では、始まります。
駄文注意!
村長は私たちに事情を話した。
『自分達が崇めていた神が約一月前に消えてしまった。』
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『東の地から新参の魔物が押し寄せてきた。』
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『ゴブリン村と小競り合いになり、戦死者が出た。』
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『戦死者の中に
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『そのため、他の村々は自分達を見捨てて囮にすることにした。』
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『対策を考えているときに禍々しいオーラ(リムル)と莫大な力(打出の小槌)を感じる。』
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『現状を何とかしてもらうためにその力の持ち主達(私たち)を招待する。』←今ココ
「なるほど......で、この村には何匹住んでいる?その内戦える者は?」
リムルは真剣な様子で村長ゴブリンに質問した。
「はい、この村は百匹位住んでいます。戦えるのは雌も合わせて六十匹位です。」
けっこう、いや、かなり少ないな...。
「ふむ。相手、その新参の魔物の数と種族は分かるか?」
「はい。狼の魔物で、牙狼族の様です。本来は相手一匹に対し、我々が十匹で対応しても勝てるかどうか......それが、百匹程群れておるようでして......。」
........いくらなんでもムリゲー過ぎやしないか...。
そう思いながら、私はふと気になったことを聞いてみた。
「...そんな絶望的な状況の中、ゴブリンの戦士達は勝てないと分かっていたのに少数で挑んだのか?」
「......いえ、この情報は......その戦士達が、命懸けで入手したものなのです。」
「......そうか。悪いことを聞いた、本当にすまない。」
「いえ...、大丈夫ですよ。」
更に話を聞いたところ、ネームドゴブリンは村長の息子で、ゴブリンリーダーの兄だったらしい。
話を聞いて、私たちは念話で話し合う。
[どうするリムル?私は彼らを助けてあげてもいいんだけど。]
[ああ。でもこっちは六十匹、相手は百匹。しかも相手一匹に対してこっちは十匹でも勝てるかどうかわからないから、実質六十対千に近い戦いになる。そう簡単に受ける訳にはいかない。]
[じゃあ、どうするの?彼らを見捨てるのか?私はなるべく彼らを助けたいけど...。]
[一応俺が黒蛇に擬態すればなんとかなるとは思うけど...。]
暫く念話で会話したあと、私は口を開いた。
「村長、一つ確認させて欲しい。私たちがこの村を救うならば、その見返りは何?私たちに何を差し出せる?」
別に脅しているわけではない。
だが、今回のことはリムルの言う通り、そう簡単なことではない。
気安く請け負ってから後悔するのでは遅いのだ。
そのための、後悔しないための「確認」。
その「確認」に対して村長は
「我々の忠誠を捧げます!我らに守護をお与えください。さすれば、我らはあなたがたに忠誠を誓いましょう‼」
ゴブリン達の完全に私たちをたよりにしている目。
基本一人で過ごしてきた私は、昔からこのような視線は苦手だった。
もし、自分が失敗したら...そう考えると怖くなってしまい、今までは頼りにされても全て断ってきた。
仮にやるとしても、自分から提案したときだけだった。
...だが、今は違う。
私には仲間がいる。
リムルに視線を送ると、リムルは大きく頷き、
「いいだろう。その願い、聞き届けよう‼」
と宣言した。
こうして、リムルと私はゴブリン達の守護者となり、ゴブリン達に迎え入れられたのだった。
to be continued...