人理定礎復元達成者も異世界から来るようですよ?   作:山寺獄寺

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YES! 招待されるしかありませんでした1

【グランドオーダー達成者が異世界に来たようですよ】

 

俺こと藤丸立香は悩んでいた。

人類悪の襲来に備えるべく日課の種火集めと訓練も終わり、自分の部屋に戻ってみると、いつもと変わったことがあった。

自室のテーブル――ようやく人理を復元させたため、小説や漫画なんかが増えた――の上に置かれた一枚の封筒。藤丸立香様という簡素な文字以外なにも書かれていないシンプルなデザインのそれを見て、首を傾げてしまう。

 

「誰がこんな手紙を?」

 

頭の中でこんなことをするような人を思い浮かべてみるけど、誰もいなかった。某嘘嫌いの蛇ストーカーだったら、こんな風に回りくどいことをしないで直接部屋の中に待っているだろう。某触られたがりの褐色アサシンだったら、こんなことをしないで背後にひっそりといるはずだ。

 

そもそも、ここカルデアにいるサーヴァントだったら、用件があるなら直接言ってくるはずだ。

 

そんなことを考えながらそっと封筒を手に取ると――。

 

「うわ……なんかすごい嫌な予感がする……」

 

ゾクリ、と背筋に嫌なものを感じた。

七つの特異点を解決し、ゲーティアを倒した数多の経験に基づく勘がこれを開けてはならない、と告げていた。

と同時に、これをこのまま放置するのもマズいとも告げていた。

 

そう考えると、これが一体何なのかを把握するのが最優先だ。

こんな時は、ダ・ヴィンチちゃんに解析をしてもらう必要があるだろう。

 

そう結論付けて、彼女の素敵な工房に向かうことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく廊下を歩き、彼女の工房の前に到着した。

 

「ダ・ヴィンチちゃんいる?」

 

「いらっしゃ~い。ダ・ヴィンチちゃんの素敵なショップへ。今日はどんな要件だい?」

 

部屋に入ってみるといつもと同じように慈愛とどこかいたずらめいたものを感じる笑顔でモナリザ顔のダ・ヴィンチちゃんが出迎えてくれた。

 

「えっと、これなんだけどさ。部屋の中にあったんだ」

 

「手紙かい? キミにご執心の彼女たちが用意した――というわけではなさそうだね。彼女たちならそんな乙女めいた行動を取らないだろう」

 

「そうなんだよ。それで、なんだか嫌な予感がしてさ」

 

「ふむふむなるほど。マスターの直感になにかくるものがあったと……これは、確実になにかありそうだね」

 

「やっぱり?」

 

「それはそうとも。人類史を守るべく数多くの修羅場を経験してきた人類最後のマスターの直感だ。マシュが多くの経験を経てサーヴァントとしての力を得てきたのと同じように、マスターもまた力を得ているはずだからね。特にキミは指揮官だ。であれば直感、観察眼、戦術、そういった方面に十分に実力をつけている。そんなマスターが【嫌な予感がする】なんて言ったら、確実に異変の片鱗があるはずさ」

 

「とりあえず調べてもらってもいいかな」

 

「もちろんだとも。ふむふむ……」

 

俺が封筒を手渡すと、彼女は鑑定用礼装のメガネをはめ、まじまじと封筒を観察し始めた。

 

「む? この魔力は――う~む。マナが多い上に濃い。マスター」

 

「うん?」

 

「これは部屋に置かれていたということで間違いないかい?」

 

「うん。マイルームのテーブルにポツンと」

 

「ということは――なるほど。これはどうしたものかな……」

 

「なにかわかった?」

 

「これでもわたしより上は数人もいないと自負している万能だよ? 当たり前じゃないか。ただ、どうもこれに使われている術式が独特だ」

 

「術式?」

 

そう聞いて、思わず眉をしかめた。

 

「そう術式だ。現存する魔術式とは若干違うから、詳しい効果はわからないけれど、この封筒を開くことをトリガーに転移魔術が発動するような仕組みのようだ。この封筒がまとっている魔力を用いて発動するいわゆるテレポートトラップの類だ」

 

「石のなかにいるってやつかな」

 

「いや……これは、おそらくだけど目的地が決まっているね。これは特異点のようなところに飛ばされるはずだ。けれど、この封筒に残るマナの残留濃度は――バビロニアに近いレベルのものだ」

 

「バビロニア!? ということは――」

 

「そう。この目的地は神代――それこそ神が当たり前にいる時代、もしくは場所に飛ばされるというわけさ」

 

「またあんな人外魔境に?」

 

その時のことを思い出してしまう。

ギルガメッシュ王との会談、ティアマト、ゴルゴーン、ケツァルコアトルの般若顔、イシュタルとの超高高度からのダイブ――そんなことが頭を過っては苦しめる。

 

