仮面十二/五/二十一 三つの世界と九つの枢要大罪 聖と罪の戦い 作:lOOSPH
・・・ ・・・・ ・・・・・
・・・・ ・・・・・・・・・
月光館学園
この付近では
最近奇妙な事件が起こり始めている
無気力病と言う謎の異変とは別の
ある異変
その異変をひそかに調べている
者たちがいたのであった
・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・
とある日
ある場所のエントランスで
ある一団が集まっていた
「あーテストも終わったし
今日から少し余裕ができるよな」
伊織 順平
月光館学園 高等部二年
「まったく調子いいんだから・・・」
岳羽 ゆかり
月光館学園 高等部二年
「そうだぞ伊織
テストが終わって気伸びするのはいいが
補修を受けるようなことはないようにな」
桐条 美鶴
月光館学園 高等部三年
「それにしても・・・・
あいつらは急にどうしたんだ?
何やら妙な感がしたと言って」
真田 明彦
月光館学園 高等部三年
「それで?
その肝心のあいつらは
何してんだよ?」
荒垣 真次郎
月光館学園 高等部三年(休学中)
「そういえば
リーダーはよくあそこで
立っていることが多いですよね」
山岸 風花
月光館学園 高等部二年
一同の傍らでは一匹の犬が声を静かに上げる
コロマル
SEESで飼われている犬
「コロマルさんはよくあそこで何か不思議な力を感じているとのことです・・・・」
アイギス
月光館学園 高等部二年
その正体はある者たちとの闘いのために
生み出された対戦闘用兵器
「不思議な力・・
でも確かにリーダーは
僕たちの中でもある意味特別ですからね」
天田 乾 月光館学園初等部五年
「だよな
複数のペルソナ使えるって
色々とずるいよな」
「でもどうして二人は
あんな力を持ってるんだろう・・・
なんか、契約がどうとかって言ってたけど・・・」
「まあいずれにせよ二人は
私たちにとって大事な戦力だ
そのことに変わりはないさ」
「それに
だからと言って
俺達と基本的なところは
大したことなんてない
特別な人間ってわけでもないだろ」
待機しているこの面々は
特別課外活動部
Special Extracurricular Execute Sector、略してSEES
それが彼らの所属する部活だ
彼らは人々を襲う脅威から
この世界を守るために午前12時に発生する影時間において
この謎の迷宮、タルタロスを探索している
タルタロスはこの世界の脅威であるシャドウと言う存在の巣のようなもの
その謎を突き止めるために彼らは
シャドウと戦う力、ペルソナを身に着けた者たちだ
そんな彼らだが
実はある問題に直面していた
それは最近増えている、行方不明事件
シャドウに襲われた人々は無気力病と言う状態になってしまい
ただ声を上げるだけの廃人に成り下がってしまう
だがその行方不明事件では
無気力病になるのではなく
本当にどこからもいなくなってしまうのだ
もしかしたらシャドウによる
新たな事件なのか
そう思い探索を開始することになる
もっとも彼らは学生なので
先ほどまでテスト期間と勉強に追われていた
まあそれももう終わったので
本格的に探索を始めようとしていたのだ
ゆえに現在彼らは
準備を始めている彼らの探索のリーダーを
待って鋭気を養っている
「それにしても・・・
最近起こっている行方不明事件・・・
いったい何なんでしょうか・・・」
「それを調べるために
今回本格的に探索を始めるんだ
すぐにはわからずとも何かつかめればいいが・・・」
「だがもしもそんなのが出たら
ぜひとも一戦交えたいものだな」
「ったく
この勝負バカが・・・・・」
そんなやり取りをしていると
「え・・・?」
風花は奥の扉を見る
「どうしたの風花?」
「・・・・霧が出てる・・・」
「霧・・・?」
風花が見つめる先を見るが
そこには霧のようなものは見えない
「何にも見えねえぞ?
ぼやけてるだけじゃねえのか?」
「そうなのかな・・・?」
「もしかしたら何かが起ころうと・・・!?
山岸!
