双子の姉と友達を守るためだったら無機物だって殺して見せる!   作:ねふてぃー

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 ようやくテストが終わったねふてぃーです。今回赤点だったら…いや、考えないでおきましょう。普通科目は大丈夫なんです。専門科目が…絶望的なんですよ!
 ま、過ぎたことはあきらめましょう。次から原作に入って行きたいと思います。…いやー、深夜のテンションってやばいですよね。それでは、ゆっくりとみて行ってください。


世界初の男性操縦者

 高校の試験を受け終わった今日、世界で初めて、ISの男性操縦者が見つかった。藍越学園を受験しようとしたところ、道に迷い、適当に入った部屋に置いてあった訓練機『打鉄(うちがね)』を触ったらしい。その結果、ISを身に纏い、世界初の男性操縦者が見つかったということだったらしい。その為、受験を受けた翌日から他にも男性操縦者が見つからないかと、全国で一斉に探すらしい。

 

「……一夏、世界初の男性操縦者だって」

「俺達も使うだけなら使えるんだよな。…なぁ、メデューサ」

『そうですね』

 

 ボクと同じように公園に落ちていたというコアを拾った一夏。ISのコア名はメデューサというらしく、現在は指輪の形をしている。右の中指につけている。ISとしても展開することが出来るらしいが、全身装甲らしく、fgoに出てくるランサーのメデューサの姿をしている。ちなみにボクは清姫の姿をしている。武装は狂戦士(バーバーサーカー)の持つ武器と、それぞれの宝具が武器の単一使用能力になっている。あと、わずかに弓兵の武器が少々ある程度。一夏の武装は槍兵(ランサー)の武器とそれぞれの宝具。ついでに一部の騎兵(ライダー)の武器を使うことが出来る。

 

「……清姫、もしIS学園に行ったとして、ボクが死ぬまでずっと力を貸してくれる?」

『もちろんです、私の旦那様(マスター)ぁ』

「メデューサ、力を貸してくれる?」

『仕方がありません。私もマスターには弱いですからね』

 

 ボク達はきっと、明日の試験でISを動かすだろう。それゆえに、IS学園には必ず入学することになる。それはISのコアを使用することが出来る一夏も同じである。彼の兄である『織斑 春人(おりむら はると)』が一緒のIS学園に通うとなると、憂鬱な気分にもなる。

 一夏の兄である織斑春人は転生者である。ボクと同じ神様によって、ボクよりも早く転生させてもらったらしい。そのおかげか、神様に彼の貰った特典の内容を聞かせてもらうことができた。彼の傲慢な態度が気にくわなかったらしい。他にも数名の転生者とは違って彼のだけは教えてもらうことが出来た。三つの特典を貰い、一つは『ISを操縦できる』こと。一つは『専用IS白式を自分の物にする』こと。最後は人外的スペックとのことだったらしい。正直、そんなにISに関わる特典が必要なのか疑問に思う。

 あぁ、折角だし、ボクの貰った三つの特典について話そうか。今までは別に必要ないと思っていたから全く触れてなかったね。一つ目は『神器(セイグリッド・ギア):閃夜の斬』。まぁ、あの刀と短剣のことを言ってるんだよね。二つ目は『fateの要素』。これのおかげで清姫と出会うことが出来た。ま、これのせいで一夏の眼に石化の魔眼が宿ったんだけどね。そして三つ目は『進化』。常に進化を遂げる。眼も、神器も、身体能力も。何もかもが進化を遂げる。この特典はボクの周りにいるボクが好意を持つ全ての人達に影響を与える。

 

「……さて、一夏。このまま家に帰るのもつまらないし、ちょっと遊ぼうか?」

「刈夜の遊ぶって、本当に疲れるんだよな。…ま、久しぶりに体を動かすのも悪くないしな」

 

 一夏は不満を垂らしながら、紅い槍を手に持つ。ボクも同じように紅い槍を手に持つ。槍は得意ではないけど、扱えないわけではないからね。

 

「……ちょっと遊ぶだけだから、ちょっと本気を出すよ」

「マジかよ。俺も本気で行かないとやばいな」

 

 槍を投合するために持ち方を変え、数十メートルほど距離をとる。それは一夏も同じようなことをしていた。

 ボクらの動きは止まり、相手の動きをうかがう。…時が止まったかのように静止を続けるボク達の耳に、鳥の羽ばたく音が聞こえた。その瞬間、

 

「……抉り穿つ鏖殺の槍(ゲイ・ボルグ)

蹴り穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルグ・オルタナティブ)ゥゥゥゥ‼」

 

 相手を粉砕すべく脳にかけられているリミッターを一時的に外し、全力で投げるボク。対して、魔槍を蹴り飛ばす一夏。それらはぶつかり合うと、はじけ飛ぶ。地面は抉れ、海は裂ける。…ちょっとやりすぎた気もするけど、別にいいよね。

 

「……ちょっと本気でやりすぎたかな」

「刈夜、体は大切に。私の物でもあるからね」

「……うん、ごめん」

 

 久しぶりにリミッターを解除したことで体の節々に痛みを感じていた。そのとき、昼にはあまり出てくることのない両義がボクを心配してくれた。…ほんと、珍しいこともある物だね。

 

「今日は久しぶりに狩るから」

「……都市伝説になってるんだから、程々にね」

「善処する」

 

 それだけを言い終えると両義は意識の底へと戻っていった。今日の夜は久しぶりに気持ちが高ぶって仕方がないんだろうね。…そういえば、清姫と一緒に行くのは初めてだったね。一夏とあったあの日以来、殺人衝動もある程度収まっていたけど…久しぶりに昂ってきたよ。

 

「……さて、一夏。立てる?」

「当然、ま、さすがに疲れたけどな」

「……今日はゆっくりと眠るといいよ。ボクはちょっと久しぶりに遊びに行くから」

 

 疲れて地面に座っている一夏に持っていたスポーツドリンクを投げ渡す。健康に気を使う一夏はスポーツドリンクも冷たいものではなく、ぬるめのものを飲む。こんなこともあろうかと本音姉さんに用意してもらっていてよかったと本当に思うね。

 

「もうそろそろ帰ろうか、一夏君」

「いきなり両義に変わるなよ。驚くだろ!」

「……あぁ、気にしなくてもいいよ。そんなことよりもさっさと帰ろう。二人が待っているだろう?」

「それもそうだな‼」

 

 地面を蹴り、枝や屋根を伝い、家へと戻る。スタっと地面に降り、家の門を開けたその先には…二人の般若がいた。正確には背後に般若を浮かべる簪姉さんと本音姉さんなんだけどね。試験が終わったらすぐに帰るって話をしていたけど、ちょっと寄り道をしたせいで遅れたんだよね。

 うん、だから何だよね。

 

「…刈夜、ちょっと来て」

「いっくん…ちょっと来てくれないかなぁ~?」

 

 服の襟をつかまれて連れていかれるボク等。好きな人には逆らえないからしょうがないんだけどね。…今日はいろんな意味で寝ることが出来ませんでした。

 

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