「おやおや、あまりいい思い出はないようだね。ただね、これは行くしかないと思うよ」

 

「え゛!?」

 

「よく考えてくれたまえ。こんなにマナの多い神代からの招待状だ。これを放置するということは、神もしくはそれに準ずる何かからの誘いを無視することになるんだよ? 無視された相手はどう思うかな?」

 

「あー……それはマズいか」

 

神――特に女神の怒りは恐ろしい。最悪の場合、現代にあるこのカルデアに召喚陣を利用して突撃してくる可能性すらある。

 

「ただ、相手もあくまでこういった手紙という回りくどい手段によって招待しているわけだから、きっとこちらに対しては好意的ではないかと予想できる」

 

「気楽な旅行、と考えていいんじゃないかな?」とダ・ヴィンチちゃんは笑っていた。

 

「って言っても、俺だけ行ってもどうしようもできなくないか? マスターとしての実力は向上してるつもりだけど、魔術師としては三流だよ?」

 

「そこはマシュを一緒に連れていけばいい。何とか術式に干渉して同行者として連れていけるようにしよう。そのあとでマシュの盾を用いた召喚陣でサーヴァントを呼び出せばいいのさ」

 

「そんなことが……?」

 

「ふふふっ、これでも万能を自負しているんだ。それぐらいなら造作もないさ。そうだね、キミには今からマシュに事情を説明してきてもらおう。その間にこちらでも術式のさらなる解析と干渉をしておくさ」

 

「いや、でもさ……」

 

「結局のところ、こうやってどこかからこのカルデアへの干渉がなされてしまっている以上、なんとか対策を取らないといけない。相手の意図が見えないのだから、まずは調査だ。それこそ新たなビーストクラスとの戦闘があるかもしれないし、以前の無人島のようなサバイバルの楽園かもしれない。だからこそ、人類最後のマスターであり、すべての特異点を解決してきたキミの見識が必要だ」

 

二の足を踏んでしまう俺を、ダ・ヴィンチちゃんはそうたしなめた。

 

ここまで言われてしまうと、もう腹をくくるしかないだろう。

 

「わかった。マシュに伝えてくるよ」

 

意を決して俺は彼女の部屋に向かう。

 

「そうそう。キミはもっと自信を持っていいんだ。今のキミが最もしなければならないことは魔術師としての努力ではなく、自分の力を信じてあげることだ」

 

その背中に、そんな言葉をかけられながら……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「自信……自信……っていわれてもなぁ」

 

ダ・ヴィンチちゃんと話をした後、廊下を歩きながら、そんな言葉を何度もつぶやいた。

自分が今までやってきたこと。それは理解している。けれど、それは決して自分の力で出来たことではないと思う。所長、ロマン、カルデアのスタッフ、そしてマシュ。彼女たちが俺のサポートをしてくれていたからこそ、俺はマスターとして特異点に集中できた。そして、そこで出会ったサーヴァントたちがいてくれたからこそ、俺は敵を倒し、前に進むことができた。

 

俺一人だったら、礼装がなければ魔術もろくに使えないただの一般人だ。なにか武術を極めているわけでもない。特段頭がいいわけでもない。こうして人類最後のマスターとして名を残すことができたのも、結局のところ運がよかった(・・・・・・)というだけだ。

 

そんな俺が自信を持つなんてなによりもおこがましい。

 

ふと足を止めて窓から見える空を見上げた。

 

近未来観測レンズ・シバ――それによって観測された人類史の消失。その原因を追究解明し、人類史の安全を保障することを目的とした人理継続保障機関カルデア。

 

生み出された七つの特異点を攻略し、人理焼却を防ぎ、人理守護指定(グランドオーダー)を達成した今、カルデアは国連と連携を取り、のちに必ず襲来するであろう人類悪、タイプビーストを攻略することを目的としている。

 

そんな俺たちがいるカルデアは、極寒の地に建設されている。けれど、すべての特異点を攻略したおかげか、最近は青空を見ることができるようになっていた。

 

そんな空を見ていると自分たちが成し遂げたことの意味をなんとなく実感できる気がした。

 

すべてはつながっていて、ただ、明日の青空を幸せな気持ちで見るために、俺たちは生きている。

 

生きるために大きな理由なんていらない。大きな目標をもって生きる必要なんてない。

 

ただ生きたい。

そんな本能に直結したまっすぐな部分が、なによりも――。

 

「先輩?」

 

「フォウ!」

 

そんなことを考えていると、声をかけられてしまった。

 

「あ、マシュ――それとフォウ」

 

「はい。シールダー・マシュ=キリエライトです」

 

「フォウ」

 

話をしにいくはずだったマシュが、いつの間にか俺のところまで来てしまっていた。今はサーヴァントとしての鎧に大楯ではなく、メガネに白衣のインテリスタイルだった。

 

