東方音楽伝   作:MK0612

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このお話は、幽閉サテライトさんの曲を元に書いたお話です。
咲夜が、途中でおかしくなりますが、お使いの端末は正常です。

舞台は、満月の夜。戦闘シーンが大半です。

それでは、どうぞ!


切っ先だった者

 

 

 

Side ~十六夜咲夜~ In 紅魔館 門前

 

 

 

私は、ただの7歳の女の子。

名前? そんなもの知らない。

 

私は、なぜか時を操れる。そのせいで、私は村の人に嫌われ、村を追い出された。

私が4歳のとき、ある集団に拾われた。生きるための場所もなかったから、その吸血鬼を狩る集団について行った。

それから私は、彼らの言う通りに吸血鬼を狩るための特訓をしてきた。ナイフ投げの練習や、格闘術、時を上手に操る練習もした。

 

今が、その集団で初めての仕事だ。

この紅魔館という館に住んでいる吸血鬼を討伐。

 

もちろん私は時が操れる故、苦戦しずに中国の服を着た門番を倒した。

彼女は、格闘をするタイプだったし、ここの吸血鬼もそうなのか。そう考えながら、館に入った。

 

 

 

◆◇◆

Side ~レミリア・スカーレット~ In 紅魔館 書斎

 

 

 

さっきパチェが、結界の中に誰か入ったから気をつけなさいと言われた。

 

7歳くらいの女の子だから、強くないだろうと思って見て見ぬ振りをしていたが、そうはできない。

美鈴が倒されたのだから。

 

あの女の子は、ナイフを使っていた。たまにナイフがどこからともなく出てくる。

しかも、美鈴と格闘術を使って戦っていた。格闘術においては美鈴の方が強いが、なぜか彼女が有利だった。

 

もしかしたら、彼女の能力は!

 

そう思った時に、ドアが開いた。

 

「あなたがこの館の吸血鬼でしょ?」

 

 

 

◆◇◆

Side ~十六夜咲夜~ In 紅魔館 書斎

 

 

 

「あなたがこの館の吸血鬼でしょ?」

 

絶対彼女がだ。背には吸血鬼の証拠の羽がある。

 

「もちろんよ。小さい侵入者さん」

 

なぜか、寒気というの?圧倒的な力の差が感じられる。

でも、やらないと。しなければ、私の居場所がなくなる。

 

「吸血鬼さん、あなたの時は私の手の中にある。覚悟しなさい。」

 

◆◇◆

Side ~レミリア・スカーレット~

 

「吸血鬼さん、あなたの時は私の手の中にある。覚悟しなさい。」

 

そう言われた瞬間、私の推測は事実に変わった。

 

「あなたの能力は、時を操れるのでしょう?」

 

「そうよ。それはつまり、あなたは不利だということ。」

 

「それは、少し違うわね…」

 

「どういうこと⁉︎まあ、いいわ」

 

「こんなに月も紅いから、」

 

「本気で殺すわよ」

「本気で戦うわ」

 

◆◇◆

Side ~十六夜咲夜~

 

 

 

私の技は、だいたい時を操るものか、ナイフを使うものだ。

最初、私は時を操る技を使用することにした。

 

「プライベートスクエア」

 

吸血鬼の速度が遅くなった。今だ!

そう思って、5秒の間に、たくさん攻撃を入れた。

 

だが、さすがは吸血鬼だ。あんなけ攻撃したのに、傷など一つもない。

驚異的な回復度だ。

 

「今度は、こっちから行かせてもらうわ。「スカーレットシュート」」

何か、十字形にレーザーみたいなものが吸血鬼から出ている。

 

⁉︎ こっちに来た!私に当てようとしている。

 

「そうはさせない!「ソウルスカルプチュア」」

 

レーザーを、これでもかというくらい切り裂いた。もちろん、レーザーが当たることはなかった。

 

「反撃よ!「殺人ドール」」

吸血鬼に向かって、3色のナイフが飛んでいく。避ける隙間もほぼない。

 

勝った!確信した時だった。

 

ナイフが吸血鬼をすり抜けていくのが見えたのは。

 

「もしかして!」

 

吸血鬼は答えた。

「そうよ、私の能力。運命を操ることができるわ。

  ナイフが当たらない運命に変えさせてもらったわ」

 

「そんなの、デタラメよ!「幻惑ミスディレクション」!」

 

やけになって、ナイフを全方向にはなってから、能力を使い瞬間移動して、同じことを繰り返す。

普通は絶対に当たる。だって、回避不能なんだから。

 

でも、ナイフが吸血鬼に当たる前に気づいた。彼女は、私を挑発していたんだと。

 

「もう終わり?じゃあこっちから、行かせてもらうわ。「スピア・ザ・グングニル」」

 

避けないといけなかった。でも、さっき力を使い尽くしたせいで、避けることができない。

私は、こうなる運命だったのか… そう思い、目を閉じて、来る攻撃に身を構えた。

 

十数秒経った頃だろうか?攻撃が来ないと思っていたら、彼女は、技を取り消ししていたらしい。

 

「吸血鬼さん、私は勝負に負けたわ。あとは焼くなり、食うなり好きにして。」

 

勝負に負けたのだから、それは当然だ。

私の人生に後悔はない。

 

