ただちょっとゆっくりしていただけなんです。
......さぼってません。ネタが無いんです。
「いっ、つつ......。」
「あ、起きたね。」
目を覚ますと、そこは見慣れた天井。
しばらくぼうっとした後、全力の優と戦い、瞬殺されてしまったことを思い出す。お腹に手を当てると、不格好な包帯が巻かれている。ちらと優の方を見やると、目を逸らした鬼が1名、苦笑いをする蓬莱人が1名、普通に座っている九尾が1名......って、
「え?藍?どうしてここに?」
「どうして、と言われましても、主の危機に駆けつけるのが従者の務めなので。」
「いやー、あの炎は熱かったねー。」
「うう、その事はお忘れに......。」
どうやら、優が侵入者で紫を襲ったと勘違いしたらしく、優に襲い掛かったそうな。優には効いていないようで一安心した。藍は顔を真っ赤にしており、今度は顔から炎を出しそうだ。
「そうね。ここは一つ、お茶にしましょうか。」
「あ、賛成ー。」
「そ、それでは!お茶を入れてきますね!」
「あ、私も手伝いますよー。」
「ああ、すまない。」
可愛い従者に助け舟をだすと、逃げ道を見つけたと言わんばかりに藍は立ち上がり、妹紅とともに逃げるようにしてお茶を入れに行った。
「藍、だっけ?可愛いねぇ。」
「可愛いでしょう?仕事も出来るのよ。」
「なんというか、母性があるよね。」
「あ、尻尾のもふもふは譲らないわよ。」
「はっ!盲点だった!」
すっと、表情を変える。
「ところで優。私達妖怪とか、一部の人間には能力が備わってるのは知ってるわよね?」
「ああ、紫がスキマを使うみたいな奴でしょ?」
「正確には、境界を操る、だけどね。」
「細かいことはいいの。それで、何か?」
「貴女の能力にね。ちょっと問題があるのよ。」
「え、何?凄い弱いとか?」
「真逆よ。強すぎるの。多分今のこの世界で近接戦で貴女に勝てる者なんていないほどよ。」
「んで、それと能力が関係あると?」
「貴女の能力は、『力を増幅させる程度の能力』って言うのよ。」
「ふーん。それで?」
「少しは関心をもちなさいよ......。それでね、貴女の能力は、自分でコントロール出来ないのよ。」
「え?別に出来てるけど。」
「それは力よ。貴女の力の
「ほーん。......え?不味くない?」
「今頃なのね......。そうよ。何時か自分で歯止めが利かなくなってしまうってこと。」
「あらら。んで、私を封印したりするの?」
「貴女の能力の一部を封印するわ。貴女を封印してもきっといつか出てくるもの。その場しのぎにしかならないわ。」
「それじゃあ早めにお願いするわ。」
「ん、もうとっくに終わってるわよ。」
「ええ...。紫って妙なところで仕事が早いよね。」
「一言余計よ。さ、お茶にしましょ。」
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