「あ、もしかしてダ・ヴィンチちゃんからなにか通信あった?」

 

「はい。先輩から伝えることがあると連絡がありましたので、カルデア内を捜索しておりました」

 

「そっか。ごめんね。それで内容なんだけど……」

 

「はい。なんでしょうか」

 

真剣な表情で俺の言葉を聞こうとするマシュ。そんな彼女になんて答えようか……。

 

 

⇒俺と一緒に神様に会いに行こうか

 

 新しいイベントの気配が……

 

 

「え? 神様……ですか? えっとそれは」

 

「ああ。ごめんね。詳しい話をしちゃうとさ、神代だと思われる場所から俺あてに手紙が来ててね。それを解析したら、転移魔術のようなものが使われているみたいでさ」

 

「なるほど。突発的な特異点のようなものでしょうか?」

 

「たぶんだけど、小川ハイムやファースト・レディの時みたいな並行世界もしくは異世界に近いものだと思う。それの神代バージョン?」

 

「それは……行くのは危険ではないですか? イリヤさんの時はカルデアに襲撃がありましたし、なにより通信がとても困難だったと記憶していますが。観測が難しい以上、あちらがどうなっているかもわかりませんし」

 

「それはそうなんだけど。問題はさ、その手紙が神代から来てるってこと。手紙を異世界にあるここに届けることができる相手だよ? 確実に神様が関わってるはずだだよね」

 

「あっ。つまり………………」

 

俺と同じ答えに行き着いたのか、マシュの顔が少し青くなった。

 

「そ。行かないと向こうが押しかけてくる可能性があるんだよね」

 

「た、たしかに。それは予想可能範囲ですね」

 

「というわけで、俺と一緒に神代に行ってほしいんだ。今、ダ・ヴィンチちゃんが術式に干渉してマシュも一緒に行けるようにしてもらってるから、一緒に行って向こうでサーヴァントを召喚しようと思ってる」

 

カルデアの召喚システムはマシュの持つ大楯――円卓――を用いて使用できる。円卓、つまり『英雄の座る座』を表し、その意味を利用して召喚を行っている。だから、マシュがいて、霊脈(レイライン)上であれば、自由に召喚できるわけだ。

 

それにマシュは俺にとって大切なパートナーだ。一緒に行かないなんてありえない。

 

「わかりました。そういうことでしたら、デミ・サーヴァント、マシュ・キリエライトは先輩とともに新世界の調査に同行します」

 

「うん。よろしくね。それに、こういうことに参加していかないと、他のサーヴァントも退屈でどうなるかわからないからね」

 

「ふふっ。そうですね。サーヴァントの皆さんも訓練等に精を出していらっしゃいますけど、退屈してらっしゃいますからストレス発散にもなるでしょう」

 

「というわけで、俺と来てくれるかな」

 

「はい。先輩」

 

満面の笑みで俺の隣に立つマシュ。そして――。

 

「フォウフォーウ!!」

 

「うん。わかってるよ。フォウも一緒にね」

 

「フォウッ!」

 

俺がかがんで手を差し出すと、それを駆け上がってフォウが俺の肩に乗ってくる。

 

「よし。じゃあ工房に行こうか」

 

「はいっ」

 

いまだにごたついている世界、そしてカルデアの中――俺たちは新たな冒険のための一歩を踏み出すことになった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マシュたちと合流した俺たちはいつものレイシフト装置の前にいた。

 

「それじゃあ立香くん、マシュ。準備はできてるかい?」

 

「はい。準備は万全です、ダ・ヴィンチちゃん」

 

ダ・ヴィンチちゃんの言葉にしっかりと頷くマシュの姿は、大楯に鎧姿のサーヴァントとしての姿だ。

 

「俺も大丈夫だよ。いつものレイシフトはできないから、ちょっと心配だけどね」

 

そう。

 

これは手紙に使われている転移術式を利用しないといけない。そのため、ソロモンの神殿の時のように生身で行く必要があった。

 

カルデアの制服に身を包み、そして口元を覆う様なマフラーが今の俺の装備だった。神代に行く以上濃密なマナに耐えるためには必要な礼装だった。

 

「俺も……大丈夫」

 

「そうかいそうかい。それでも向こうがどうなっているかはわからない。何とかキミが身に付けている腕輪を通じて連絡を取ることは可能だろうけど、それもどんな障害があるかは不明だ」

 

「できるだけこちらでも何とか観測を続けるけど、こちらからの連絡がなくとも頑張ってほしい」

 

「まあ、そのあたりも想定済みだよ。ここまで来たら腹をくくるよ」

 

「よし。それじゃあ、始めようか。それじゃあ、これを開いてくれたまえ。少し術式をいじってマシュも行けるようにしてあるから、そこは安心してくれたまえ」

 

そう言って返却された封筒には、藤丸立香とマシュ・キリエライトの宛先があった。

 

「ありがとう……それじゃあ……っ。」

 

恐る恐る封を切って中身を取り出す。簡素な便せん。その内容に目を通す。

 

 

『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。

 

 その才能を試すことを望むならば、

 

 己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、

 

 我らの箱庭に来られたし』

 

 

「え゛!? いやちょっと待ってこの内容は――」

 

――帰れない前提なんじゃ!?

