河影 御月です。
やっと第3話です。
今回の投稿のあと、暫くまた投稿できなくなるのでご了承ください。
あと、文と文の間の間隔を広げました。
では、本編です。
駄文注意‼
リムル液状化事件から2日と数時間後....
リムルと洞窟内の探索をしていたとき、私はふと思い付いた質問をリムルにしてみた。
「そういえばリムル、その声は何処から出してるんだ?口で喋ってるようには見えないけど...。」
[声に関しては『念話』っていうスキルを使ってるんだ。口とかなくても喋ることができるんだ。]
スキルを使ってたのか、便利そうだけど俺も使えるかな?
《告。ユニークスキル「奇策士」で擬似的な「念話」が可能です。実行しますか? Yes/No》
いきなり話しかけてきた奇策士に少し驚きながら、「Yes」と念じると、
[リムル~、聞こえる~? ]
[うおっ!びっくりした...。正邪も使えたんだな。]
[いや~、なんか別のスキルを使って擬似的な念話をしているだけらしいよ。]
[...らしいって何で曖昧なんだ?]
[...それは企業秘密ってことで.....。]
実は自分のスキルが喋るんです。
なんて言った日には、頭の中身が残念すぎる中二病と似た扱いになってしまうにちがいない。
ここは隠してた方がいいな、と私はなんとなく思ったのであった。
「それにしても真っ暗で周りが何も見えないんだが...、何でリムルはこの中をスイスイ移動できるんだ?」
この洞窟の光源と言えばうっすらと光を放つヒカリゴケっぽい植物位しかなくほとんど周りが見えないため、目を凝らしてゆっくりと移動しなければうっかり転んでしまうほど周囲が暗いのである。
一方リムルは、この暗闇の中で自由気ままにそこら辺に生えている草を捕食したり、光る黒っぽい鉱石を捕食したりしながらスムーズに移動しているのである。
[ああ、これは『魔力感知』っていうスキルを使ってるんだ。]
「『魔力感知』?」
[『魔力感知』っていうのは周囲に漂う魔素っていう物質の動きを感知して、視覚に頼らなくても周りががはっきりと見えるようになるスキルだ。不意討ちとかも防げるらしいから便利だぞ。正邪も習得できそうだし、やってみるか?]
そう言われたので、私はさっそく魔力感知を習得することにしたのだった。
ーーーーーーーー
暫くして...
《エクストラスキル「魔力感知」を習得しました。》
声が響いた瞬間、
頭が焼ききれる感覚と共に周りの景色がよく見えるようになった。
凄まじい痛みを頭に感じたが、車に跳ねられた時に比べたらまだマシだったので私は耐えることができた。
《告。エクストラスキル「魔力感知」をユニークスキル「奇策士」で制御することができます。実行しますか? Yes/No》
痛みの中、頭の中で「Yes」と念じると、痛みが消えて視界が一気に広がった。
驚いたことに、自分の後ろや岩影、さらには第三者視点で自分のことも見ることができるようになっていた。
確かにこれならば不意討ちも防げるだろう。
「すごい...、前後左右全てがくっきりと.......うん?」
広がった自分の視界に少し感動していると、複数のコウモリが飛んでくるのが見えた。
...いや、よく見てみるとコウモリにしてはやたらとデカイ。
一匹一匹が私の知っている中でも最大の大きさを誇るコウモリ、オオコウモリ科の奴らよりも遥かに大きい。
「なあリムル、なんかやたらとでっかいコウモリがこっちに飛んでくるのが見えるんだけど...。」
[ああ、多分魔物だろ。この前覚えた新しいスキルも試したいし片付けるか。]
リムルは何でもないように言っているが...
なんとなく嫌な感じがしたので、逃げる準備すると、
[さてと、何体くらい.......ってあれ!?]
リムルがなにやら驚いたような声を出した。
急いで私も魔力感知でコウモリを見てみると...
「コウモリ一匹、コウモリが二匹、コウモリが三匹.......ってえぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
私は咄嗟にリムルを抱き抱えて全力で逃げ出した。
当たり前だろう。
誰だって自分とほぼ同じ大きさのコウモリが数十匹の大群で自分達に向かって襲い掛かって来る、なんて光景を見れば大抵は逃げ出すだろう。
「なんじゃありゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
洞窟内に私の大絶叫が響き渡ったのであった。
...その後、数十分に渡って巨大コウモリに追いかけられるという私にとって悪夢のような出来事が続いたが、なんとか無事に振り切ることができたのであった。
to be continued...
巨大コウモリの群れに襲われる
原作では、本来、洞窟の奥地には魔物は生息していません。今回は物語を面白くするために勝手に魔物を追加しました。