何かわかるか!?」
「待ってください・・・
すぐにペルソナを・・・っ!?」
するとその後
一同の周りを
深い霧が多い始めていくのであった
・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・
ある青い部屋
そこに二人の少年と少女は集まっていた
だがそこには
いつもの面々はおらず
代わりにフードをかぶった
一人の人物が後ろを向いていた
「・・・誰だ?」
「あなたはいったい・・・」
声をかけると
「ウフフフ・・・
まさかこんな世界があるだなんて・・・
私、びっくりしちゃったね・・・
この場所に誰が来るのかなって思ったら
まさか人間が入ってくるなんてね」
その人物はゆっくりと二人のほうを向く
「挨拶は必要かな
私は理美・・・
差等 理美・・・
私のことは気軽に
先生って呼んでもいいからね・・・」
と椅子のほうに座る
「さてと・・・
立っているのは大変だろうし
まずは座ろっか・・・
話はそこからだね」
「ど、どうする・・・?」
「どうでもいい・・・」
とりあえず座る二人
「さてと・・・
君たちはどうしてここに来たのか・・・
大体わかるよ?
この世界の人間がいなくなっていく原因を調べているんでしょ?」
二人は警戒しながらも
素直にうなずいた
「そっかそっか
正直で結構
先生は正直な子は好きだぞ☆
ウフフフ」
すると先生と言う存在は
タブレットのようなものを取り出して
操作をしつつ話をしていく
「それじゃあ単刀直入に言うね・・・
その行方不明事件の真相・・・
私知ってるんだ・・・」
理美は何の戸惑いもなく告白する
「驚いたでしょう?
今から調べに行く事件の犯人が
まさか目の前にいるだなんてね
まあ別にそれは問題じゃないでしょう
べつにそんなのね」
理美はそこまで言うとタブレットの操作を止めて
顔を上げて二人を見つめる
「私たちはね
この世界とは別の次元
別のところからいろんな次元を
渡り合っていって
そうやってその次元を荒らして
また別の場所を渡り合ってを繰り返していたんだ
でもどうにも退屈なところが多くてね・・・
それを晴らせるかなって思ってここに下見に来たら
偶然貴方達を見つけてね・・・
そんなあなたたちを見て
これは運命だって直感したんだ
だから招待してあげようと思ってね・・・」
理美はそう言って指を鳴らす
「私たちはいずれ
貴方達の世界も進攻する
貴方達の世界の人々をさらったのは
その足掛かりでしかない
今私たちが攻めている世界を責め終わったら
すぐにでも君たちの世界に行く
でもどうやらそうは問屋が卸さないみたいでね・・・
要は君たちは選ばれてしまったんだよ・・・
私たちを倒し、君たちの世界を守って見せろっていう
くそったれな存在の意思がね・・・
でもあいにく私たちはそんなもの関係ない・・・
つまりこれは宣戦布告・・・
貴方達を倒し
必ずやこの世界を手に入れる・・・
だから君たちを私たちの世界に案内することに決めたんだ・・・
君たちを確実に倒すためにね・・・」
二人は立ち上がり構えるが
「さあ・・・
始めよう」
その言葉とともにフードの人物はマントを翻して
どこかに消えてしまったのだった
・・・
・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・
・・・・
八十神高校
八十稲葉と言う
田舎にある普通の高校
この高校では変死体がいくつも出ていた
いずれもその遺体は電柱に逆さづりにされていたりと
奇妙なものだった
自殺にしても他殺にしても不審であるその事件に
警察も手を焼いていた
だがそんな事件に
かげながら立ち向かう者たちがいた
・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・
八十神高校
この学校では
あるイベントが行われている
それは文化祭
今日はその最終日だ
さすがに最後と言うだけのことはあり
大盛況のようである
ある場所を覗いては
「あー・・・・
今日も誰も来ない・・・・」
花村 洋介 八十神高校二年
「今日はもう大盛況だね
うちのクラス以外・・」
里中 千枝 八十神高校二年
「合コン・・・
私興味あったのにな・・・」
天城 雪子 八十神高校二年
「まあ休憩するにはいいんじゃねえすか?
俺ぁ騒がしいのとか嫌いなんで」
巽 完二 八十神高校一年
「確かにここならだれも騒がないしいいかも
花村先輩ナイス」
久慈川 りせ 八十神高校一年
「いや・・・・
休憩所じゃないんだけどな・・・・」
「ヨースケー!
