転生したら鬼人正邪だった件   作:河影 御月

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遅れて申し訳ございませんでしたああああぁぁぁぁ!!!



fate×東方の作品にかまけてこちらのことをすっかり忘れていましたああああぁぁぁぁ!!!

しばらくの間はこちらに専念しようと思います!

幸いストックはいくつかあるので、連続投稿まではいかないものの、短い間に出すことが出来ると思います!

では、短いですが本編、始まります!


第8話「戦いの前の話をしよう。」

ゴブリン達の守護者になったリムルと、その参謀になった私は、ゴブリン達に命じて戦えるゴブリンを集めてもらった。

 

 

 

しかし、集まったゴブリン達は皆ボロボロで、戦力としてはいまいちだった。

 

 

 

戦えない者達も子供や老人しか残っておらず、一目見てもかなりヤバイ状況だった。

 

「皆、状況は分かっているか?」

 

 

リムルが真面目に質問すると、

 

「はい!我々の生きるか死ぬかの戦いになる、と覚悟は出来ております!」

 

ゴブリンリーダーが即答する。

 

周囲に集められたゴブリン達も、震えている者は何人かいたが気持ち自体は同じようだ。

 

 

 

「気負うことはない、気楽にな。気負った所で負ける時は負けるのだ。最善を尽くす、その事だけを考えろ!」

 

リムルが少し格好いいことを言っていた、スライムなのに。

 

 

 

早速リムルは行動を開始した。

 

ゴブリンに案内されているリムルについていくと、不潔そうな大きめの建物に案内された。

 

中を見てみると、ゴブリン戦士と思わしき者達が地面に寝かされていた。

 

戦士達全員が身体中に大きな傷をおっており、非常に苦しそうにしていた。

 

一応は薬草らしきもので治療されているようだが、ここまで不衛生だと治るものも治らず、彼らは死を待つのみの状態となっていた。

 

そんな様子を見たリムルは、目の前にいた一匹のゴブリンを.......躊躇なく捕食した。

 

 

 

 

「.......へ?」

 

 

 

 

私が間抜けな声を出している間に、リムルは飲み込んだゴブリンを吐き出し、次々と同じことを繰り返していった。

 

 

吐き出されたゴブリンをよく見てみると、あんなにも酷かった傷が大方治っており、残った深い傷も凄い勢いで治りはじめていた。

 

 

 

「リムル!これはいったい!?」

 

 

 

私が驚いてリムルに質問すると、無言で何やら小さな瓶に入った何かを吐き出した。

 

手に持って解析してみると、

《告。かなり高品質の回復薬です。》と奇策士が教えてくれた。

 

どうやらリムルは一度ゴブリンを飲み込んで、体内で回復薬をかけてから吐き出しているようだ。

 

 

 

 

ゴブリンの戦士達の治療が済んだ後、リムルはゴブリン達に家を壊させるように命じた。

 

 

何を始めるかと思って見ると、どうやら村の周囲に柵を作っているようだ。

 

(私にも何かできないだろうか...)

 

そう思いながら周囲を見渡すと、何匹かのゴブリン達が纏まって何か話しているのが見えた。

 

 

近寄って話を聞いたところ、彼らは今から牙狼の動きを知るために偵察にいくところだったようだ。

 

それを聞いた私は、スキル「幻想反転」を用いて必中の概念を付与した弓矢と匂い付きの煙玉を創造し、ゴブリン達に渡す。

 

 

「牙狼族はおそらく鼻が利くだろう、弓矢の方は適当に射っても当たる物で、その玉は地面に叩きつければ煙幕を張ってくれる物だ。危なくなったらそれらを使って逃げてくれ。」

 

 

 

 

そう言うとゴブリン達はぺこぺこしながらお礼を言って森へと入っていった。

 

 

 

 

それを見届けた私は、柵を作っているリムルとゴブリン達の手伝いをするために彼らのもとへ急ぐのであった。

 

 

そして夕方頃に柵が完成し、リムルが仕上げと言わんばかりに「粘糸」で柵の強度を上げ、さらに所々に「鋼糸」を張り巡らせてワイヤートラップのようにしていた。

 

 

それが終わる頃には回復薬を使用したゴブリン達が目を覚まし始めてきた。

 

 

私達は村があった場所の中心に廃材の残りを集めて置き、火をつけた。

 

夜通し警戒するためである。

 

 

 

 

リムルは睡眠が不要だし、私は数日程度寝なくても平気だったので私達が見張ると言ったのだが、

 

 

「とんでもない!リムル様とセイジャ様にそのようなことをさせる訳には参りませぬ。」

 

「その通りです!我々で見張りは行います!リムル様とセイジャ様はお休みください!」

 

とゴブリン村の村長とゴブリンリーダーに言われたのだ。

 

 

 

 

気持ちは嬉しいが、彼らの方がずっと疲れているだろうに....。

 

結局、リムルと相談して彼らのにローテーションを組ませて見張り番以外を休ませることにした。

 

 

 

ーーーーーーー

真夜中になる手前頃、偵察に行っていたゴブリン達が帰ってきた。

 

 

 

 

牙狼族が移動を開始した、とのことであった。

 

 

 

 

ゴブリン達のうち何匹かは傷をおっていたが、どうやら渡した弓矢と煙玉を使って全員無事に生きて帰ってこれたようだった。

 

 

リムルが柵の入り口に何かを仕掛けているのを見ながら、

 

(このまま誰一人欠けることなく戦いを終わらせたいものだ。)

 

と思った。

 

ーーーーーーー

それから暫くして、月が完全に上がった頃。

 

満月の光に照らされた牙狼族が村の前に姿を表したのであった。

 

 

 

to be continued...

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