IS〈インフィニット・ストラトス〉宿命を変える奇跡の双騎士   作:《陽炎》

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タイトルのまんまです。


第16話 イメージチェンジ

「……ところでブライト」

 

「ん、なんだい?」

 

現在は昼休みの真っ只中、生徒で賑わう学食にて一季とマリアも同じテーブルで昼食を食べている最中である。朝に続いて食事を共にしているのは、学食の仕組みを知らない一季に対してその仕組みを説明しながら実際に利用してみよう、と経緯は朝食の際と同じである。券売機や本日のおすすめのメニュー等に首を傾げながらも注文を終え、こうして一季はマリアと共に食事を食べているのである。それぞれが選んだ昼食はと言うと、マリアは本日のおすすめである洋風ランチ、一季は唐揚げ定食である。昨日食べた唐揚げが気に入ったのか定かではないが、取り敢えずはどんな物かわかっているメニューを探していたら唐揚げ定食の文字が見えたので、埒が明かないのでこれにしようといった結末になったのである。本来ならば箸は使えないのでそれを使用して食べる日本食を選択したくはなかったのだが、これが使えないとメニューの選択肢が減り禄に食事を選べないという理由も少なからずあるので、あえて箸を使うこの定食を選んだ理由である。最もその結果は言うまでもなく

 

ポロッ

 

「ぐっ………」

 

ポロリ

 

「ぐっ……このっ……」

 

先程から唐揚げも白米もまともに箸で掴めておらず、掴めてもポロリと落下し、最終的に唐揚げは箸で突き刺し、白米は半ば強引に口にかきこむという礼儀作法を無視した食べ方の繰り返しなのだが。そんな食事の途中に一季からマリアに話し掛ける、その境遇故からくるコミュニケーション能力の乏しさから基本的に自分から話し掛ける事は現状まずない。ましてや異性と接した経験など皆無に等しい一季が自らその異性に話し掛けるのは結構勇気を出しているのである。

 

「……少し聞きたい事があるのだが、構わないか?」

 

「いいよ。あたしでよければ」

 

その一季の頼みに対して、マリアは快く承諾する。出会って日が浅いのにも関わらず、こんな無愛想な人間に親しく接してくれるマリアに対して、一季は感謝の念を抱かざるを得ない。マリアが居なければ、今頃本当に孤立していただろう。こうして接してくれているお陰でギリギリ孤立する一歩手前に踏みとどまっているのだから。

 

「……その、俺は暗いのだろうか?」

 

マリアへぶつけたのは自分の印象についてだった。今の所女子達の中での一季の印象は怖そう、暗そう、取っ付きにくい等々、禄な印象を抱かれていない。本人が起こした騒動の件もあるだろうが、それ以前からそれらの印象を抱かれているのも事実である。

 

「えーっと……聞かれた事だからハッキリ言うぞ。それでもいいのか?」

 

「……構わない」

 

少々悩みながらも、聞かれたのでしっかりと返答を出すと宣告するマリアに、一季は端からそのつもりだという態度と返事を出す。

 

「それじゃあ言うけど、アンタの性格は暗くはないと思うよ。ただ、ちょっと……」

 

「……ちょっと?」

 

マリアの言う通り一季の性格は暗くはない、落ち着いて理性的な傾向であるのと、コミュニケーション不足な事から喋るまでに少々間が出来る事で暗い性格だと認識されているのだろう。

 

「髪型がさ、流石に髪が長すぎるよ」

 

一季が暗そうに思われる問題点は主にその外見にある。別に顔立ち自体には問題はない、寧ろ整っているのだが問題なのはその髪型だ。伸びっぱなしで前髪は余裕で目に掛かり、そこからチラチラ覗く切れ長の瞳は恐怖感を与えかねず、膝辺りまである襟足も纏めているとはいえ、とてもいい印象を与える物ではない。境遇から髪を散髪したり揃えたりなど出来ずにいたので仕方なしにこの髪型なのだが、この髪型のせいで容姿における印象面でかなり損をしている。