クマねクマね
行ってみたいところがあるクマよ!!」
クマ
「だーもうわかったからわかったらあんまり動き回るなって
しかしこの分だと、もう今日も誰も来ないかもな・・・・
それぞれ自由行動にするか?」
「じゃあ僕はここにいます
僕は騒がしいのは苦手ですし・・・」
白鐘 直斗 八十神高校一年
「じ、じゃあ俺も・・・」
と直斗と完二はここに残ることになった
「それじゃあ俺はクマの相手してるから」
陽介はクマとともに外に出ていく
「せんぱいはどうする?」
りせは聞く
すると
「俺も少し出よう
ほかの出し物の方も
気になるしな」
「そっか・・」
りせは名残惜しそうにつぶやく
そして少年、並河 大介は外に出ていった
・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・
大介はほかの出し物を回っていると
ふいに気になる店舗を見つけた
占いの館と書かれている
大介はふいに気になり
中を覗くと
そこには一人のフードをかぶった人物がいた
その人物は顔を上げると
大介をまじまじと見つめる
「いらっしゃい
この館で何を占ってほしいのかな?」
と聞いてきた
声からして女性のようだ
「あ、いえ・・・・
少し気になったもので」
「いいよいいよ
興味をもってくれるのなら
先生もうれしいぞ
でもね、せっかくだし
何か占ってみる?
外にも書いてあるように
無料でいいから」
と言ってきた
すると
「じゃあじゃあ!
せんぱいと私の相性占って!!」
りせが入って隣に入ってきた
「クマはねー
お嬢さんとの相性を占ってほしいなー」
クマもなぜか入り込んできた
「あ、すいません
急に押しかけちゃって・・・・」
陽介も入ってきた
「いいのいいの
来るものは拒まず
先生はこうやって
おしゃべりするの嫌いじゃないしね」
さらに千枝と雪子も入ってきた
「それにしても広いですねこの占いの館って・・」
「凝ってるんですね」
千枝と雪子も話しかける
「ふっふーん
なんてったって占いっていうのは
多くの人たちのお話を聞かないとならないしね
まあさすがにほかの出し物のことも考慮しても
このぐらいだったけどね・・・」
「そうなんすか」
完二と直斗も
気になったのか入ってきた
「それにしても
ずいぶんと広く凝って作ってるんですね」
「いやー大変だったんだよ
何しろ君たち全員をここに入れるために
ちょっと無理して出したものだからね」
そういうとフードの人物は立ち上がる
「運命なんて信じてるわけじゃないけど
こうして会えたのは本当にうれしいよ・・・
だって先生は君たちに会うために
ここに占いの館なんて作ったんだからね・・・」
「そ、そうなんすか・・・・
俺らのこと知って・・・・」
「もちろん知ってるよ・・・
だって君たちもそうなんでしょ?」
「な、なにが?」
「さあ何でしょう?
それは君たちが一番知ってると思うけど?」
「え・・・?」
するとフードの人物は
フードを外し、素顔を表す
赤い髪の毛をシングルにまとめている美少女だ
するとその少女は指を鳴らすと
周りに雨が降ってくる
「ぬお!?
なんで雨が降るんだ!?
ここは学校の中だろ!?」
「その答えは至極単純
ここはもう君たちのいた学校の中じゃない」
「え・・!?」
雨はさらに強くなり
前が見えづらくなっていく
「もう君たちは逃げられない
この館は君たちを招待するために
わざわざ用意したんだよ?」
「ぬおお!?」
「用意した・・・!?
それはどういう・・・」
直斗は問う
だがだんだんと視界が悪くなり
「雨が止んだら外に出て・・・
君たちを私たちの世界に招待してあげる・・・
ウフフフ・・・」
「ぐう・・・・」
やがて雨に
視界が包まれていくのであった
・・・・
・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・
・・・・・
東京
この都会においても
謎の事件が多発していた
毎日のように引き起こされる
精神暴走事件
突然人々が
人が変わったかのように変貌し
事故や事件を引き起こしていくというもの
だがそんな陰で活動をしている
とある一団が最近噂になっていた
心の怪盗団と称された彼らは
ネットでその活動が賛否両論となっている
そんな彼らとともに噂になっているのが
行方不明事件のことだ
この二つのこともそうだが
この行方不明事件のことも
ネットのことで噂になっている
警察も検察も
頭を悩ませているものである
だが
巷で噂の怪盗団に
とある依頼が舞い込んでくること
この時と言うの本人たちは気が付いていないのだった
・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・
暗い東京の街
そこで一人のフードを
かぶった一人の人物が
ある場所についた
「いい匂いですね・・・
これは珈琲でしょうか」
そう言ってあるお店に入っていった
「いらっしゃい」
そこの主人が声をかけると
フードの人物はフードを外して
笑顔で言う
「すいません
珈琲、いただけますか?」
その素顔は耳のように出ているカチューシャを付けた
ショートボブの少女だった
「お嬢ちゃん
このあたりでは
見ない顔だね」
「はい
この町に来るのは
初めてですから」
とカウンター席に座る少女
「そうなのか
あんたみたいなお嬢ちゃんが
一人でこの町に?」
「ええ
ちょっと探している人がいるんです
その人を訪ねて三千里ですよ」
そう言って笑みを浮かべる少女に店主はコーヒーを出す
少女はコーヒーを口元にもっていくと
すっと香りを楽しむ
「うん
やっぱりいいですね
珈琲の香り・・・」
「お嬢ちゃんも珈琲好きなのかい?」
「はい」
少女は店主と話をしていく
するとふいにニュースが流れていく
行方不明者の続報である
「・・・ったく
近頃、多く出てるよな
行方不明事件・・・・・
しかもまた新しい行方不明者が出てんのかよ」
「・・・・・」
少女はコーヒーをゆっくりと流しながらニュースの内容を
黙って聞き流している
すると
扉が開いて
そこに一人の少年が入ってきた
「おう、帰ったか」
店主はそっけないながらも
少年に声をかける
「あ・・・」
「うん?」
少年は少女に気づく
「こんにちは」
「こんにちわ・・」
少女が挨拶をしてきたので
少年も戸惑いながら返す
「なんだ?
