戦国乙女現代ロマン記   作:紫電月華

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第4話

車に乗り込んでから、最初は興味津々で車の窓から外の景色を見ていたが暫くしてからヨシモトは急に落ち着かないのか辺りをキョロキョロと視線が彷徨っている。

 

 

 

 

 

 

和樹「大丈夫ですか?今川様、もしかして落ち着きませんか?」

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「えっ⁉…ああ!すみません…ただこのような乗り物に乗ったのは初めてなので、少しだけ怖いですわ…馬より速いなんて…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

それはそうだろう戦国時代に車など存在していないし、主な移動手段は馬だったのだから車に乗れば当然不安に思うだろう。そこで俺は少しでもヨシモトの不安が取り除けるようにこんな事を提案する。

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「今川様がもし怖いのでしたら、手を繋ぎませんか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「えっ⁉でっでも////」

 

 

 

 

 

 

 

 

顔を赤くしうつ向いてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹(しまった…‼完全に失言だった…気を使わせたつもりが恥めてどうするんだ(汗))

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「すみません…少し出過ぎた真似をしてしまいましたね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

反射的に罪悪感が強くなり謝ってしまうするとヨシモトは俺が謝った事に気付き慌てて口を開く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「ちっ!違いますわ!別に和樹さんがお嫌だとは言っていません、ただ//その//殿方とこんな風に2人きりになった事が無いので驚いただけですわ!和樹さんは私の不安を取り除いてくれようとして下さいましたのね。ありがとう御座いますわ!もし宜しければ到着するまでの間手を握って頂けません事?/// 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「勿論!俺の手で宜しいのでしたら」ヨシモト「ええ和樹さんの手が良いんですの////」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモトは少しぎこち無い感じで俺の手を握った。その時ヨシモトは小さく微笑んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

暫くしてこの町で一番大きなショッピングモールにやって来たこのショッピングモールはかなり大きく食材は勿論服や生活用品が揃いそして来た客を退屈させないために、ゲームセンターや映画館や書店などと言ったアミューズメントが盛り沢山な場所だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1日で回るとしてもとてもじゃないが時間が足りず回りきれない 。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「すっ凄いですわ⁉人がこんなに沢山いるんですの!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「自分からしたら見慣れた光景ですけどね、さあ!行きましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「待って下さい!」

 

 

 

 

 

 

 

2人で人の波を掻き分けて何とか目的の服屋に辿り着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「こっこっこんなにありますのー⁉」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「えぇ…今川様には無理を承知で頼むんですが他の皆さんの服も見繕って頂けませんか?勿論今川様ご自身の服を選んで頂いて構いません。後服は1人に付き7着から10着位選んで貰っても良いですか?着まわしが出来るように」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「分かりましたわ!ファッションリーダーとしての腕がなりますわ‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言いながら店に向かって行くヨシモトを見て一言で言うなら燃えている⁉様に見える(笑)ヨシモトの全身から炎の様に燃え上がってる程に凄いテンションになっている…いやこの場合は士気が上がっている様に見える?と言えばいいのか?(笑)。さてと俺も行くかな!ヨシモトだけを行かせたら大変だ…と笑みをこぼしヨシモトの居る方に向かう。

3時間後………俺達はやっとの思いで店から出てきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「ふぅー‼我ながら良い買い物を致しましたわー‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「ゼィ!…ハァ!…ゼィ!…ハァ!…(大変だった)」

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は荷物を両手に持ち肩で息を整えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「大丈夫ですの?すみません…珍しいお召し物が沢山あったのでつい…。」

 

 

 

 

 

 

 

そう言いながら肩を落とすヨシモト

それを見た俺は首を振りながら答えた。

 

 

 

 

 

 

 

和樹「大丈夫ですよ!自分は只荷物を持っていただけですから!今川様の方が慣れない場で疲れたと思いますし取り敢えず少し休憩を入れましょうか!其処にカフェ…じゃない茶屋があるので其処にしましょうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「分かりましたわ」

 

 

 

 

 

 

 