 

「……そうか。正直自分でもこの髪は鬱陶しくて困っている」

 

そう言って前髪を忌々しげにいじる。一季自身もこの伸びに伸びた髪の毛は鬱陶しいと感じる事も屡々である。しかし人として扱われていなかった環境ではどうしようもなくそんな気力も余り沸かずにいた。しかしその境遇のツケが此処で一気に来ているのがこの現状だ。どうにかなるならば何とかしたいと思えてくる。

 

「なら髪切った方がいいよ。その方がアンタの為だよ」

 

「……それもそうだな」

 

そんな会話を繰り広げながら2人は昼食を食べ続けてる。箸を使うのに四苦八苦していた一季を見ていたマリアが、なんだか可愛いかもと思っていた事を当の本人は知る筈もなく、取り敢えずはこの髪をどうにかするかと考えながら必死に唐揚げ定食を食べ進めていた。

 

 

 

 

 

『どうにかしようにも、一体どうしたいいのか……』

 

授業が終わり放課後となり自分の部屋へと戻っていく一季だが、考えているのはこの長い髪をどう処理するかで悩んでいた。

 

「おや、一季君」

 

散髪してくれる宛てもないので、自分で髪を切る位しか思い付かない。しかし自分で散髪をしよう物ならば、大抵初めての結果は悲惨な出来である、昼食時にもその案を呟いた際にはマリアにも止められている。どうした物か……と悩みながら歩いていると声を掛けられる。親しみを感じさせる年を召した男性の声、振り向くとそこにはマリア以外で接してくれる数少ない人物の姿が目に入る。

 

「……轡木さん」

 

その人物とは此処の用務員、轡木十蔵である。その温和な物腰からか、一季も少なからず親しみやすさを感じている。

 

「今から部屋へ帰る所ですか?」

 

「……はい」

 

「そういえば、先程ブライト君と話していた時に聞いたのですが、髪を切りたいと思っているらしいですね?」

 

「……えっ?あっ、はい。そうですけど……」

 

先に帰宅していたマリアと遭遇した際に聞いた話題を十蔵が振る。その話題が出てくるなど予想もしていなかったので一季は正直面を食らったが、事実なので否定する事なくそれを認める。

「よろしかったら、私が髪を切りましょうか?」

 

「……えっ?その、いいんですか?」

 

「はい。私なんかでよければ」

 

思いもよらぬ助け舟が現れる。今思い付く手段が自分で髪を切る位しかない一季にとっては正に願ったり叶ったりな提案だ。

 

「……それじゃあ、お願いします」

 

自分でやるよりかはマシな出来にはなるだろうと一季は十蔵の提案を受け入れた。今日で散髪は可能だが、生憎と十蔵は現在仕事中なので、今日の仕事が終わり一段落した頃に一季の髪を切る事になった。

 

 

 

 

 

「それでは始めますね」

 

「……はい」

 

そして時刻は午後8時過ぎ、夕食も済ませた一季は自分の部屋の洗面所にて、十蔵によって伸びに伸びた長い髪を散髪をされる所である。リビングから持ってきた椅子に座り、切り落としたが床に散らばらない為に、十蔵が持ってきた髪を受け止める散髪ケープを被り、切った毛が首下から入らない様首にはタオルが巻かれている。

 

「では、まずは前髪から……」

 

チョキチョキ

 

霧吹きを使い水を髪に吹きかけて髪を軽く湿らせる。湿らせて切りやすくしてからハサミで丁寧に髪を切ってゆき、切られた髪がケープへとパラパラと落ちていく。尚一季は顔に包帯を巻いたままだが、この下はどうしても見られたくないので包帯を巻いたまま散髪している。多少散髪しにくいが、十蔵も一季のその要望を承諾して散髪している、一応包帯の下の髪を抜き出しやすくする為に少しは緩めてはいる。切り落とした髪が顔や包帯にも張り付きそれを毛を払い落とす毛掃きで払うが包帯にからは中々取れない。最も後で自分が取ればいいと一季は考えているので問題はない。