お前ら知り合いか?」
「あ、いや
その・・」
少年は少し戸惑いを見せる
すると少女は
珈琲を飲み干して立ち上がる
「それじゃあ
もうそろそろ行きますね
珈琲ご馳走様・・・」
と扉の方に向かっていく
「・・-----・・・」
「っ!?」
去り際に少女がある言葉をつぶやいて
少年は振り返る
だがそこに少女の姿はいなかった
「暁?
どうした?」
「・・・・・・」
純はしばらく去っていった少女のことを考えていたのであった
・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・
少女はしばらく夜の街を歩いていると
「よーうそこの彼女」
そこにガラの悪い人物たちに絡まれてしまう
「こんなとこで一人でいると危ないよ?」
「俺達と遊ぼうぜ?」
「・・はあ・・・」
少女はあきれるようにため息をつくと
辺りをきょろきょろと見回していく
「・・どうやら周りに
ほかに人はいないみたいですね・・・」
そういうと少女は
うっすらと口を開ける
すると
「「「「うわあああ!!!」」」」
辺りに男たちの悲鳴が響いた
その場所には
何やら血だまりができており
そこで先ほどの少女が何かを
無我夢中でむさぼっている
そこに
「相変わらずの食欲だね」
理美があらわれる
「・・だって・・・
それがアタシの罪ですからね
珈琲にはあいにく合いませんが・・・
まあお腹の足しにはなるでしょう」
振り向くとそこには
口元から血を滴らせて
笑顔を浮かべた先ほどの少女がいた
その口からはなんと
人間の指が出ている
「それで?
探し物は見つかった?」
「ええ・・・
偶然に・・・
アタシは味覚以上に
鼻が敏感ですから・・・
後はうまく食いついてくれれば・・・」
「それじゃあ・・・
後はうまくやってくれるね?」
と理美は手に持っているタブレットを見つめる
「これですべての準備は整った・・・
きっと面が白いことになるね・・・」
「さあ・・・
待っていますからね・・・
先輩・・・」
・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・
その後彼は
自室に戻って作業をしている
すると
「おい
さっきの女・・・・
何か知ってるのか?」
声が聞こえる
そこにいたのは
一匹の猫であった
「ん?
ああ・・
昔の知り合いに
似てる気がしただけだよ」
「昔の知り合い?
ひょっとしてお前が
この町に来る前のか?」
その声にうなずく
「その知り合いはどうしてるんだ?」
「突然いなくなったんだよ・・
家を訪ねてみたけど
そこにはあいつはもちろん
あいつの両親すらもいなかった・・
警察は親子で夜逃げでもしたんだと片付けたけど
俺はそれがどうにも引っかかってた・・」
「引っかかってたって?」
声はさらに尋ねる
「その親と一緒に行ったっていうことさ
あいつの親は
体の弱かったあいつのことを
疎ましく思ってた
そんな最低な人間が一緒にいなくなるなんて・・
妙だなって思ってな」
「・・・・確かにな」
すると声が訪ねてきた
「・・・・なあ、暁・・・・
お前はもし、その子に会えるなら
会ってみたいか・・・・」
「・・・・・・」
少年はその問いに答えた
「・・・・会いたくないって言えばうそになるけど
でもそれはすぐじゃなくてもいい
俺はただ、俺がやるべきことをやっていく
それに俺は信じてるから・・
今はどこにいるのかわからなくても
きっとあいつはどこかにいるって
だから俺は今は俺にできることをする
それが今の答えだ・・」
「・・・・そうかい
まあお前らしいな」
すると猫が机に乗ってきた
「それで?
