転生したら鬼人正邪だった件   作:河影 御月

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大変長らくお待たせしました。
最近始めたFGOとMHXXにかまけたうえに、ネタ切れと時間の関係で書けませんでした。
相変わらずの低クオリティですが、気に入ったら読んでください。
駄文注意!


第6話「二人はゴブリンの村へ案内されました。」

洞窟から脱出すると少し日が傾いていた。

 

 

 

 

どうやらこの洞窟は森の中にあったらしく、小高い丘の麓にぽっかりと口をあけていた。

 

 

丘を少し上った頂上には、3日前にすれ違った3人組の物であろう魔方陣のようなものがあったが、リムルがスルーしていたので私もスルーすることにした。

 

 

 

 

森に入って暫くはお互いに別行動をしていた。

 

 

 

 

リムルは蜘蛛の魔物を捕食した際に入手したスキル、「粘糸」と「鋼糸」の使用法の確認と、次に人間等に遭遇したときのために言葉の発音練習をしていた。

 

 

私は食料調達のついでに、スキル「反転者」の「幻想反転」等を試していた。

 

 

 

実に平和な時間だった。

 

 

 

一度オオカミっぽい魔物が何匹か出たが、「幻想反転」で『打ち手の小槌(レプリカ)』を具現化させて睨んだら「キャイーン‼」と情けない悲鳴をあげて逃げていった。

 

 

 

体長ニメートル位のけっこう大きい魔物だったのだが...。

 

 

 

食料調達を終わらせてリムルの所に戻ってみると、リムルは30匹程のぼろぼろの武装したゴブリンの群れに囲まれていた。

 

一瞬リムルを助けようかと考えたが、よく見るとゴブリン達はリムルに対して怯えているようだった。

 

 

 

 

「お~い、リムル~?何が起こったんだ~?」

 

 

 

 

いつまでも突っ立っているわけにはいかないので、ゴブリン達を気にせずそのままリムルの方へ向かうと、さらに怯えた目で私のことを見てきた。

 

 

 

(え?何で怯えるの?私に怯える要素ってあったっけ?)

 

 

 

不思議に思ってゴブリン達の視線をたどってみると、具現化したままの『打ち手の小槌(レプリカ)』に釘付けだった。

 

どうやらこの『打ち手の小槌(レプリカ)』を警戒しているようだった。

 

するとゴブリン達のリーダーらしき個体が私に向かって話しかけてきた。

 

 

 

「グガッ、モウヒトリノ強キ者ヨ、アナタサマハ、アチラニイラッシャル強キ者ノオ仲間デショウカ?」

 

 

 

...強き者って私のことか?

 

 

 

「強き者?私が?言っておくけど、私はそこまで強くないよ。多分君たちが全員でかかれば私は倒せると思うよ。」

 

「グガッ、グガガッ。アナタサマモゴ冗談ヲ!アナタサマノ持ツソノ武器カラハトテモ強イチカラヲ感ジマス。ソノヨウナ武器ヲ扱エルアナタサマハ強キ者デショウ‼」

 

 

 

 

...まぁ、確かに武器だけ見れば強そうだけど、実はそうではない。

 

 

 

先程試して解ったことだが、「幻想反転」は、自身が想像できる物ならば生物非生物空想上の物を問わずに具現化できるのだが、それなりのものを具現化しようと思えばかなりの魔素を消費する。

 

さらに、具現化してもそれの維持に少量とはいえども魔素を消費し続けるため、そこまで長くは具現化することはできない。

 

さらに特殊な力を持っている物を使用する際に、その力に応じてさらに魔素を消費する必要があるため、非常に燃費が悪いのだ。

 

『打ち手の小槌(レプリカ)』がいい例であり、巨大化させたりすることはできるが、何らかの軽い願望を叶えようとするだけで、おそらく私の魔素はすっからかんになり、行動不能になってしまうだろう。

 

重ねて私自身がそこまで強くない。

 

人間だった時よりかは力があるようだが、せいぜいパンチで木の幹をへこませる程しかない。

 

まだ洞窟内にいたときでも、蜥蜴の魔物《アーマーサウルス》は『打ち手の小槌(レプリカ)』を巨大化させて質量に任せて押し潰したが、巨大コウモリ《ジャイアントバット》は『打ち手の小槌(レプリカ)』で腕の力だけを使って全力で殴り飛ばしたにもかかわらずピンピンした状態で私に再び襲い掛かってきたのだった。

 

 

 

 

「自分は強くない」と理由を言いながら説明したのだが、ゴブリン達はちっとも信じてくれていないようだった。

 

 

 

 

やがて話の流れ的に、私たちはゴブリン達の村に泊まることになった。

 

 

ゴブリン達と話をしながら移動していると、ゴブリン達の声がよく聞こえるようになってきた。

 

どうやら会話しているうちに彼らとの言葉のやり取りに耳が慣れてきたらしい。

 

 

ーーーーーーーー

 

...彼らの村は、「村」というよりは「劣悪なスラム」に近い感じだった。

 

 

 

私たちはその中では最もマシな建物(?)に案内された。

 

 

 

「お待たせしました。お客人。」

 

 

 

そう言いながら一匹のヨボヨボなゴブリンが入ってきた。

 

そのゴブリンを支えるように、先程私たちを案内したゴブリンリーダーが付き添っている。

 

「ああ、いやいや。それほど待っていません。お気遣いなく。」

 

私の隣で喋れるようになったリムルが人間の時に培ったであろう丁寧な口調で対応した。

 

「大したもてなしも出来なくて申し訳ない。私はこの村の村長をさせて頂いております。」

 

そう言って、私とリムルの前にお茶っぽい物を出してきた。

 

飲んでみるとかなり苦い。

 

だがゴブリンなりの気遣いが感じられたので私は残さずにお茶を飲み干した。

 

 

 

「で、自分達をわざわざ招待したということは、何か用事があったのですか?」

 

 

 

と、リムルが聞くと、村長とゴブリンリーダーは覚悟を決めた様子でこちらを伺い、事情を話始めたのであった。

 

 

 

 

to be continued...

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