味気のないステージで味気のない場面ばかりを見せてくれた荒士君と奈々ちゃんだった。
カチャ…
?
「懺悔の用意は出来ましたか?」
なんでや!俺何も悪なry
バーン!
「やれやれ…」
敵を殲滅し、下に降りできた奈々と荒士。
「暑いですね…。」
「下が溶鉱炉みたいになってるのか…。」
下を見下ろすとオレンジ色に近い色の液体が見える。かなりの高音だろう。落ちたらひとたまりもない。
「多分敵はただ殺すだけじゃなくてこの中に落とそうとする奴もいるだろう。」
「そっちの方が手を汚すよりも手取り早いですからね。」
そういい下に降りると二足の歩行ロボットがこちらへ歩いて来る。あの腕から放たれるパンチの威力はかなりのものだろう。
「ちっ!」
奈々と荒士は二人同時に弾丸を放つ。弾丸を撃ち込まれた機械は即座に機能停止し、爆発する。しかしもう一台こちらへ歩いて来る。
「…」
奈々は無言でハンドガンを連射し、破壊した。
「あいつは近付かせなければ大丈夫みたい。」
そういいマグナムをリロードする。
「行こうか。」
奈々は深く頷き、進むことにする。
次のエリアに行くと少し足場が離れており、下には灼熱の液体が溜まっている。だが、間隔は大した長さではない。
「俺が先に行くね。」
「わかりました。」
そういい荒士は先に進む。すると、突如浮遊機械がこっちへ急接近してきた。
「なっ⁉︎」
バンッ!
その音とともに機械は地面に落ちて、爆発した。
「ふぅ…心臓に悪い…。」
「さすがに私もびっくりしました。大丈夫でしたか?」
奈々はこっちへ跳び、荒士の元へ駆け寄る。
「ああ、奈々ちゃんのお陰だよ。」
「え、えへへ…///」
奈々は素直にそう言って貰えるのが嬉しかった。
何故なら彼が好きだから。ただそれだけでいい。それ以外に理由はいらない。
「ねえ奈々ちゃん。」
「はい?」
突如奈々に話を持ちかける荒士、奈々は少しドキッとする。
「奈々ちゃんは、将来何になりたいの?」
荒士は奈々の将来について聞く。
「私は、お姉ちゃんみたいなトレジャーハンターになりたいです。」
奈々はそう答えた。すると荒士は。
「そうか、なら、その….ひとつ提案があるんだ…。」
荒士は奈々の方を向く。視線が合うと少し顔が熱くなる。それはきっとお互いだろう。
(かあぁぁ…荒士さんがみてる…。)
(ど、どうする…?このまで来たんだ…言うしかないよな…)
しばらくの沈黙は荒士の咳払いによって終わり、口を開く。
「もしよかったら、俺と組まない?」
「え?」
「なんかその…正直こんなこと言うと恥ずかしいと言うか…///奈々ちゃんと一緒にいると安心すると言うか…。奈々ちゃんとならなんだってできる気がするんだ。」
荒士の顔は真っ赤だ。それはきっと下の熱い液体のせいではない。奈々だって同じだ。
「その…今すぐとかじゃなくていいから、ええと…もしよかったらでいいから無理ならい」
ギュッ…。
奈々は荒士に抱きついた。そして奈々は小さな声でその言葉を放つ。
「好きです…。」
「えっ⁉︎」
荒士はその言葉に驚いた。決して聞こえなかったわけではない。だが、今耳にした言葉は本当なのかと自分の耳を疑ったのだ。
「私は…あなたのことが…好きです…。」
荒士はその言葉を受け入れるように抱きついて来た奈々を抱き返す。奈々の背中に手を置いた時、何かにあたる。ブラジャーのホックだろう。それに少し興奮するのか、心拍数が高くなる。
このままこの子を抱く?
(いや、気持ちは嬉しい、俺も奈々ちゃんのことが好きだ。)
吊り橋効果と言うものがある。不安や恐怖の中だとお互いに恋愛感情が芽生えやすいと言うものだ。でも、もしかしたら俺は以前から気になっていたのかもしれない。
荒士はそう心の中でいい、手を離した。
「…思いは受け取るよ。でも、まずは生きてここを出よう。」
「はい。背中は任せてください。」
奈々の表情は今までと違い、自信に満ちていた。
「ありがとう。君は、必ず俺が守るから!」
そういい二人は誓い合った。
今いる場所から下を眺める。二足歩行が二台と四つん這いのネットを射出する機械が一台ある。
「やれやれ…ネットにパンチング野郎まで…」
そういい大剣を握る。
「奈々ちゃん、ここから射撃をお願いしていい?」
「はい、任せてください。」
そういい奈々はハンドガンを構えた。
「行くよ!」
そういい荒士は飛び降りる。前方にはネット射撃機械が待ち受けていた。荒士の動きを止めようとネットを発射する。しかし簡単にかわされた挙句に、奈々の射撃によって破壊される。
そして、二台のうち一台のロボットを大剣で一刀両断する。しかし、その先には。
「なっ⁉︎」
慌てて後方に下がる。ロボット二台のさらにその先にガトリングガンが待ち伏せしていたのだ。どうにか斜線上から逃れた荒士。しかし、歩行ロボットが近づき、拳を突き出す。大剣のガードが間に合わないと判断した荒士は自らの拳を突き出し、対抗する。
ガーン!
