城下町のダンデライオン 長男のドタバタ生活   作:てこの原理こそ最強

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岬とのデートです
描写とかうまく書けてなかったらすいません



番外編2 岬とデート

 みなさんこんにちは、櫻田神です。時間は朝10時10分前。今オレはとある公園のベンチに座っています。なぜこんなとこにいるのかといいますと、今日は岬と出かけることになったからです。この前の奏のときと同じで家から一緒に出るのではなく別の場所で待ち合わせになった。やっぱり女子ってわかんねぇなー

 とグダグダ考えているうちに10時になり、岬がこっちに走ってきた

 

「神にぃごめーん!お待たせ」

「それは別にいいんだが…何やってんだ?シャウラ」

「あら〜バレちゃった〜」ギュッ

「こらー!!そこまでは許してなーい!!!」

「あん♡」

 

あとからやってきた本物の岬がシャウラを引っぺがす

 

「でもどうしてわかったの?」

「オレがどんだけお前のこと見てると思ってるんだ。分身との見分けぐらいできる」

「〜///」

「さすが神にぃね〜♪じゃあこのままあたしとデートしましょ?♡」

「こらー!!!」

 

また腕を組んできたシャウラに叫ぶ岬

 

「もういいから中に戻れ」

「はぁい」

 

シャウラを中に戻した岬になんでこんなことを聞いてみた

 

「えっと…昨日の夜みんなで今日の相談会をやってて、そこでシャウラがこのことを思いついたの」

「それでやってみたと」

「うん」

「でも岬がこんなこと許すなんて珍しいな」

「ジャンケンで負けた」

「あぁそう」

 

ジャンケンて…考えてること共有できんだから何出すか筒抜けだと思うんだが

 

「でも…なんか嬉しかった///」

「そうか」

 

そう返事して頭を撫でる

 

「じゃあ行くか」

「うん♪」

「そういえば、今日は髪おろしてるんだな」

「え…う、うん。変…かな?」

「いや、いつもより大人っぽくていいと思うぞ(ニコッ)」

「あ、ありがと///」

「そんでどこ行くよ?」

「行きたいとこあるんだー♪」

 

そう言ってオレの手を引っ張る岬

 

 

 

所変わってここは…

 

「水族館か」

「そ♪久しぶりでしょ?」

「そだな。最後にきたのはいつだったかな」

「じゃ行こ♪」

「おい、引っ張るなよ」

 

岬に導かれながら館内に入る。岬はよっぽどここにくるのが楽しみだったのかすごいルンルン気分のようだ

 

「わぁ〜神にぃ見て見て!かわいい!」

「そだな」

「この子すぐ隠れちゃう。あかねぇみたい♪」

「色も赤いし、ほんと茜みたいだな」

 

その後もいろいろ回って岬は常時笑顔だった。それだけでも今日きてよかった

 

「神にぃ!イルカショーだって!行ってみよ!」

「わかったわかった」

 

これからイルカショーが行われるみたいで、その案内を見た岬は目をキラキラさせながらオレにせがんでくる。まだまだ子供よのぅ

会場には既に大勢の人がいた。しかしなぜだか前列は空いている

 

「神にぃ神にぃ、1番前で見よっ!」

「わかったから引っ張るな」

 

最前列で見ることになった。

ショーが始まりイルカ達が技を見せていくその場その場で大きい歓声が上がる。

そしてショーも終わりに差し掛かったころ、飼育員さんの合図でイルカ達はこっちに水を飛ばしてきた

 

「きゃっ!」

 

しかしオレの能力によってオレと岬には水がかからないようにした

 

「神にぃ?」

「だから前列には誰もいなかったのか」

 

オレは水を水槽に戻す。するとオレらに気づいたのかスタッフがこっちにきた

 

「申し訳ありません!」

「いや、大丈夫ですので」

「気にしないでください」

「ありがとうございます!それと大変恐縮なのですが、よろしければお手伝いとしてご出演して頂きたく存じます!」

「うーん...どうする?岬」

「あたしは別にいいよ」

「じゃあいいですよ」

「ありがとうございます!それではこちらに」

 

そしてオレと岬はイルカショーに出ることになった

 

