「どうして私はあいつに勝てないの.....」
暁美ほむらside
「はっ...!」
時刻は3月16日の午前6時を過ぎた頃だ、
「また負けたのね...」
そう一言だけ呟きベッドから身を起こすと、机の上に置いてあるメガネを手に取り、中学校に向かう準備を始めた。
キーンコーンカーンコーン
ほむら 「起立、気をつけ、礼、着席。」
朝のホームルームが始まった。
早乙女 「えー今日は転校生がいるので紹介しますね。鹿目さんどうぞ。」
(今回の時間軸もこの流れは変わらないのね。)
まどか 「鹿目..まどかと言います...家族の仕事の都合でこの見滝原に引っ越してきました。はやくみんなと友達になれたらいいと思ってます!」
早乙女 「はい、では鹿目さんは美樹さんの隣に座って下さい。」
キーンコーンカーンコーン
ほむら 「起立、気をつけ、礼。」
まどか 「さやかちゃん!久し..ぶ...り?!ちょ、ちょっと待って!なんで泣いてるの!?」
さやか 「っ...うぐっ...あたしのまどかが帰ってきた...」
まどか 「あーそういう事ねーアハハ...」
ほむら (相変わらず美樹さやかはまどかのことが大好きなのね。)
??? 「さーやーかー!!」
さやか 「キャッ!!き、杏子?」
杏子 「さやかー、こいつ誰?」
さやか 「こら、こいつとか言わない。」
まどか 「鹿目まどかと言います、よろしくね。」
杏子 「私は佐倉杏子!よろしくな!」
杏子がそういった後にほむらは立ち上がり、まどかの席に歩み寄った。
ほむら 「お喋りしてるところ邪魔して悪いけど、これから鹿目さんを学校案内するから少し貸してくれる?」
一同は無言で頷き、ほむらはまどかの手を取り教室を出ていった。
ほむら 「自己紹介がまだだったわね、私は暁美ほむら、あのクラスのホームルーム委員をやっているわ、なにか困ったことがあったら私に聞きなさい。」
まどか 「うん、わかった、ありがとう暁美さん。」
ほむら 「ほむらでいいわ。」
まどか 「う、うん、ほむらちゃんね。」
暫く無言が続き、それに耐えられなくなったのか、まどかは話しかけてきた。
まどか 「あー、あのさ、ほむらちゃん。何でほむらちゃんはいきなり私を案内してくれたの?」
ほむらは彼女の問を無視して、歩き続けた。
まどか 「ほ、ほむらちゃん!なんで無視するの!」
ほむら 「そうね、ここだったら話してもいいかしら。」
気がつけば辺りは人気のない廊下だった。
「今日はお願いがあってあなたを連れ出したの。」
まどか 「お願い?」
ほむら 「そうよ、たった一つのお願い。」
まどか 「う、うん。」
ほむら 「恐らく数日中に、キュウべぇと名乗る小動物があなたの近くに現れると思うわ。そして必ずそいつは『僕と契約して魔法少女になってよ!』と言うわ。そしたら契約して私達と一緒に戦って欲しいの!」
まどか 「う、うん、そうなんだ〜。」
明らかに戸惑っているまどかを無視して話を続けた。
ほむら 「そして実はと言うと、同じクラスの美樹さやかと佐倉杏子も私と同じ魔法少女なのよ。」
まどか 「えっ! さやかちゃんも杏子ちゃんもそうなの!?」
ほむら 「そうよ」
まどか 「そうなんだ、わかった、考えてみるね。」
ほむら 「あと、忠告だけどこの事は美樹さやかと佐倉杏子に言わない事ね。」
まどか 「なんで? 待ってよほむらちゃん!」
まどかの声を無視してほむらは去っていった。
ほむら (とりあえずは上手くいったわね。)
以上が第1話、暁美ほむら側からのお話でした!非常に長ったらしく、読みづらく、下手くそですが、ここまで読んでくださってありがとうございました(´∀`*)次回はまどか視点で書きたいと思います!