次のターゲットは
決めたのかジョーカー?」
「うん?
そうだな・・」
とスマホを捜査していく純
彼はこの町に来る前に
ある事情でこの町にやってきた
そして彼は東京にある秀尽高校に転校してきた
秀尽高校二年 来栖 暁
そんな訳ありの彼には裏の顔がある
それは
・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・
純はカバンに
先ほど部屋にいた猫を連れて
ある場所に向かった
ある場所についた彼は
携帯を確認する
「お、いたいた
やっぱ早いな」
秀尽高校二年 坂本 竜司
「まあ遅れても
指定した時間に間に合えばいいんだしね」
秀尽高校二年 高巻 杏
「竜司に杏殿
ほかは?」
猫が話しかける
名前はモルガナと言う
「すまん、待たせてしまったか」
喜多川 祐介
洸星高校二年
「いよいよ今日決行するのね」
秀尽高校三年 新島 真
「これで全員集まったかな?」
秀尽高校三年 奥村 春
「いや、あとは・・」
「こらあああ!!!」
すると遅れて一人の少女が訪れる
「はあ・・・
はあ・・・
アタシを忘れるなよ・・・」
佐倉 双葉
年齢は高校一年だが
ある理由で学校に行っていない
「ようし、全員ようやくそろったな
それじゃあ今日早速仕掛ける
今回のターゲットはある食品会社を営む会社だ
表向きは大手の大企業だが
その実態は下請けに選んだ企業を次々に追い込んで
倒産に追い込んでいるらしい
今回依頼してきたのは
その会社に追い詰められて自殺をした製品工場の
社長の一人娘さんからだ」
「きいただけでもひでえな
つまりそれって
あえて追い込むために
下請けにしてるってことだろ?」
「あえて不当たりが出るように仕向けて
追いつめて行ってるってことよね
ひどい・・
そのせいでこの子のお父さんは
自殺に追い込まれてるっていうのに・・」
「しかもこの子は
お父さんの自殺のせいで
いじめにあっている
残された社員の退職金のために
あちこちから借金をして
それで・・・」
真の言葉を機に面々は決意する
「やろうぜ
こんなくそ野郎・・・
ほおってなんておけねえぜ!」
「それじゃあさっそく
予告状を送ろう」
「ええ・・・
今夜早速決行するわ」
と一同はうなずくのだった
・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・
その夜
否、ある場所に集まる面々
この面々こそが巷で噂の怪盗団である
彼らにはそれぞれコードネームがある
「全員そろったな・・・・」
来栖 暁;ジョーカー
「おう、いつでもいけんぜ!」
坂本 竜司;スカル
「それでどうするの?」
高巻 杏;パンサー
「オタカラはこの奥にあるが
やはり厳重なまでに多くの警備システムに
守られている・・・・
それをどう切り抜けていくのかがカギだな・・・・」
モルガナ;モナ
この時の彼は猫の姿ではなく
姿かたちは二本足で
覆面かぶった猫のような姿だ
「我が輩は猫じゃない!」
「誰に向かって叫んでるんだ?」
喜多川 祐介;フォックス
「ここは二手に分かれましょう
敵を引き付けるおとり役と
警備システムを止める役
数時間後に落ち合って!」
新島 真;クイーン
「そんじゃ
アタシは両方のバックアップだな」
佐倉 双葉;ナビ
「あとは役回りを決めることだけれど・・・・」
奥村 春;ノワール
それぞれが彼らのコードネームだ
「役割を決めてくれジョーカー」
モナがそう言うと
「ようし・・・・」
ジョーカーは役割を決める
「やっぱり俺がおとり役か・・・
まあいいぜ、走ることだったら俺に任せな」
「ルートの方はアタシが支持するぜ
それじゃそろそろ」
「ああ・・・・
行動開始だ!」
・・・・・
心の怪盗団
巷でにぎわせている
その者たち
彼らは世の中にいる大人たちの
ゆがんだ欲望をオタカラとして盗み出し
悪人を改心させること
世間での評価はそれぞれだが
多くの人々がその一手に注目しているのも事実
彼らはそのゆがんだ欲望を持つものの
ゆがんだ認知が具現化した世界
パレスと呼ばれる場所に忍び込み
その奥深くに眠っているその欲望の象徴
オタカラを盗み出すことで
悪人を改心させるというもの
そんな彼らは今宵も
世のゆがんだ大人たちが抱く世界において
それぞれが行動を開始する
「外ではスカルがうまく行動してる
今のうちにここのシステムを確保しないと」
と忍び込んだ方の面々が
パレスの中を散策していく
「うん?
