「ごーしゅーじん☆」(ニコニコ
俺は今現在、猫耳と尻尾のはえた可愛らしい美少女に膝の上を占領されている。だいたいは勘でつかめてきたが、この仮説はありえないことなのだ。だってうちのシルビアさんは…アイルーさんなのだから。
「エドガー、なぜこんなことになったのかわかるか?」
「シルビアさんが化け猫になったからだと思いますにゃ」
「そうだよな、わかるわk…え?」
「シルビアさんが化け猫になったからだと思いますにゃ」
「はい?」
「シルビアさんが化け猫になったからだと思いますにゃ」
「もう1回」
「シルビアさんが化け猫になったからだと思いますにゃ」
「意味がわからねぇぞ…」
「だから、シルビアさんg」
「化け猫になったんだろ。なぜにそうなったんだよ」
「理由とすれば、猫、つまるところのアイルーは肉体的寿命は長くても16年程です。そのなかの約0.3%程の個体が強い信念、決意、などなど気持ちによってもっと生きていなければならない場合に起こす奇跡のような現象のことです。必要な道具もありましたが、それはエドガーがなんとかしてくれました。さすがはエドガーですよ」(ニコニコ
「へ、へぇー。そうなのか…」
「そういうことです」(ニコニコ
「半年程前から素材をいくつか拝借していたこと深くお詫び申し上げますにゃ。煮るなり焼くなりご主人様のお好きなようににゃ」
「そうだな、高級マタタビ×99でいいか?」
「…にゃ?」
「お前が悪気があったとは思えんし、シルビアが調子悪いのは知ってたがそんなこととは…びっくりするから俺にも相談してくれ。俺たちは仲間なんだぜ?」
「ご主人…」
「ご主人様…」
「ご主人ー!」
「うおう!?」
抱きつかれた。そして
「ご主人様ー!」
こっちもだ。可愛い俺の仲間だからいいのだが、こんなに騒ぐと
「店先で何しとんじゃー!!」
ほら、怒られた。
結局、俺だけお小言をありがたく頂戴し、再びギルドに向かっていると、
「あらあら、可愛らしい方ですね。どちらの娘さんですか?」
「いや、あのですね、かくかくしかじか…」
「なるほど、そんなことがあったんですね。よもや、本当に存在しているなんて思いもしませんでした」
「俺も本当にびっくりしました」
「今からクエストですか?頑張ってくださいね」
「善処します」
村長との軽い言葉のキャッチボールをし、受け付けでクエストを受注しようとして気がつく。
「シルビアは武器とかどうするんだ?」
「ご主人の狩猟笛をお借りしても?」
「いいけど、防具は?」
「村長様よりユクモ装備を一式いただいております」
「んー、なら大丈夫かな?なんとかしよう」
「よろしくお願いします」
「なにか軽いクエストありますか?」
「でしたら、アオアシラの討伐があります。G級となりますがよろしいですか?」
「お願いします」
「それでは、お気を付けて」
かくして俺と人型になったシルビアとの初クエストがはじまるのであった。
内容はかなりぶっ飛んでるようですが、まあなんとかします。
次回は、アオアシラとの戦闘です。