「良い 戦争だった。」
その言葉と共にその躰を機械へと変えてまでも戦争を愛し、
終える・・・筈だった・・・終わるべきだった・・・
「む・・・?」
ここは・・・何処だ?
私は確か
あぁ・・・そう言えば初めて銃弾が当たったな。とても嬉しい事だ
「さて・・・一体全体ここは何処なんだ?
ロンドンでは無いようであるし。マーゲイトか?
ドーバーか?サウスエンド・オン・シーか?
果てはディエップか?
だが、あそこらはこんな人がいない場所だったか?ここは・・・どちらかと言うと島のようだし・・・カーボベルデか?もしくは南米だとでも言うのか・・・?
一体何処なのだ・・・と珍しく悩んでいると歌が聞こえてきた。
「歌・・・?これは
「しっじみ~♪はっまぐり、サンダークロS・・・」
「
「ヒャッ!?だ、誰ですか!?」
「おや驚かしてしまった様だね。
これは失礼した。そして、私は・・・少佐、とでも名乗っておこうか。」
「し、少佐さんですか。所で、どうされたんです?(新しい提督の人・・・かな?でも、外国の人みたいだし・・・スーツだし・・・名乗るのに普通階級だけで名乗るかな・・・?)」
「ああそうだった。ここは何処かね?
私は確かロンドンに居たはずなのだがいつの間にかここにいてね。何処なのかさっぱり分からないのだよ。」
「ここは硫黄島基地です。(ロンドンに・・・?)」
「硫黄島!日本だと!私は地球を半周したとでも言うのかね!?
(誰がだ・・・?『ミレニアム』は
だが、何故だ?奴等は日本と殆ど関わりが無い上にわざわざかつての同盟国である日本に置くメリットが無いだろう・・・イスカリオテか?だが、日本はカトリックよりも仏教が主だ、クリスチャンである奴等がわざわざ日本、おいては硫黄島等という辺境に置く筈が無い・・・では私の知らない第三者か?誰だ?
もしくは私を日本の自衛隊に押し付けたと言う所か?)」
「あ、あの~」
「なんだね?」
「もしかして新しい提督さん・・・ですか?」
「提督・・・?(硫黄島基地は確か航空が主だと聞いてたが・・・)」
「はい!私が来る前に前の提督が憲兵さんに捕まったらしいので新しい提督かもしれないと思い・・・」
「成程・・・(憲兵だと?なんださっきから感じるこの違和感は・・・日本で憲兵と言ったら半世紀前のあの戦争位までだろう。今は警察じゃないのか?)提督が居たと言う事は基地がある筈だろう?案内してくれないか?」
「はい!こっちです少佐さん!」
「そうだ。君の名を聞かせても構わないかな?Fräulein?」
「ふ、ふろらーいん?
あ、はい!吹雪型駆逐艦一番艦吹雪です!」
「・・・駆逐艦?君が?それに駆逐艦吹雪は1942年に戦没した筈だろう・・・?」
「それは艦の時の私です!」
「どう言う事だ?」
「(分からないって事は本当に提督さんじゃない・・・?)え、えっとですね、2015年突如現れた謎の生物【深海棲艦】により世界は経済的にも物理的にも大打撃を受け、人類は制海権を喪失。
シーレーンを失いました。
これらを奪還しようと人類側は戦争並に武力をフル投入アメリカもデフコン1を発令。
あの武力を持たないと言ってた日本でさえもイージス艦やらステルス機やら。
でも、一切の効果が見られず。人類側で唯一効果が確認出来た兵器と言えばアメリカが発射した核だけ。
しかもその核でさえ駆逐艦クラスを少し焼いただけと言う絶望的状況ですね。」
「成程・・・」
「簡単に言えば一種の【戦争】状態ですね」
「・・・・・・・・・・・・今・・・なんと言った?」
「え?一種の【戦争】状態ですね、と」
「・・・フハハハハ」
「え?」
「フハハハハハハハハハハハハ!!!!!!
誰がここへ連れてきた!?何の為に!?
全てどうでもいい!!いや!感謝しよう!!再びあの懐かしの戦場へ!
あの懐かしの戦争へと連れて来られたのだから!!
再びあの戦争交響曲が聴けるのだから!!
あの懐かしい音が!
阿鼻と叫喚の混声合唱が聞けるのだから!!!
しかも、相手は再び化物!!
化物を兵装し 化物を構築し 化物を教導し 化物を編成し 化物を兵站し 化物を運用し 化物を指揮して、化物を倒した私が死んで再びまた化物相手に戦争が出来るとは!今だけは十三課の奴等のように神へ感謝するよ!」
「(゚д゚)」
「さあ!案内してくれ!吹雪!愛おしい戦場へ!愛すべき戦争へ!素晴らしい戦争交響曲を奏でる
「は、はいぃぃぃ!!!」
「あぁ、楽しみだ本当に楽しみだよ。貴様も早く来いよ楽しい楽しい戦争が待ってるぞ。死が待ってるぞ。こんな楽しそうな事を見逃す貴様じゃないだろ?早く来いよ