待て!」
ジョーカーが一同を止める
そこには見たことのない敵がうろついている
何かを探しているようにあたりをうろついている
「・・・・どうやらまだ中には
シャドウが残ってるみたいだな」
「でも見たところ人数はそんなにいない
できれば無用な戦闘は避けたいわね
ナビ、敵の動きを探って」
『わかった!』
潜入組はじっと敵の動きを見る
敵はそのまま奥の方へと行ってしまう
「・・おい、ジョーカー」
するとモナが告げてくる
「・・さっきの奴だが・・
どうにも妙だ・・
何というか、ワガハイたちの知っているシャドウとはどうにも・・」
すると
「・・いや今は置いておこう
警備システムはすぐそこだ
そしたらスカルと合流だ」
と再び行動を開始する
・・・・・
「これだな・・・・」
「ジョーカー、捜査の手順は頭に入ってるわよね」
クイーンが確認する
「ああ・・・・」
と慣れた手つきでシステムを操作する
するとシステムが
解除されたのが確認できた
「よし!」
「さすがね
あとはスカルと合流して・・・・」
すると
突然壁ができて
ジョーカーとほかの面々が
分断されてしまう
「どういうこと!?
ひょっとして罠?」
「ジョーカー!
大丈夫か!?」
クイーンとフォックスが声をかける
「大丈夫だ」
彼はそれにこたえる
「ナビ!
みんながここに来れるルートを
探ってくれ!!
俺は先に行く」
『おいおい
一人で行くのかよ!?』
「今すぐに行けるのは俺だけだ・・・・
大丈夫、無茶はしない」
『・・分かった』
ジョーカーは一人
行動を開始していく
途中にいる敵の行動に気を配りながらも
どうにかして目的地に到着していく
「ここだな・・・・」
ジョーカーは一人、奥に入っていく
一人であるのか少し慎重に進んでいく
すると
「・・・・?」
ふいに違和感を覚える
その場所から妙な音が聞こえてくるのだ
何かを食い散らかしているような音だ
彼は物陰から様子を見てみると
その奥にいたのは一人の人物だった
だがこのパレスの主であるシャドウとは
まったく別である
どういうことなのであろうか
かんがえているとその人物は何かに気づいたように
振り向いていく
そのフードの口から
何かが飛び出ているのが見えた
それはなんと
人の手であった
フードから出ていたその手は
何かを吐き捨てる音と同時にフードから
勢いよく飛び出す
確認するとそれは
まぎれもなく人の手であった
フードの人物はフードに手をかけて素顔をさらす
彼はそれを見て驚いた
なぜならその素顔は前に自分が世話になっている
人物の経営している純喫茶に現れていた少女だったのだから
見た目かわいらしいが
口元から滴り落ちている血
それを舐めとるように舌なめずりするその光景は
恐ろしいものだと感じた
するとその人物は急に姿を消す
「あ・・・・」
それに気づき、慌てて辺りを見回すジョーカー
すると
自分の周りに蠅が飛び交っていき
そして
「お久しぶりですね、先輩・・」
「・・・・」
後ろから話しかけられ
恐る恐る振り向いた
そこにいたのは・・・・・
先ほどの少女だった
「俺のこと・・・・
知ってるのか!?」
ジョーカーは驚いたように言う
「忘れたんですか先輩?
アタシですよ・・・
それともわかってて言ってるんですか?」
ゆっくりと血の付いた口元で
笑みを浮かべながら近づいていく
「それにしても
本当に久しぶりですね
こうしてまたここに会えるなんて」
ジョーカーは彼女の方を見る
「真利谷・・
真利谷なのか!?」
「ええ、そうですよ?
お久しぶりですね暁先輩」
フードの少女、真利谷は自分の背中に手をまわして
暁のことを上目遣いで見てきた
だが口元にある滴り落ちた血の跡のせいで
不気味に映っている
「フフ・・・
先輩ったら
久しぶりに会ったら
ずいぶんと雰囲気が変わりましたね
本当にうれしい限りですよ」
だが真利谷の方は
そんなことはお構いなしに迫っていく
「あれからもう
十年くらいたつんですね先輩・・・」
・・・・・
「よっしゃ!
何とか撒いてきたぜ」
「さっすが元陸上部のエース」
「それよりも急ごう
ジョーカーと分断された
急いで合流しないと・・・・・」
「ナビ?