2人で近くのカフェに入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「今川様は何か決まりましたか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「そうですわね…余り南蛮のお茶と言うのを飲みませんので、どれにしていいか分かりませんわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「成る程!分かりました!なら自分と一緒の物を頼みましょうか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「いっ一緒ですの‼‼///よっ宜しいのですか?///(これは好機ですわ!うふふ‼)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「はい!勿論!(はは~ん‼成る程ね!凄く顔がニヤけてるのはさっき買った服をイエヤスに着せて妄想してる訳ね)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人して全く検討違いな事を考えていた。そうこうしている内に紅茶とケーキが運ばれて来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「(なんですのもう!せっかく和樹さんと一緒の物を飲めると思いましたのに…)和樹さん?変わった飲み物ですわね?…それと此方の変わった形の台座みたいなのは何ですの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「これは南蛮発祥の物で紅茶と言います。今川様が何時も飲んでいる緑茶とはまた違った味ですので気に入って頂けたら嬉しいです。……フッ!…確かに見た事が無ければ…フフ…まぁそう言う感じに見えますよね………しかし台座ですか!ハハハ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「なっ⁉///何も笑わなくても良いじゃ有りませんか⁈////初めて見ましたもの!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「それは本当にすみません!…そちらは先程の紅茶と同じ南蛮発祥のお菓子、ケーキと呼ばれる物になります!何方も大変美味ですのでどうぞ味わってみて下さい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「そうなんですの‼それは楽しみですわ!では頂きますわ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ずは紅茶を一口飲みケーキの一欠片を口に含んだヨシモトの表情が驚きに満ちていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「双方何方もとても美味しいですわ‼!これはソウリンさんが気に入ってしまうのも頷けますわ‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「それは良かった!(あれ⁇戦国時代ってケーキ何か無い……よな?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目を輝かせながらケーキを夢中で食べているヨシモトに視線を向けながら自身もケーキを一口食べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「…うん!美味いな(そもそもあっちは創作の中の戦国時代だから…ソウリンが紅茶とかキリシタンとかを嗜んでる時点でケーキもある…か?…まぁ何方にしろ現実の戦国時代の知識は宛にはならないな…仮に当て嵌まったとしても名前位だし何より性別から武器まで違うからな…余計な事は考えない様にしよう)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモトとのお茶を楽しんでいると突然ヨシモトが疑問に思っていたのか話し出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「今更気付いたのですが、お金の方は大丈夫ですの?服も買ってお茶も頂いたので少し気になってしまい…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「ん?ああ!その事ですか…大丈夫ですよ!じゃないと皆さんに一緒に住もうなんて言えませんからね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「そうですか!色々して貰いありがとうございますわ!あっ!それともう1つ気になっていた事がありますの⁉」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「なんですか?今川様?(何だろう?物凄い不本意な事になりそうな気がする)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「それですわ!そ・れ!」

 

 

 

 

 

 

 

和樹「そっそれですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「その言葉使いと名字呼びですわ⁉」

 

 

 

 

 

 

 

 

突如としていきなりそんな事を言われたので一瞬思考が止まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「はぃ⁇」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「どうして!私や他の皆さんに敬語や名字で呼ぶんですの⁈普通ならば住まわして頂く私達が敬語を使う筈なのです‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「いや…どうしてと言われましても只皆さん名のある武将でその上将軍や各国の大名までいるんですからそれは敬語にもなりますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「私は気にしませんので‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「流石にそれは自分が気に…ヨシモト「い・い・で・す・わ・ね」

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「…………はぃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

余りの勢いに押され思わず頷いてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「それでは行きましょう!和樹さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「分かりま…分かった」

 

 

 

 

 

 

 

 

店を出て暫く歩いていると次に買う店が見えてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「それで?次は何を買うんですの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

実を言うと次に向かう店はいかんせん男には入りにくい店なのだ。それに横で聞いてくるヨシモトには言いたくない……理由は恥ずかしいから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな渋った顔をしている和樹を見たヨシモトは周りを見渡すと1つの店に目が付く、そうして俺の方に身を寄せると耳元で囁く。

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「(ふふっ!そういう事ですの!)和樹さん…女性の下着を見るだけで顔が赤くなるなんてお可愛いですわよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「うっうるさいな⁉//別に赤くなってない‼///」

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「オホホホホ‼‼!嘘は行けませんわよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

遂にと言うか普通にバレてしまった…実は俺は彼女居ない歴=年齢なので余り女性に耐性がない普通に喋る事自体は大丈夫なのだがこういった場所では本当に駄目になってしまうのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「和樹さん?此処でも服と同じ位の枚数を買えば宜しいんですの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「あっはい!その枚数でお願いします!////」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「敬語!出ていますわよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「あっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