「みなさん!お待たせいたしました!こちらにはなんと櫻田家長男の神様と4女の岬様におこしいただきました!」

「こんにちはー!」

「どうも」

「お二方にはこれからイルカ達に指示を出していただきます!」

 

事前にサインを教わっていたので岬がそれ通りにやろうとしたがオレが一度止める。ちょっとおもしろいこと考えた

 

「どうかされましたか?」

「ちょっとすいません」

 

オレは能力で水の輪っかを作り普通の輪っかのかわりに空中に浮かせる

 

「うわー」

「岬、いいぞ」

「あ、うん!じゃあ、それ!」

 

岬のサインに一斉に動き出し綺麗にジャンプし見事オレのつくった水の輪っかをくぐってくれた。くぐった瞬間にオレは輪っかを破裂させた

 

『わー!!!』パチパチ

 

大歓声と拍手があがる

 

「じゃあ次は岬な」

「え?うわっ!」

 

オレは風を操り岬を上にあるバルーンのところまで運ぶ

 

「そこで手を前に伸ばしとけ」

「わ、わかった」

 

岬が手を前に出したのを確認するとオレは一匹のイルカに合図を出す。イルカは水槽を一周し真ん中で上に向かって大きくジャンプする。すると空中で待っている岬の手に触った

 

『おー!!!』

 

これにも大歓声が湧く

 

「じゃあ最後に…よっ!」

 

岬をおろし、今度は水でイルカが通れるくらいのチューブを何本か作り宙に浮かせる。そしてイルカがそこを通るように水の流れを作る

 

『うぉーーーーー!!!!!!』

 

今日一番の歓声があがる

 

「すごい…すごいよ神にぃ!」

「喜んでもらえてよかったよ」

 

お客さんにも岬にも喜んでもらえてオレもいい気分だ。イルカショーも終わり、スタッフの方から感謝の言葉をかけられオレらはその場をあとにした。

その後も館内を満喫し水族館を出た

 

 

水族館を楽しんだのはいいのだが、のんびり見すぎて既に2時を回っていたので喫茶店で軽く昼をすませ、今は岬がなにか一緒にやりたいことがあるからととあるゲームセンターにきている

 

「これだよ♪」

「これって、プリクラか?」

「そだよ、一緒に撮ろ♪」

「オレ初めてだわ」

「大丈夫大丈夫」

 

岬はそう言ってオレの腕を引いて中に入る。そこではいろいろやらされて正直疲れた。腕を組まされたり、顔を近づけたり、背後から腕を回させられたりと…プリクラってこんなんなのか……最後には、

 

『はいチーズ』

チュッ

「っ!」

 

撮影する瞬間頰に柔らかい感触がした

 

「こーら、そういうのはダメって言ったろ」

「えへへ///」

「まったく、みんなに気づかれないようにしまっとけよ」

「はーい♡」

「はぁ…じゃあ帰るぞ」

「うん!」

 

 

 

 

帰り道に岬を呼ぶ

 

「岬」

「ん?なに?」

「ほれ」

 

オレは水族館で買っておいた携帯ストラップをわたす

 

「神にぃ…これ」

「あ、いらなかったか?欲しそうにみえたから…」

「すっごく嬉しい!ありがと!」

「そっか、それならよかった。それとほれ、おそろい(ニコッ)」

 

そう言って自分の携帯につけている岬にあげたのとお揃いのやつを見せる

 

「ー!///」

 

岬はそれから家に着くまで下を向いたままだった…やっぱ兄貴とお揃いは嫌だったか……

 

 




ー余談ー

帰宅後すぐ岬は自分の部屋に行って出てこなくなってしまった。オレのせいか?などと考えていると

「神君、どうしたの?」
「葵か…岬に悪いことしたなって」
「どういうこと?」
「今日一緒に出かけて帰ってきた途端部屋にこもっちゃったんだ」
「あー、それは…」
「あとで謝ろう」
「はぁ…神君、そんなことする必要ないよ」
「なんでだ?」
「とにかく今はそっとしといてあげて!」
「わ、わかった」

葵が言うならそうするか




ー岬の部屋ー

「神にぃ♡」

自分の机に座って今日撮ったプリクラの写真ともらったストラップを見てめちゃくちゃにやけていた
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