CrackleCradle 4人目の冒険家   作:光陽@海神

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前回のあらすじ
地下に降りた奈々と荒士。地下は様々な化け物やクリーチャーが数多く潜んでいた。
時に人食い花に会い、時に大きなワニを見た。
そして、たどり着いた先に待っていたのはワニよりもはるかに大きいカエルだった。
しかし奈々も荒士もためらわず前へ走り出す。
果たして彼らの運命は?


三話 VS大ガエル

 二人は同時に巨大なカエルめがけて走り出す。そのまま荒士は凄まじい速度でカエルへ接近する。

 ゲコ

 カエルがアホみたいな顔でこちらへ振り向く。すると体からなにやら透明な粘液を噴出させる。

「⁉︎」

 荒士はそれを華麗にかわす。しかし、

「きゃあっ!」

 すぐさまその声の方向を向く。

「奈々ちゃん!」

 奈々は先ほどの透明な粘液に引っかかり、身動きが取れない状態になっていた。

 するとカエルは舌を伸ばし、奈々に舌を巻きつける。

「ああっ!」

 そのまま引きつけられ、そのまま丸呑みにしようと口をもごもごと動かす。

「うっ…ううっ…。」

 だが奈々は必死にしがみつき、抵抗する。

「させるかよ!」

 俺はカエルの顎の部分にサマーソルトを決める。少しよろけて奈々を口から離す。落ちる奈々を受け止めて、少し距離を置く。

「大丈夫?」

「は、はい…なんだかいっつも助けられてばかりでごめんなさい…。」

 奈々は少し悔しそうな顔をする。

「気にしないで、女の子を守るのが男の役目だから。」

 そんな会話をしてるとカエルが今度は荒士を狙い、舌を伸ばす。

「のわっ!」

 その場で少し跳んで回避、すぐさま迫った二発目も横に回避、三発目も反対側に回避して、接近する。

「クソガエルめ、叩き斬ってやる!」

 そう言い跳び上がり、裁断しようとするがカエルはその場で跳び上がった。

「なっ⁉︎」

 そのまま着地した荒士にカエルは自分の前足で荒士を踏みつけた。

「ぐはぁっ!」

「荒士さん!」

 そしてそのまま前足で荒士を突き飛ばした。

「ぐあぁぁっ!」

 そのまま吹き飛び、後方の壁へと叩きつけられた。飛ばされた際に大剣を手放してしまい、カエルの足元に大剣が落ちた。

「う…ぐっ…ガハッ…。」

「よくも…。」

 奈々はハンドガンをカエルにめがけて放つ。ところどころ血は出ているが致命的なダメージは与えられないだろう。

 カエルはまた奈々へめがけて舌を伸ばす。奈々はそれを見計らい回避した。

 しかし、また粘液を放ち跳び上がった奈々を絡める。

「ひゃっ!」

 そして今度こそ舌を伸ばし、再び奈々を巻きつけ、なんと奈々を地面に叩きつけた。

「ああああっ!」

 あまりの苦痛に悲鳴も途切れる。そしてまた口を動かし、今度こそ奈々を捕食しようと試みる。あのダメージを負い、さすがに抗う力もそう残ってないだろう。

「奈々…ちゃん…うぐっ…。」

 どうする?

「…助けなきゃ…」

 どうやって?

「…倒さなきゃ…。」

 荒士の全身に何かが走るような感覚がする。

 またこの感覚だ、あの時の…涼子さんと戦った時以来だ…。

 ドクン…

 でも違う、前回とこれは違う…。

 ドクンドクン…

 以前のは強敵と戦えたことへの興奮、でも、今は違う…

 ドクン、ドクンドクンドクンドクンドクン

 徐々に鼓動が早くなるのがわかる。それとともに湧き出る感情、それは、怒りだった。

「よくも…奈々ちゃんを…!」

 そのまま立ち上がる。だが、それとともに

「ひうっ。んんーっ」

 等々奈々は飲み込まれてしまった。その光景を見て荒士の怒りは爆発した。

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 そのまま一直線に走り出す。おそらく消化しようとしてるのだろう。その場からカエルは動かない。

「奈々ちゃんを!」

 カエルに目掛けて蹴りを入れた。かなり怯んでるようだ。

「奈々ちゃんを!!」

 カエルは舌を伸ばすが、ギリギリでかわしてそのまま拳でカエルの腹部を連続で殴る。

「奈々ちゃんを返せぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 そして最後に重たい一撃を決めた。

 ゲコッ!

 そしてカエルの口から何かが吐き出された。そう、先ほど飲み込まれた奈々だった。

「けほっけほっ…」

 少し咳き込んだがなんとか無事なようだ。

「ブチ殺す…必ず…」

 そう言い足元にあった大剣を拾う。カエルは再び高く跳び上がる。そしてかなり高いところに到達すると、そのまま荒士目掛けて急降下した。

 そして、奈々はなんとか立ち上がる。だが、目の前で急降下してくるカエルの下にいたのは荒士だと気がつき、声を張り上げる。

「荒士さん!」

 ズーーーン!

 荒士は重たい体重の下敷きになってしまう。

「あ、ああ…。」

 奈々はその場で崩れ落ちた。間違いなく、あんなものを喰らえば即死だろう。しかし、

「え…?」

 奈々は再び驚愕した。徐々にカエルの体が浮き始めてるではないか。そして一人の男がその隙間から姿をあらわす。

「ぐぐぐ…ぬぬぬっ…。」

 なんと、荒士はその緑色の巨体を持ち上げているのだ。そして、

「おどりゃあ!」

 そのまま壁へと投げつけ、カエルは叩きつけられる。カエルは怒り、舌を伸ばし、攻撃しようとするが荒士はスレスレでかわし、舌に大剣を突き刺した。

 カエルはその場でもがき苦しむ。慌てて舌を戻そうとするが、大剣が突き刺さり、戻せない上に身動きが取れない。そのまま荒士は走って接近する。カエルは慌てて跳び上がろうとした瞬間。

 バンバンッ!

 2つの目を撃ち抜かれ、さらに身動きが取れなくなった。奈々が撃ったのだ。そして荒士はマグナムを取り出し、カエルの口の中の舌根の部分に構える。

「終わりだ」

 そのままあたりに銃声が響き、口から大量の血と舌を出したまま死んでいった。

「ううっ…」

 そのまま鼓動が通常通りに収まると、そのまま倒れそうになる。

「荒士さん!」

 奈々は慌てて荒士の元へ駆け寄る。

「だ、大丈夫だよ奈々ちゃん…。さき、急ごうか…。」

 なんと荒士は持ち越そうとする。

「荒士さん。」

 奈々は荒士の体を支える。

「ありがとう…奈々ちゃんは優しいんだね…。」

「当然のことです。今私たちは仲間なんですから。」

 荒士はその言葉を聞き、笑みを浮かべる。

「ははっ…仲間…か…。涼子さんと幽紀ももっと仲良くすればいいのにね…。」

「ふふふ、そうですね…。」

 そう言い戦闘エリアを抜けた。

「ううっ…」

 しかし、とうとう荒士の体の力が抜けて、その場で倒れてしまう。

「荒士さん。」

 そのまま荒士は意識を失ってしまった。




今回も読んでいただきありがとうございます、光陽です!
ゲームでも小説でも味気ないステージ2、書くの難しすぎます><
ここが一番出来が悪いと思います。本当に申し訳ありません。
こんなダメ著者ですが、暖かい目で見守ってください。
では、次回もお楽しみに!
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