彼と合流できるルートは!?」
『ここから先に行って・・
たぶんそこから行けるはずだ!
急げ!!
ジョーカーはすでについてる』
「だったら急ぎましょう!
すでに戦闘に入っているのなら
なおのこと急いで合流するわよ!!」
一同は急いで向かっていく
『〔・・しかし・・
なんなんだこの胸騒ぎ・・
頼むから無事でいてくれよ・・
ジョーカー〕』
・・・・・
「・・ねえ先輩・・・
先輩はあの時から
本当に変わったんですね・・・」
真利谷はふいにつぶやいてきた
「でもね先輩・・・
アタシも先輩に負けず劣らず・・・
大きく変わったんですよ」
「え・・?」
すると
「あの時のアタシは
病弱だったせいで
先輩とこうして一緒にいられる時間が
本当に少なかったんです
アタシ、いつも胸が張り裂けそうな気持だったんですよ?
でももう病弱なせいで先輩のそばにいられなかった
あの時のアタシじゃない
これからずっと先輩と一緒にいられる体になったんです
あの時以上に・・・
いっぱい食べて・・・
長生きできるように・・・」
真利谷の瞳の色がだんだんとオレンジかかっていく
「でもアタシはその代わりに・・・
人であることを捨ててしまいました・・・
先輩は人間、アタシは化け物・・・
これでは結局あの時と変わらない・・・
それで思いついたんです・・・
先輩もアタシとおんなじようにすればいいんだって・・・」
「何を・・・んっ!?」
真利谷がそう告げるとジョーカーの口と自分の口を合わせた
いうなれば接吻、キスである
そこに・・・・・
「ジョーカー!」
ほかのメンバーが駆け付けてきた
「なっ!?」
「おい!?」
「え!?」
「ぬお!?」
「あ!?」
「んな!?」
「まあ・・」
これに面々は驚く
そりゃ目の前で
自分たちのリーダーが
見知らぬ女性と口づけをしているのだから
驚いても無理はないだろう
もっとも
「んんっ!?
ぶはっ!」
当のジョーカーは
誰もが想像する甘い雰囲気など
みじんも感じさせない反応を見せた
せき込み、その場に膝をついたのだ
「ジョーカー!?」
一同もその反応に何かを覚え
急いで駆け寄る
「フフ・・・」
キスをした当人の真利谷は
満足そうに笑みを浮かべている
「はあ・・・・はあ・・・・
真利谷・・・・お前何を・・・・」
「アタシから先輩へのプレゼントですよ
とっても素敵なね・・・
エへへ・・・」
せき込むジョーカー
真利谷はそんなジョーカーを
満足そうな笑みを浮かべて見つめている
「てめえ・・・
何しやがった!」
スカルが怒鳴るように問う
「フフ・・・
さっきも言ったじゃないですか
アタシから先輩へのプレゼントだって」
「先輩・・・・?
あんた彼の知り合いなの?
そもそもあなたはどうしてここに!?
ひょっとしてあんたがここのシャドウ!?」
パンサーは動揺するように問う
だが
「いや・・
たぶん違う・・
でもお前たちとも違う・・
もっと何かこう
大きな歪みを感じる・・」
モナは目の前の人物に対して
そのような分析をする
「そうですよ・・・
アタシは人間ではありません・・・
それよりもさらなる力を持つもの・・・
アタシと言う存在を理解しきるためには
この世界の常識でははかり知れません
まあどっちにしても人間である貴方達と
人間ではなくなったアタシは相容れぬ存在
ゆえに敵対する運命なのです・・・」
「なるほどな
だがそれなら答えは一つ
貴様を倒してジョーカーを元に戻す!」
フォックスが言う
「無理ですね
先輩の体に埋め込んだそれは
アタシを倒したとしてもなくなりません
そして今は体に違和感を覚える程度ですが・・・
いずれは先輩はその力に飲まれるでしょう」
すると真利谷の言葉に
面々は彼を見て
彼も大きく動揺する
「先輩の体に入ったそれは
やがて先輩の心を満たしていき
やがて人としての自分を失うこととなる
アタシの先輩へのプレゼントは
そういうものなんです」
『ふざけるな!