「じゃあ、この紅魔館のメイドになりなさい。メイドになるからには、衣食住提供するわ。

  そういえば、あなたの名前を聞いていなかったわね。私は、レミリア・スカーレットよ」

 

メイドになるということは、彼女が主なのだろう。

敬語で話さないと…

 

「私は、名前はありません」

 

名前があったとは思うが、数年前のことだ。忘れた。

 

「じゃあ、私が名前をつけるわ。

  そうね、十六夜咲夜。これがあなたの名前よ」

 

「わかりました、お嬢様。」

 

十六夜咲夜。多分、十六夜の昨夜は満月、つまり吸血鬼の象徴だからだろう。

 

いい名前だ…

 

そうして、私の紅魔館での生活が始まった。

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

最近、私がいた集団からよく人が送られてくる。

私が、集団に帰ってこないからだろう。

 

あの時いた中国の門番、紅美鈴 はメイド長だったと聞いた。

メイド長ということは、家事をすませなければいけない。

 

私は、まだ下っ端だけど、お嬢様のメイド。

 

 

 

お嬢様を殺そうとする奴らは絶対に生かさない。

 

 

 

「ここが、あの女の子が来た館か」

「真っ赤で目に悪いや」

「おい、お前ら!絶対あの嬢ちゃんの仇を討つぞ!」

 

あの3人は、そこまで強くない。かといって、本気で行くのもあれだし…

 

そうだ!私は無理矢理この館で働いてるように演技しよう!

 

「あ!あなたたちは!」

 

「お前、生きていたのか!」

 

意外とすぐに信じた…

 

「うん、私戦いに負けたから、無理矢理働かされているの…」

 

私の演技はバッチリ!

 

「そうなんだ… じゃあ、吸血鬼を倒しに行こうぜ!」

 

「でも、このチャンスを逃したら、逃げれないかもよ?」

 

逃がすわけないのだが…

 

「じゃあ、早くここから出よう」

 

出れると思っているのかしら?

 

「そんなの、逃がすわけないじゃない…」

 

「え?」

 

「私は、お嬢様の従者なの。お嬢様を殺そうとする奴は許さない。」

 

そう言い終わってからナイフを投げる。もちろんナイフは命中。お嬢様に稽古をつけていただいたから。

 

「これでバッチリっと」

 

ふとした瞬間、私は考えた。

 

あの時、私はナイフを人を傷つけるために使っていたのに、何故今はお嬢様を守るために使っているのだろう?

多分、お嬢様の強さと幼さに導かれたのじゃないか?そういう結論が出た。

 

◆◇◆

 

「お嬢様、紅茶をお持ちしました。」

 

私は、最近美鈴さんから紅茶の淹れ方を練習している。

毎日夜の3時にお嬢様にお出しするためだ。

 

「えぇ、入りなさい。」

 

「さっきの戦いは見事よ。あの絶望的な顔、見ているだけで面白かったわ。」

 

「ありがとうございます。今日は、カモミールティーでございます」

 

そう言いながら、ティーカップにお茶を淹れる。

 

美味しいのか定かではない紅茶でも、お嬢様は飲んでくださる。

 

「今日のお茶はどうでしょうか?」

 

「そうね… 昨日よりはマシだけど、もう少し暖かくしなさい」

 

「かしこまりました。」

 

よく、紅茶の温度を間違えてしまう… 気を抜かずにしっかりやらないと…

 

◆◇◆

〜数年後〜

◆◇◆

 

「お嬢様、話とは何でございますか?」

 

お嬢様が、みんなを集めてと言っていたから集めてきたけど、重要な話かな?

 

「みんな、吸血鬼の話が信じられなくなってきたのは知っているわよね?だからこそ、安全な忘れられたものの楽園、幻想郷に行こうと思っているの」

 

「いいと思うわよ。こっちじゃ暴れ足りなかったし…」

 

パチュリー様は、私より前から紅魔館に入る。彼女は喘息持ちのため、暴れることができなかったのよね。

 

「妹様のためですよね?」

 

これは、お嬢様が妹様のことを大切に思っているのを知っているからわかることである。

 

「そうよ。彼女を外に出させてあげたいの」

 

「それだったら、みんなで一緒にやりましょう!」

 

「みんな… じゃあ、パチェは建物ごとの転移呪文、咲夜は幻想郷について調べる、美鈴は、いつもどおりよ。」

 

「わかりました、お嬢様。」

 

 

 

幻想郷について調べるのは難しかった。でも、私は頑張った。

なぜなら、お嬢様の喜びが私の喜びだから。

 

◆◇◆

 

私は、お嬢様に出会うまで、止まった時の中で、孤独だった。止まった時の中が、一番くつろぐことができた。

 

でも、お嬢様に出会ってから、お嬢様に会うのが待ち遠しい。

 

◆◇◆

 

吸血鬼異変が終わった頃、お嬢様は私に聞いた。

 

「咲夜、これからも私についてきてくれる?」

 

私は、こう答えた。

 

 

 

 

 

「もちろんです、お嬢様」

 

 

 

 

 

 

 




よければ、戦闘シーンの書き方を教えてください…

※是非、元の曲を聞いてみてください!
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