 

そう叫ぼうとした瞬間、強烈な魔力があたりを包み、視界が一瞬暗転し――俺たちは大空に投げ出されていた。

 

 

「――――はっ!?」

 

「せ、先輩っ!? こ、れは……以前のバビロニアと同じ、上空に転移してしまっていますっ」

 

これはまずい。まずすぎて、一周回って頭が冴える。

 

重力に引かれ、落下する感覚が全身を襲ってくる。

 

『――立夏くん、マシュ。聞こえ……』

 

通信機能を搭載した腕輪からは、ノイズ混ざりの声が聞こえてくる。通信状態が悪いのか、映像は届いていない。

 

「マシュッ!」

 

「はいっ。先輩、私につかまってください」

 

とっさに声をかけて、そのまま彼女の腰に腕を回す。華奢ですっぽりとつかめてしまう体。しかし、そこには確かな安心感があった。

 

「ダ・ヴィンチちゃんっ! こっちは上空に投げ出されたっ。地表に到達したらまた連絡する」

 

早口に告げて、そのまま周りを確認する。

 

そこには――。

 

「…………………………これ、は…………………………」

 

澄み渡るような空の青。

 

眼下には天幕に覆われた都市の姿。澄んだ水の流れる河川や湖、そして緑生い茂る大地。

 

そして、何より……

 

「先輩、あれは……世界の果て、でしょうか……?」

 

「これは……つまり、箱庭なのか?」

 

かなたで世界が途切れてるのが見えた。地平線、ではなく水がそこで終わっている。以前、キャスター・メディアに連れ込まれた囲まれた世界。果てのある空間を連想させた。

 

「な、何よ、これ!?」

 

「ハハハ!」

 

「――っ!?」

 

そんなことを考えていると、俺たちと同じように落下している三人の男女を見つけた。

 

状況を考えると、招待客のメンバーなんだろう。

 

「マシュ、あの子たちまで行けるか!?」

 

「す、すいません。あそこまでの移動は難しいです。ですが、真下は水面ですからなんとかなるかと」

 

「っ。いや。俺たちは礼装を着てるから何とかなるかもしれないけど、あの子たちは水面でも難しいぞっ!?」

 

この落下速度で水面にぶつかれば、確実に死んでしまうだろう。

 

なんとかしなければ――!!

 

頭の中で、状況を打破する方法を駆け巡らせる。

 

おそらくだけど、招待されている以上、これで死ぬ可能性は招待者側が防いでいる……か?

 

いや、それを期待して何もしないのは、楽観的過ぎるっ――!

 

「マシュ!!」

 

「は、はい」

 

頭で何度もシミュレートし、そして一つの結論を導き出す。

 

「令呪をもって命じるっ! 俺の合図に合わせて落下方向に対して宝具を展開。水面にぶつかる衝撃を攻撃と見立て、宝具によって防げ――!!」

 

手の甲にある令呪が熱を持ち、体に魔力が吹き荒れる。その莫大な魔力がパスを通じてマシュに届いた。

 

「命令、受託しました。宝具、展開しますっ!」

 

落下方向に対してマシュが大楯を構える。それだけで空気抵抗が強くなり、加速が緩くなった。盾から魔力が溢れ、さらに守る面積を広げていく。

 

「こ、今度はなによっ!?」

 

「ヤハハ、なんかすげーなっ!」

 

「なに、これ……」

 

三者三様の対応。驚くドレスの少女。楽し気なワイルドな少年。何が起きているのかわかっていない少女。

 

そんな彼らを無視して、俺は宝具展開のタイミングを見極める。

 

ぐんぐんと水面が近づいていく。

 

そして――。

 

「今っ――――!」

 

「真名、開帳――私は、災厄の席に立つ。それは全ての(きず)、全ての怨恨を癒す我らが故郷。顕現せよ! 」

 

マシュから放たれた魔力の密度が増し、一つの形を作り出す。

 

白亜の城門。あらゆる災厄を防ぎ、そして内なるものを守る絶対の守護。

 

「【いまは遥か理想の城(ロォォォォド、キャメロット)】!!」

 

彼女の宝具である魔力の障壁に包まれ、そのまま俺たち五人は、水中へと飛び込んだ――。

 

 

 

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