 

「そういえば、昨日なにやらクラスメートとトラブルが起きたらしいですね」

 

「……はい」

 

「何か様子が変だなと思っていたんですが、そういう事でしたか」

 

昨日の昼休みに出会った際に何処か様子が可笑しいと思っていた十蔵だったが、後に備品管理もしている用務員の彼にも1組での騒動は伝わっていた。

 

「……すいません。初日から揉め事を起こして」

 

「いえいえ。聞く所によると、一季君だけに非がある訳ではないですし。反省してくれているなら私はそれで充分です」

 

それにお説教は織斑先生で充分足りていますしね、と十蔵は続ける。そう諭す様に言われてはそうするしかないと一季に感じさせる。一季も充分反省も後悔もしているが、今の言葉は尚更そう思わせた。

 

「最も、椅子を壊されたのには流石に驚きましたが」

 

「うっ……」

 

ハッハッハッと笑う様に言いながら散髪を続ける十蔵に対して返す言葉も浮かばない一季の散髪は順調に続く。ケープに乗っている長い襟足を70㎝程一気にバッサリと切り落とし、すきバサミで髪をすきながら切り長さを整えていく。途中包帯の下の髪を引っ張り出して切ったり、ケープから溢れそうな位の毛を中へ押し込みながらとハサミとすきバサミを使い分けて切り進める。何分毛の長さと量があるので1時間近くは掛かったが、いよいよ一季の初めての散髪もいよいよ終わりへ差し掛かる。

 

「うーん、困りましたね……」

 

散髪時にどんな風にするか一季に訪ねたが、世の中に疎い一季に髪型をどうするかなどわかりはしない。考えた結果、取り敢えず今の髪型を短くしたような感じに整えようという結論になり、大方全体のバランスを整え、毛髪もすき取り終えてはいる。のだが、ある箇所が十蔵を、悩ませる。

 

「どうしましょうか、この頭頂部の跳ねた毛……」

 

そう、短くした事で一季の頭頂部の毛が左右対象の形で跳ね上がっており、手で抑えた位ではすぐに戻ってしまう。今まで伸びていたのでわからなかったが、どうやらその部分だけ跳ね上がってしまうらしい。かといって此処を切り過ぎるわけにもいかない。それが十蔵を悩ませている。よもや頭頂部だけを短くする訳にもいかない。

 

「……あの、轡木さん。別にいいですよ、俺はこれで」

 

目の前の鏡に映る自分を見て、この髪型で充分だと一季は満足感している。別にオシャレな髪型など求めておらず、長ったらしい髪とおさらば出来た時点で充分なのだ。頭頂部の毛の跳ねもさほど気にしてはいない。そんな一季の様子を見て、もし気になったら言ってくださいねと返事を返した後、最後の仕上げと髪型を整えていく。

 

「はい。これで終わりです」

 

仕上げが終わり、髪に付いている毛を毛掃きで払い落として散髪の終わりを告げる。一目見てわかる程、かなりスッキリとした。前髪も丁度いい長さになり、襟足も首に掛かっている程の長さだ。大量の毛髪を受け止めたケープを見ればどれだけの髪が頭にあったのかが一目瞭然である。それ程髪に重量はないが、大分頭が軽くなったなと一季は思う。

 

「それでは、私はこれで」

 

「……あっ、はい。ありがとうございました」

 

ケープ内の髪を黒いゴミ袋へと移し、用具の片付けを終えた十蔵が。それらを手にこの部屋を後にしようとする。

 

「いえいえ。では、おやすみなさい」

 

「……おやすみなさい」

 

