ミシェル「むみむみむみむみむみむみぃ~~~!!!!!」パァァァァァァァァ
楓「こ、この光は…いったい!?」
?『か…えで…かえで………』
楓「えっ!?」
楓父『楓…大きくなったね…』
楓「あ、あぁ…お父様……」
楓母『楓ちゃん…本当に立派になったわね…』
楓「お母様…どうしてお二人が……」
楓父『お前のお友達が私たちを呼んでくれたんだよ』
楓「ミシェルが?」
ミシェル「えへへ♪ミミ、頑張っちゃった♪」
楓「ミシェル…ありがとうございますわ!」
楓母『うふふ、楓ちゃんにいいお友達ができてよかったわ』
楓父『あぁ、引っ込み思案な子だから心配していたが、杞憂だったようだな』
楓「もぉ~いつの話をしてますの!」
楓父『はは、すまんすまん。親にとって子供とは、いつまで経っても可愛い子供のままなのだよ』
楓母『楓ちゃん、こっちにいらっしゃい』
楓「え、あっ…」
~優しく暖かい手がそっと頭を撫でた~
楓母『本当はもっとこうしててあげたいの…けど』
楓父『あぁ、物事には必ず終わりがある…』
楓「もう…さよならしなきゃいけないのですか…?」
楓父『そうだ。短い時間であったかもしれないが、同時にかけがえのない時間だった』
楓母『楓ちゃん…生まれて来てくれてありがとう…お母さんたちはいつもあなたの事を見守っているわ』
楓「お父様…お母様……ワタクシ…ワタクシ!お二人に会えて本当に幸せでしたわっ!!!!!」
~最後の言葉を聞き届け、楓の父と母は光の粒となり消えていった~
楓「……………………」
ミシェル「……………………」
楓「ミシェル…ありがとうございますわ……あなたのおかげでワタクシ、もう一度お父様とお母様に会えました…」
ミシェル「よかった…楓ちゃんの願い、叶えることができて……」
楓「………ミシェル?」
~振り向くとミシェルは足元から少しずつ光の粒へと変わっていた~
楓「そ、そんな!!!まさかあなた…あなたまで!!?」
ミシェル「むみぃ~ミミたちはね、人の願いを叶えるのがお仕事なの♪でも、誰のお願いでも叶えられるわけじゃない…楓ちゃんが愛たっぷりで育ててくれたから、ミミの声が聞こえたんだよ?」
楓「あ、あぁ……待って!あなたが居なくなってしまったらワタクシ!!!」
ミシェル「楓ちゃん…目が覚めてもミミのお友達でいてくれるかな…?」
楓「友達だなんて…あなたはワタクシの家族でしょう!!!?」
ミシェル「!!ありがとう…本当にありがとう…ミミね、楓ちゃんに会えて…本当に…本当に!」
『幸せだったよ』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
楓「ミシェルぅぅぅぅ!!!!!!」ガバッ
楓「ハァ…ハァ………?」
~いつもと変わらない自分の部屋がそこにはあった~
楓「ゆ、夢…?ワタクシ夢の中で………」
楓「涙…ワタクシ……なんで泣いてるのかしら…」
~ふと部屋の隅に目をやると、空っぽのケージが飛び込んで来た~
楓「………?ワタクシ、ペットなんて飼ってたかしら……?」
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リポーター『テレビの前の君たちにビッグニュースのお知らせだっ!!世界一可愛いと言われているハムスターがなんと日本に上陸だぁっ!!!お求めは近くのペットショップまでっ!!!急げ急げ~(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎』
~ペットショップ ジョカ~
ヴィンセント「あ~も~忙し忙しい!なんだってこんのクソ忙しいタイミングでバカ売れのハムスターなんて仕入れたの!」
ブラッド「いや、仕入れたのは兄さんじゃ」
ヴィンセント「あぁん!?なめてんじゃねーぞおるぁ!!」ムチピッシャ-
ブラッド「あばばばばば(^q^)」
楓「……………………………」
ヴィンセント「ん…どうした、何かあったか?」
楓「なんだか忘れてはいけない事を忘れてしまったような気がして…」
ヴィンセント「忘れてはいけない事?」
楓「えぇ…ワタクシの大切な友達との…いえ、家族との約束だったような…」
ヴィンセント「そうか…まぁ、なんだ。本当に大切な事なら、そのうちちゃんと思い出せる。だから、そうしょげるなって、な?」
ブラッド「に、兄さん…やっぱあんた最高だよ(号泣)」
ヴィンセント「けっ、褒めても何も出ないつーの!さ・て・と、今日はお前らに大事なお知らせだ」
ブラッド「お、なんだなんだー?」
楓「?」
ヴィンセント「最近めちゃくちゃ忙しいからな、強力な助っ人を雇ったのさ!入ってきな!」
楓「!!」ダッ
ブラッド「お、楓お前とおんなじぐらいの女の子じゃないか…」
ガバッ
~見知らぬ女の子だった…そう、初めて会うはずなのにワタクシはその子に抱きついていた~
「えへへ、ただいま楓ちゃん…♪」
「おかえりなさいっ!!!」
~おしまい~
~あとがき~
ここまで読んでいただきありがとうございます!
昔飼っていたハムスターのことを思い出しつつ、今回は書いてみました。
今は家に猫がいるので、ハムスターを飼いたくても飼えなかったりします(苦笑)
さて、《楓「むみ入荷しました。」》いかがだったでしょうか!
少し駆け足気味になってしまったかもしれませんが、少しでも面白いと思えてもらえたなら幸いデス♪
それでは、また次の作品でお会いしましょう。
By イオリ・マエステラ