RE:関節のパニック(笑)が始める異世界生活   作:紅の幻惑者

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なんとなく面白いと思ったので投稿


prologue『音速のソニック』

 

俺は負けたのか?

 

 この、暗殺から用心棒まで何でも受け持つ最強の忍者、音速のソニックが?

 

 あの、ハゲに、

 

 サイタマに、

 

 なんて屈辱だ、

 

 俺は奴に負けた、何時如何なる時も誰にも負けないと思っていたのに、

 

  幼少の頃からの研鑽がバラバラと音をたてて崩れていくのが分かった、

 

 奴(サイタマ)という強敵に勝つためには修行が必要だ、だが、どういうことだ、

 

 何故こんなにも意識がはっきりしない、キン〇マを打ち付けただけのはずだ、

 

 それに暗い、真っ暗だ、

 

 まるで何かに無理やり目を覆われているような・・・?

 

 

 「助・・けて・・あげて・・・。」

 

 

 声が聞こえた、消えそうで、泣きそうなそんな声が・・

 

 

 だがなんにせよ。

 

 

 「仕事の依頼か?残念ながら今は休業中なんだが・・・まぁいいだろう、1契約期間は何時までで、報酬は、なんだ?」

 

 声の主に問う、

 

 「・・力・・・」

 

 力?

 

 「力とはなんだ、何を言っている。」

 

 純粋な疑問、そして困惑が同時にやってくる、

 

 「力・・ぁげる・・・。」

 

 やはり意味が解らない、だが、その力をやるというのが彼の琴線に触れた、

 

 「力なんぞ要らん、自分で積み重ねたものにこそ意味がある、他人から貰っただけのものなど何の意味もなさない、だが依頼は受けよう、丁度力を高めるための場所が欲しかったところだ。」

 

 そこまで答えると急に頭の中に電流が走った、

 

 それと共に意識は暗闇の中へと堕ちていった、

 

 自分が守るものの名前が耳鳴りと共に聞こえ、弾けて消えた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気が付けば怪人どもが跋扈する世界だった、

 

 「なんなのだ此処はぁぁァァ!!!!」

 

 

 つい叫んでしまうほどぶっ壊れた風景だ、周囲の奇異の目線など気にする暇もない、

 

 あそこにいるのは人間だろうか、どう見ても怪人蜥蜴男にしか見えない、あそこにいるのは人間だろうか、どうみても怪人猫女にしか見えない、あそこにいるのは人間だろうか、どう見ても怪人YAKUZAにしか見えない、

 

 ・・・ここが依頼の場所だろうか、まさか秘境かなにかだろうか、此処にいる怪人全員を殺そうとすれば確かに力を上げられるだろうが・・・、そもそも護衛対象も不明だ、どこにいるのだ、まさか探せというのだろうか、まあ、確かにこの頭脳明晰、質実剛健、優美華麗、最強無敵の忍者音速のソニック、ならば可能だろうが、

 

 

 「ナツキ・スバルか・・・」

 

 護衛対象である男の名前をもう一度口にする、何度も味わい、咀嚼し、頭に叩き込む、

 

 「とりあえずは聞き込みと調査か、ここがどこだかも不明だしな。」

 

 

 自分の今の目標を舞核に口にすることで自分の行動を決める。

 

 

 「さて、いくか。」

 

 

 そうしてソニックは歩き始めた、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 □

 

 

 

 

 

 

 

 結果から言おうか、

 

 

 「あり得るかぁぁァァ!!」

 

 

 ここは地球ではないという事が分かりまくってしまった、

 

 ついでにナツキ・スバルという人間も、この世界では珍しい名前なんだそうだ、

 

 ・・調査結果を一応メモに記入しておく、

 

 

 この場所は『ルグニカ王国』とかいう場所で現在王が不在の状況らしい、

 

 神龍ボルニカに守られた土地でなんか色々あるらしい、

 

 一番強いのは『剣聖』ラインハルトとかいうイケメンらしいが、いまの俺には関係ないことだ、サイタマより強いやつなんていないだろうからな、

 

 他にも魔法なんていうものもあるらしい、これは俺にも使えそうだから純粋に興味がある、

 

 さて、これからどうしようか、護衛対象が見つけられないようでは頭脳明晰ryたる音速のソニック様の名声が地に落ちてしまう、

 

 そこら辺を適当にぶらついていると、明らかに周囲から浮いている少年?青年、こっちの方がしっくりくるな、青年がいた、ジャージ姿やそこそこがっしりとした体格は現代日本人の若者を彷彿とさせる、

 

 ・・・現代日本人?

 

 

 あいつだ!この頭脳ryの音速のソニック様の勘がそう告げている!間違いない、

 

 

 持ち前のspeedをfullに活用して瞬時に目の前までいった、

 

 顔の距離がキスをするほどまでに近くなる、その顔に遅れて風が当たる、

 

 「ナツキ・スバルだな。」

 

 彼に問うと、以外な反応を示した、

 

 「oh!yes!俺がナツキ・スバルだぜ!そういう君は誰ですか!、今どうやってきたの!?」

 

 ・・・個性的な人のようだ、

 

 「俺は暗殺から用心棒まで何でも請け負う最強の忍者、音速のソニックだ(キリッ)ちなみに今超スピードで貴様の目の前まで来た。」

 

 

 「忍者?・・・同じ日本人?!でもなんだ、その頭痛が痛いみたいな名前は。」

 

 

 ・・・護衛対象じゃなかったら切り殺しているところだ。

 

 

 「で、その忍者さんがなんで俺を護衛するの?プリーズ、説明プリーズヒアユー?」

 

 

 「英語の使い方をいろいろ間違っているようだが、まぁいいだろう、それはだな、誰かに頼まれたからだ(キリッ)!」

 

 

 「・・・その誰かって誰ですか?説明プリーズ。」

 

 

 「・・・・。」

 

 「・・・・。」

 

 

 「あれ?もしかしてご存じない?御宅それでも忍者?そこんとこどーなのよー、ねぇー。」

 

 

 「すまん斬っていいか?」

 

 

 背中の小刀を手に取るとスバルは平謝りを始めた、

 

 

 「ごめんなさいごめんなさい、マジ勘弁してください。」

 

 

 「・・・わかればいい。」

 

  

 話していると調子が狂う、

 

 「とかいって弱かったりして。」

 

 

 

 ・・・このガキャァ・・・

 

 

 「いいだろう、何時か俺の力をみて土下座するがいい。」

 

  

 

 「てゆーか自己紹介しない?今俺どんな状況か解らないから混乱してるんだよねー、同じ日本人同士仲良くしよーぜ!」

 

 

 

 「ああ、非常に不本意だがお前は護衛対象だ、お前の指示に従おう。」

 

 

 こうして二人は出会った、

 

 物語は始まってもいない、

 

 しかし、この二人がこの世界に変革をもたらすのは確定事項だ、

 

 それが悪い方に傾くのか、

 

 

 それともより良い方に傾くのか、

 

 

 それは、誰の知る由もない、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ナツキ・スバル、そしてソニック、この二人はルグニカにとある事件をもたらすのだが、これはまだ、幾億も先である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでくれてありがとう!
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