敬語が咄嗟に出ていた事を指摘されてバツの悪そうな顔をしている和樹を横目に何やら考え込むような姿勢を取ったヨシモトが呪文のように言葉をブツブツ言っていたので何を言っているのかと気になった俺は思わず耳を澄ました………とそれは⁉⁉

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「あの野蛮人と私とヨシテルさんはFカップ、マサムネさんにドウセツさんにミツヒデさんはEカップ、モトナリさんとヒデアキさんはDカップ、イエヤスさんとリキュウさんとモトチカさんはCカップ、ソウリンさんがBカップそしてヒデヨシさんとトシイエさんはAカップですのね……ふふふ‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹(ひぃ⁈怖!ヤバイだろ⁉一体いつの間に皆のカップ数を調べたんだよこのヨシモーは‼)

 

 

 

 

 

 

 

俺が密かにヨシモトに恐怖を感じている間に、ヨシモトは会計を済ませて戻って来ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「はい!終わりましたわ‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「あっ!(いやいや!早すぎるって⁈)戻ったんだじゃあ帰ろうか!皆に服を来て貰って、また買い物に行かなきゃ行けないしね」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「分かりましたわ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして何やかんやと無事に1回目の買い物を終了した。そうして家に着くと皆が出迎えてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹/ヨシモト「ただいま/戻りましたわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員「お帰りなさい」

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「それでは服を買ってきたので各自で着て下さいね!着方が分からなければ、今川様に聞いてください!俺は部屋の外にいるので」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「此方に下着と服がありますのでそれぞれお取りになってくださいな!そ・れ・とイエヤスさんには私が手取り足取り腰取り教えますわ‼♥」

 

 

 

 

 

 

 

 

イエヤス「(ぶるっ⁉)いえ…大丈夫です…自分で…着れますから」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「いえいえいえ‼‼‼そんな遠慮する事有りませんわ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ノブナガ「おい!お嬢なんでワシの胸の周囲を知っているんじゃ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシテル「確かに…ぴったりです」

 

 

 

 

 

 

 

 

マサムネ「何だか此処まで合っていると逆に不気味だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

ワーキャーワーキャー…とドアの向こうでは様々な声が聞こえる、果たしてちゃんと着れたのだろうか?するとドアの向こうから「終わりましたわ!」と声がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてドアを開けるとそこには何時もの戦装束ではなく現代の服を来た乙女達がいた。

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモト「どうですか‼和樹さん似合ってますか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

和樹「ああ!とても似合ってるよヨシモト」

 

 

 

 

 

 

 

 

改めて見ると本当に似合っている。やはり美人や美少女が何を着ても似合うもんだなーと1人心の中で納得していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシモトは緑のワンピースに白のカーディガンを着て清楚なお嬢様って感じだ。

 

 

 

 

 

 

 

ソウリンはゴスロリ系の白のワンピースだ。

 

 

 

 

 

 

 

マサムネはボーイッシュでパーカーと下にジーパンを履いている。

 

 

 

 

 

 

ノブナガはバギーパンツにジャケットとカッコいい系だ。

 

 

 

 

 

 

 

ヨシテルは白のワンピースに花柄のスカートだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツヒデは黒いパーカーとグレーのブルゾン型カーディガンにモコモコベレー帽に黒スカートだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ドウセツは黒のスウェットにボーイフレンドデニム足元はショートブーツで決めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

イエヤスはピンクのミニニットトップスにフロントボタンのデニムスカートでコンパクトにしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リキュウは長めの白ニットにチェック柄のミモレ丈のスカートを合わせたゆるふわコーデ足元は白靴下に茶系のモカシンが似合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒデヨシ&トシイエは双子コーデだパステルカラーのパーカーウォッシュデニムスカートでカジュアルにちなみに二人の色はヒデヨシが主に黄色で統一されていてトシイエは茶と白がバランスよく映えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モトナリは黒MA-1ジャケットに黒スカート➕黒タイツを合わせたモノトーンファッションだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒデアキはネイビーのニット黒のチェックのスカートだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モトチカは白のTシャツに迷彩のアウターに黒パンツでバックルは派手な鬼の形を彩った物だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで全員が着替え終えたので俺はまた買い物に行くために次のメンバーを呼ぶ。

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