そのまま十蔵は部屋を出ていく。その後ろ姿を見送った一季は、風呂を済ませて寝る準備を整えていく。髪を洗っていた際に昨日までの何十倍も楽だと実感する。そして風呂からでた後も違った。昨日までだと濡れた髪があちこちに張り付いてきたのに対して、今はそんな鬱陶しさは皆無に近い。タオルで拭き取ったのは昨日までと同じにもかかわらずこの違い、髪を短くして正解だなと実感しながらこの日を終えるのだった。

 

 

 

 

 

『……気のせいだろうか?』

 

翌日の朝。早めに朝食を食べに寮食堂へと向かい、既に朝食を食べ終えかけている一季であったが、なにやら先程から今まで感じた事のない違和感を覚えていた。まだ早い時間な事もあり生徒は余りいないのだが、それにも関わらず視線を感じる。昨日までは向けられたとしても怯えや警戒からくる自己防衛の為の視線が此方に向けられているのが殆どだったが、逆に今は好奇心から産まれる眼差しを寄せられている割合が大きく、その視線の集中も多い。

 

『そんなに変なのか?この髪型……』

 

残っている味噌汁を啜りながら昨日までとの相違点を模索するが髪型しか当てはまらない。別に髪型がヘンテコリンな訳ではないが、今の一季にはそれしか思い当たる節がない。最も一季は髪型の事で十蔵に文句を言うつもりなど毛頭ない。わざわざ散髪して貰い、この出来に自分も納得したのだ。しかし、髪型以外に変化した点などないのも事実。

 

「……………これか?」

 

窓に映る自分を見ると、頭頂部の跳ねた双頭の毛も映っている。もしやこれが原因か?と左右対象に跳ねているそれを掌で抑えてみる。しかし掌を離すと、ピョコっとカエルが飛び跳ねる効果音でもしそうな位、すぐに元通りに跳ね上がっている。

 

『やはり無意味か……』

 

そもそも風呂上がりにタオルで水気を拭き取っただけで元通り跳ねるこれを、掌で抑えただけでなんとかなる訳もない。そう実感した一季は、トレーと食器を返して食堂を後にする。部屋へと戻る道中で今から食堂へと向かうマリアと出会う。

 

「よっ、イツキ。おはよっ!」

 

「……あぁ。おはよう」

 

相変わらず挨拶だけでこのテンションの差、別にマリアのテンションが高過ぎる訳ではない、至って普通の明るい挨拶である。一季のテンション及び対人能力が低いせいで、これほどの差が生じている。

 

「へぇー、髪切ったのか。イイじゃん、似合ってるよ」

 

「……そ、そうか」

 

早速髪型の変化に言及するマリア、これだけ見た目が変われば誰だって言及したくもなる。対して誉められた一季は何処か気恥ずかしそうな様子、産まれてこの方誉められるのは慣れていないのでリアクションに困っている。

 

「……ところでブライト、これをどう思う?」

 

せっかくなのでマリアにこの跳ねた双頭の毛について意見を求める一季。昨日髪型についてハッキリ物申したマリアならば、この跳ねについてもしっかり意見を述べてくれるだろうと思い訪ねてみる。

 

「これって、この跳ねた毛か?」

 

「……あぁ」

 

「んー、別に変じゃないと思うけど……」

 

マリアから見ても別に一季の髪型は可笑しい物ではなく、跳ねたその毛も特別変な物ではない。

 

「……そうか。悪かったな、足止めして」

 

「別にいいよ。じゃ、あたしは食堂に行くから」

 

別に髪型が変な訳で注目されていた訳ではないかと、納得した一季は、食堂へ行くマリアと入れ替わる形で、自分の部屋へと戻っていく。部屋へと戻った一季は教室へ行くまでの間、ある程度時間を潰す。暫くしてから頃合いを見て、教材等が入った鞄を手に教室へと向かい始めた。

 

『やはり、見られているな……』

 

その認識に間違いはなく、登校時にすれ違う生徒達が一季を凝視している。散髪した事で見た目のイメージが別人と思える程変わっているのだが、そこまでの変化があると一季は思っていない。短くなってスッキリしたという程度だ。そんな視線を浴びながらも教室へと到着する。着くなり席へと着いて授業の用意をしている一季だが、既に教室に居たクラスメート達は彼の外見の変化を目にして驚いている。