あたりに拳同士がぶつかり合う音が響く、その隙にもう片方の手で拳を握り、殴り飛ばした。倒れたところに奈々が銃弾を撃ち込み、破壊する。その後ガトリングガンを荒士が破壊した。
「よし、突破!」
ドンッ!さきのほうでなにやら音がする。その方向を見るとプレス機が先程から上がったり下がったりしている。
「ここを通るのか…?」
思っていたよりも上がったままの状態の間隔はそんなに短くはない。かと言い長いとも言えない。
「ここは一人ずつ行くか…。」
「どうかしましたか?」
後ろから奈々が来た。先ほどまで高台から射撃をしてくれていたので少し遅れて来た。
「ああ、これだよ。」
そういい奈々は前にあるプレス機を見る。
「上のルートもあるみたいです。」
そういい奈々は上を指差す。
「いや、一緒に下のルートを行こう。離れ離れになって何かあったら大変だ。」
「そうですね。」
そういいプレス機の前まで来る。
「俺が行こう。」
そういい荒士が足を一歩踏み出そうとした時、奈々がそれを止める。
「?」
「私に行かせてください。頼りすぎるのもよくないと思うので…。」
身長差もあるからか、奈々は上目遣いでこちらを見つめる。ジト目なのがまた可愛い。
荒士は微笑み、
「わかった、奈々ちゃんに任せるよ。」
そういい一歩退がった。
そしてプレス機が開いた瞬間に奈々は走り出す。向こう側についてからプレス機が降りる。難なく突破することに成功した。
「奈々ちゃん!大丈夫〜?」
向こうから荒士の声が聞こえる。奈々は
「大丈夫です!」
と声をあげた。荒士の耳にはなんとか聞こえたがやはり声は少し小さい。声を出すのが苦手なのだ。
荒士もプレス機が上がるのを待っていると向こうから銃声が聞こえた。
「⁉︎」
荒士はプレス機が上がった瞬間慌てて走り出した。
「奈々ちゃん⁉︎」
そういい渡りきってから様子を見ると下で待ち構えていた機械達を破壊していた。
「近づいて来てましたから攻撃される前に破壊しました。」
「よかった、銃声が聞こえたからびっくりしたよ。」
そういいお互いの無事を確認した二人は敵を殲滅しつつ進むことにした。
最深部へ到達する。そこにはずっと上へと続く足場があった。
「この先かな?」
「とりあえず登ってみますか?」
「奈々ちゃん休憩はいる?」
「大丈夫です。いけます。」
そういい二人は足場を登って行く。
だが、ある程度登ったところで突如足場が揺れ出した。
「わっ!」
「きゃっ!」
荒士は奈々を抱き寄せ、なんとか堪える。するとなにやら声が聞こえた。正確には機械音声だ。
「シンニュウシャヲカクニン、コレヨリハイジョシマス…。」
そういい下で機能停止していた奇妙な機械が動き出した。
4つ足があり、上にはドリルとアーム、ボディ真ん中にニードル射出機、下にはガトリングガンがついており、カエルよりもさらにでかい。
「あれは…」
奈々は以前涼子と冒険に行った時に似たようなものを見たのを思い出した。
「知ってるの?」
「はい、以前戦ったことあります。しかし、おそらくそれの改造モデルだと思います…。」
そういいその機械はどんどん足で壁を伝って登って来る。
「奈々ちゃん、指示をお願い。」
「わかりました!」
そういい荒士は大剣を構え、巨大な機械めがけて急降下した。
今回も読んでいただき誠にありがとうございます!光陽です!
なんと今日、私の誕生日なんです!イェーイ!
……………。
はい、ごめんなさい。
そういえば私がこのゲームの作品を書き始めた理由は言いましたっけ?もし行ってないなら少し話します。
私が艦これへの熱が冷め始めた頃でした。普段は読書、音楽鑑賞(殆どボカロ)、ゲーム、陸上を趣味としているのですが、他にも動画観賞なども趣味なんですけど、その時にこのゲームの死亡シーン集の動画を見つけたのですが、その時に奈々ちゃんに惚れてゲームをしたところハマって小説を書くことにしました。
(要するにただの変態)
とまあこんな感じで今回は失礼させていただきます。
では皆様、次回もお楽しみに〜!