双子の姉と友達を守るためだったら無機物だって殺して見せる!   作:ねふてぃー

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 おはようございます、こんにちは、こんばんは。今回はこの小説を見てくれてありがとうございます。私はねふてぃー。こっちの小説もゆっくり更新していきたいと思いますが、期待せずに待っていてくださいね。というわけで、ゆっくりとみていってね。


歯車は狂い始める

 初めまして。刈夜です。ボクは俗に言う転生者というやつで、インフィニット・ストラトスの世界にある程度の特典を貰って転生しました。特典については後々わかると思うので今は割愛します。そんなことより、この世界でボクはとある家の長男になったようです。

 

「簪姉さん、一緒に遊ぼう‼」

「刈夜、ごめんね。今はちょっと忙しいんだ」

 

 今のボクのセリフでわかるかもしれませんが、ボクは更織の家の長男になっています。ちなみに簪姉さんはボクの双子の姉なのです。

 

「……そう…なんだ」

「本当にごめんね」

 

 簪姉さんは最近、遊んでくれない。隠しているつもりなんだろうけど、ボクにはわかる。簪姉さんはクラスメイト達に虐められているのだ。ボク達には隠しているつもりなんだろうけど、ボクにはわかる。ボクは簪姉さんが大好きだから。ずっと見てたし、困ったときは手を差し伸べた。困った顔が笑顔になったのを見ると、ボクも自然と笑みを浮かべる。それくらい簪姉さんが大好きだ。LoveなのかLikeなのかの区別はつかないけど、悲しんでいるならボクは元凶を滅ぼすだけだ。

 

「……簪姉さん。ちょっと、出かけてくるね。ボク、ちょっとイライラしてるんだ。ストレスの発散をしてくるよ」

「…あ、うん。気を付けてね」

「……ありがとう、簪姉さん。それだけでボクは頑張れるよ」

 

 出かける時はいつも特定の服を着ている。これはある意味ボクの中の意識を変える物でもある。ボクは私に変り、誰かに誕生日に貰った指輪を左手の中指にはめる。

 

「簪姉さんを苦しめる馬鹿どもは…みーんな殺しちゃうからね」

 

 自分が思う最大限に優し気な笑みを浮かべて、簪姉さんをいじめる者たちが集まるという公園に向かう。

 公園に着いた。噴水やブランコがあるだけの公園の中央、ジャングルジムの上に一人の少年が立っている。あれこそが簪姉さんを虐めている筆頭であり、ジャングルジムの下にいる少年たちはその取り巻きである。それにしても人数が少ない、そんなことを思っているうちにジャングルジムの上に立つ少年が私の姿を見つけ、上から飛び降り、目の前に立つ。眉間にしわを寄せ、私を睨みつける。…その程度では全く怖くないというにも関わらずだ。

 

「……お前たちだな。簪姉さんを虐めているのは」

「あぁ?あー、お前は、更織の双子の弟だったっけ?おねーちゃんが虐められてるから助けようってわけか。ひゅーかっくいい。…でも、お前ひとりでこの人数相手に何が出来るっていうんだ?」

 

 ジャングルジムの下にいた少年たちの他にも草むらからも数名の少年たちが出てくる。人数が少ないと思ったら、草むらに隠していたらしい。たかが数名増えた程度に私がやることは変わりない。…皆殺しだ。

 

「まずは一人目」

「…へ?…うあああああぁぁぁああぁ‼」

 

 私の背後から襲おうとした少年の体に見える線を手でなぞる。はじかれそうになる手を無理やり押し付け、少年の一人を殺す。私の瞳は死を線と点として視認することが出来る。認識さえしてしまえばその線などをなぞってしまえばその存在は死ぬ。詳しい説明は次に使うときにでもするよ。今はちょっと忙しいからね。

 一人の少年が何の抵抗もなく死んでいったことで、恐怖が体を支配したのだろうか。統率などが一切取れていないかのようにそれぞれが自分の本能のままに襲い掛かる。隠し持っていた金属バットや鉄パイプなんかを取り出し、殴り殺そうとする。が、それらが全て私の持つナイフによって切り裂かれ、消失する。

 

「全員、逃がさないから。簪姉さんを傷つけた罪は大きいぞ」

 

 一人一人を処理していくのは時間がかかると知っているため、三人単位で切り殺していく。腕を斬り、足を斬り、腹を斬り、首を斬る。時に金属バットで殴りかかってくる者もいるが、金属バットを解体した後、解体する。

 気が付けば、私の周りは血の海へとなっていた。やりすぎたとは全く思わない。むしろこれくらいのことしかできなかったことが残念で仕方がない。

 

「さて、死体の処理もしないとね。よろしくね、みんな」

――――――あー、たまには俺達も遊びたいんだけどな。そこら辺をきちんと考えてくれよ、刈夜。

「あぁ、分かってるって。もう少ししたら、たくさん遊べるようになるから。ま、女尊男卑の女に絡まれたら容赦なく呼んであげるからさ」

――――――(ノ・ω・)ノオオオォォォ

――――――その時を楽しみに待つとするよ。それじゃあ、帰るとするよ。じゃあね。

 

 ボクが死体処理を頼んだ彼らは俗に言う悪魔と呼ばれる存在。ボクの誕生の時に机の上に上がっていた指輪から呼び出した。確かソロモンの指輪って手紙には書かれていたような気がする。誰からの手紙かは全く覚えていないけど、貰ったその日から処理をしに行くときはいつもつけるようにしている。普段はネックレスのようにしている。

 

「さて、もうそろそろ帰らないとね。簪姉さんも心配しているかもしれないし…刀奈姉も監視していることだしね」

 

 来た道よりも軽い足取りで家へと帰る。背後でボクを見る刀奈姉は気にしない。そんなことよりも簪姉さんの方が大切なんだから。

 

「あー、早く。一分でも一秒でも早く家に帰って、簪姉さんと一緒に居たい。ボクから簪姉さんを奪う者、簪姉さんを悲しませるものは…家族でも殺す」

 

 絶対の想いを心に秘め、家に帰る足を速めるのだった。

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