 

「えっ……?あれ誰?」

 

クラスメートの誰かがポツリと感想を零す。自分の席に座っているにも関わらず別人だと思われている、そんな感想が出る程に一季の容姿のイメージが変わっているのだ。それもそうだろう、はっきり言って昨日までの一季の見た目は丸まるで女の妖怪貞子の様であった。性別も種族も全く異なるがあの伸びに伸びていた長髪の存在もあり、白装束を着れば貞子と言えば通用する程だった。昨日まで貞子みたいな男子が座っていた席に貞子とは程遠い存在の男子が座っているのだ。戸惑いを覚えるのも頷ける。

 

「おはよー。……ん?、え、えぇ!?」

 

「癒子どうしたの?……って、えっ?」

 

そんな中、褐色の髪を持ちその後ろ髪を2つに分けている髪型をしている谷本癒子が教室へ入り友人に挨拶した直後、一季の変化に気付き仰天する。その様子に何事かと、共に登校してきた相川清香も同じくその変化に呆気に取られた様に驚いた。

 

「……………」

 

「「あ、あはははは……」」

 

そんな露骨な驚きに何か用か?と言わんばかりの視線をぶつける一季。そんな視線を送られた2人は気まずいのか、乾いた笑い声をだしながら自分の席へと向かうのだが、癒子の席は1番の前で一季の左隣、清香は一季の後ろであり、2人共に席は一季の直ぐそばである。気まずいのに変わりはない。

 

「あ、あのー……」

 

「……なに?」

 

そんな中、癒子が恐る恐る一季に声を掛けた。一季はというと見た目は変わってもコミュニケーション能力は昨日と変わらずである。

 

「もしかしなくても……い、一季君だよね?」

 

「……何を当たり前な事を」

 

何かと思えば身分を確認され、一季は思わず呆れてしまう。そこまで区別出来ない程見た目が変わったとでもと言いたそうだ。しかし実際に区別するのが難しい程外見は変化しているのだ。伸びに伸びて貞子みたいだと例えられた長髪はサッパリとなくなり。前髪で隠れていた鋭い切れ長の瞳もしっかりと露わになっており、包帯で顔の半分が見えなくとも一季の容姿が整っているのは理解出来る。

 

『あれ、結構カッコいいかも……』

 

『一季君って実は顔立ち整ってるんだ……』

 

そんな一季の本来の容姿を見た清香と癒子、そして他の女子達はその事実に胸が高鳴るを感じた。必然的に女子校となっているIS学園に、爽やかなイケメンである一夏に加え、幽霊みたいな見た目だった2人目も実はカッコいい。男子とは無縁であろうこの学園で、自分のクラスに異なるタイプのイケメンが2人も居る、それだけで彼女達のテンションは上がるのだ。容姿が整っているかいないかで人生は金額に換算すると億単位の損をする、世の中そういう物である。今日この日を持ってクラスメートや一季を目にした生徒達は、一季への印象を暗くて怖そうな男子から、怖そうだけどクールでカッコいい男子へとランクアップさせた。

 

「これはたぎる……!ネタが湧いてくるわ!」

 

「夏の新刊はこれで決まりだね!」

 

遠くから見ていた一部の腐った生徒達も多いに歓喜している。貞子ぽかった時の出で立ちもあれはあれでネタになるが、今の一季を見て更なるネタを手に入れた。そんな腐った思考が当の2人に伝わる訳はなく、後にその欲望を具現化した薄い本を目の当たりにする事になるのを一夏、そして一季は知る筈もなかった。




という訳で一季が髪の毛を切ってイメチェンする話でした。髪型がアレなだけであって容姿は整っていますから、髪型をまともにすればイケメンになります。pixivにてイメチェン前後のイラストを投稿してありますので其方の方も見てみてください。
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