前までは聞いてなかったけどさ。

  「ふぅん。その子と仲良しなのね」

  「うん。あっ、でも毎日遊んでるわけじゃないよ」

  「ん?」

  「ハーデンのお父さんがハーデンを銃の練習に連れて行く時もあるからいつもじゃないなぁ。あっ、今度ビリーが銃の撃ち方を教えてくれるって言ってた」

  「そっか」

  それはそれで教育だろう。

  銃火器を使うのが正しいとは言わないけど身の危険を護る術を学ぶのは悪くはない。

  正当防衛の為に習うのと先制攻撃の為に習うのとでは意味がまったく異なる。

  「マギー」

  「なぁに?」

  「私が暇な時には一緒に遊ぼう。銃の腕でもビリーよりは上よ?」

  「やったーっ!」

  おお。

  この世界では銃の練習もある意味では娯楽的な要素があるのだろう。地下で暮らしてた私にはその感性は分からない。

  まあいいけど。

  喜んでくれるのであれば私も嬉しい。

  その時……。

  「主」

  「何?」

  ごくん。

  ジュースを飲み干しながら私は何気ない口調で呟く。ゴブ、ノヴァ、マギーは音もなく現れた黒衣の男に驚くものの私は驚かない。

  何故?

  もう慣れましたから。

  外の世界に出てから驚きまくりで驚きの感性が鈍ってる。

  他に驚く事柄なんてない。

  さて。

  「どうかした、グリン・フィス」

  「モイラ・ブラウンが呼んでいます。何でもサバイバルガイドの事で話があるそうです」

  「了解。すぐに行くと伝えて」

  「御意」

  深々と一礼してグリン・フィスは現れた時同様に風のように去って行く。

  彼がどこの生まれかは知らないけど身軽いのは確かだ。

  ……。

  ……剣で銃弾斬り飛ばすし銃火器持ってる奴に平然と突っ込むし。

  さらに言うなら銃弾回避出来るのだ。

  ま、まあ、銃弾の軌道が見えちゃったり時を止めちゃったり出来る私も『人類規格外☆』なんだろうけど、彼は彼でぶっ飛んだ存在だ。

  頼りになるからいいけどさ。

  「ゴブ」

  「あ、ああ」

  グリン・フィスの雰囲気に圧倒されているゴブに声を掛ける。

  彼の瞳には、というかノヴァ姉さんもそうだけど等しく『あんたどこのVIPですか?』的な感情が宿っている。

  「250gバラモンステーキ追加お願いします☆」

  私はにこやかに微笑んだ。

 

 

  モイラの依頼。

  それはサバイバルガイドの作成の為にある場所に調査して来て欲しいとの事だった。

  向かう場所は『地雷原』。

  ゴーストタウンと化した街の廃墟には大量の地雷が設置されているという。そしてそこに足を踏み込んだ者は誰も帰って来ない。

  幽霊の出現も噂されている。

  その真偽を確かめて来て欲しいというのがモイラの依頼。

  断るのは容易い。

  特にメリットがないからだ。

  基本的にモイラの報酬はキャップではない。私が欲しいのはキャップ。お金がなければアサルトライフル買う事も出来なければパパの居場所の情報

  をモリアティから買う事も出来ない。報酬が現金払いではないモイラの依頼はあまりメリットがない。

  だけど。

  だけどモイラのサバイバルガイドが将来的にこの世界に役立つのは確かだし、私(正確的に私達。グリン・フィスも含む)はモイラに部屋を借りているわけ

  だから一宿一飯の恩義がある。まあ、食事は基本外食だけどさ。

  それでも部屋を借りてる恩がある。

  恩は返すもの。

  私はそう思う。だから依頼を受けた。

  まあ、もっとも……。

 

  「ゴーストがいたら憑依されて戻って来てね☆ 地雷解除の際に手が吹っ飛んでも手当てしないで戻って来てね☆ これって献身的な行いよね☆」

 

  ……献身的っすか?

  これが?

  うーん。

  ボルト101で学んだ献身的とはまったく異なるなぁ。

  キャピタルウェイストランドが特殊なのか、ボルト101が特殊なのか、それともモイラが……やっぱモイラが特殊なんだろうなぁ。

  そんな場所に寝泊りしてる私。

  何もされてないよね?

  あっははは。

  うがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああそう考えると怖いーっ!

  「ミスティ」

  「な、何?」

  「ご馳走様☆」

  「はっ?」

  「ボルト101の人のお相手って初めてだったけど実に有意義な研究だったわ。まさに献身的な行いね☆ ……感度は良好っと……」

  「……」

  何されたんでしょうか?

  てか、この際グリン・フィスに命じて始末するべきでしょうか?

  既にアントワネッタ・マリー化しているモイラ嬢。

  メガトンにまともな奴はいないのか特にまともな女はいないのかモイラもクリスも駄目だろあの性格はーっ!

  おおぅ。

 

 

  ともかく。

  ともかく『地雷原』へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  メガトン。ミスティがモリアティの店を出た後、清算を済ませて出て行った者が2人いる。

  ミスティを付ける様に。

  ……。

  ……いや。

  事実尾行していた。機会を窺っていた。

  金髪の男と赤毛の女。

  今はモイラ・ブラウンが経営する雑貨店を監視していた。何度か店の扉に近付いて耳を押し当てて内容を聞き、それからまた物陰に隠れる。

  誰が見ても不審人物。

  「あの小娘『地雷原』に向かうそうだよ。……あそこは厄介だね。結構まともな家屋が残ってるから大分前に拠点にしようと移住したけど、駄目だったよ。

  どっかのイカレた奴が狙撃してきやがる。手下が何人も殺された。カール少尉、追いかけるのかい?」

  「……」

  赤毛の女の名はエリニース。

  かつては虐殺将軍と呼ばれて恐れられたレイダーの一派の親玉。

  スーパーウルトラマーケットに陣取っていたところをミスティ達に蹴散らされて今に至る。

  組織は壊滅。

  手下は全滅。

  今は金髪の男に協力している。もちろん完全に利害が一致しているわけではなく報酬目当てでもある。ミスティの首に懸けられている懸賞金の山分け。

  それが目的だ。

  「カール少尉」

  「いや。追いかけるのはまずい。『地雷原』は奴隷商人どもの行動範囲内だ」

  「鉢合わせはまずい?」

  「そうだ」

  「出世と金の為に上官や仲間まで始末したタロン社のエースのお言葉とは思えないねぇ」

  「ふん」

  「もしもあの女が奴隷商人の手に落ちて奴隷にされたらどうするんだい?」

  「その時はその時さ。奴隷にされて檻の中で飼われ絶望に支配されたあの女を見るのも一興だな。ふふふ」

  「タロン社のエース殿は変態だねぇ」

  「ともかくっ! ……奴の力量を見定めるのには相応しい場ではあるさ。お手並み拝見と行こうじゃないか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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