なんでそんなのを
ジョーカーに!?』
ナビは言う
「嫌いなんですよ
こんな世の中・・・
この世界もその文明も
そこに住んでる人もみんなね・・・
いっそのこと滅んでしまってもいいとも思ってる・・・
でもそんな世界に、光を与えてくれたのが・・・
先輩だったんです
先輩だけはどうしてもこの世界の滅びから
救って差し上げたい・・・
そのために先輩には・・・
アタシと同じ運命に送ってもらわなければなりません」
「何ですって!?」
「だからこそ今日先輩が
この世界に来ることを想定し
あなた方と先輩をうまく分断し
先輩にプレゼントを差し上げる・・・
アタシの目論見はうまくいきました
あとは先輩が覚醒し
アタシに近い存在になれば・・・
この世界が滅んでも
先輩とアタシは一緒に居続けることができる・・・
と言うことですよ」
「そんなこと・・・・
私たちが黙っていると思いますか!」
ノワールの言葉に一同は身構える
「あなた方だって同じですよ?
あなた方もこの世界の悪意に振り回されて
各々の人生を大きく変わらせられた・・・
それならばあなた方にもわかるはずですよ?
こんな世界、変えたところで
結局は変わらないということがね」
真利谷はそう言って杖状の武器を構える
「それでもって抵抗するというのならば
それでもいいでしょう
アタシは暴食の皇帝の名において・・・
あなた方を食らわせていただきましょう!」
と背中に生えている
蠅の羽のようなものを広げる
「わりいけど・・・
こっちも簡単に引くわけには
行かねえんだよ!
おまえを倒しても
ジョーカーを元に戻せないんなら
お前を追い詰めてその方法を吐かせてやるよ!」
とスカルがショットガンを放つ
だが真利谷はそれを杖状の武器ではじき
広げた羽根を高速で動かしていく
「人間と言うのは
食うか食われるか
アタシが見てきた人間と言うものは
所詮はその程度の物
食物連鎖なのですよ!」
と向かっていく」
「がっ!」
スカルに激しい一撃が入っていく
「スカル!?」
すると真利谷はさらに素早く動き
ほかのメンバーにも攻撃を与えていく
ほかのメンバーもその猛攻に
対応しつつも押されていく一方
「はああああ!!!!」
クイーンがナックルをふるって
真利谷の腹に一撃を食らわせる
「っ!
やれやれ・・・
どうしてそこまで
あがくんですか?
こんなことをしたところで
何の意味もないのはよくわかっているじゃないですか」
「そうかもね・・・・」
だが真利谷は杖をもって
クイーンを壁に押し付ける
「でも!
それで少しでも
変われるなら・・・・
大切な第一歩よ!!」
と銃を真利谷の腹に突き付け
引き金を引いた
だが
「なるほど・・・
機転がよく聞いていらっしゃる」
真利谷は平然と話しかける
「っ!」
すると真利谷は
舌なめずりをする
すると腰のあたりから
長い尾のようなものが二本生えていく
「なんだこりゃ・・・」
するとその尾の先には
目のようなものが付いており
まるで生き物の様に口を開き
咆哮を上げる
「何と醜い化け物だ・・・・・」
フォックスが思わずつぶやく
「せっかくの機会です・・・
あなたの方から味見をしてみましょうか」
と真利谷はクイーンの首元を
ぺろりと舐める
その感触はざらざらして
まるで鑢でそぎ取られているようだ
「まずい!
このままだとクイーンが」
「こうなったら・・・
ペルソナ!」
一同も自分たちの力を引き出そうとする
だが
「・・・・あれ!?
でないよ!?」
「どうなってるんだ?」
よく見てみると
この空間には霧のようなものが覆っているのが見える
『この霧のせいか!?
さっきからアタシの能力も
通らなくなってる』
「つまり
この霧の中では
私達は力を使えないってこと!?」
すると一同に二本の尾が
大きくふるわれていく
一同はそれぞれ
壁や地面にたたきつけられていく
「みんな・・・」
ただ一人
真利谷に直接押し付けられているクイーンは
身動きが取れなくなっている
「先輩が心を通わせたあなた方は
どれほどのものなのか・・・
興味がありますね・・・」
顔を近づけていく真利谷
「まずはあなたから・・・」
と大きく口を開けて
クイーンに迫っていく
「っ!」
クイーンはもうダメだと覚悟を決めて目を瞑る
すると
「あー・・・っ!?」
「はああああ!!!!」
横から迫ってきた
攻撃に気づいた真利谷は
そこから勢いよく離れる
「大丈夫か!?」
そこにいたのは
「ジョーカー・・・・」
ジョーカーであった
「もう!
助けるのが遅すぎるわよ」
「すまない・・・・
これでもどうにか
持ち直した方だ・・・・」
見ると息切れが激しいのが分かる
「先輩?
それは一体どういうことですか?」
「見ての通りだよ真利谷・・・・
これが俺の答えだ!」
ナイフとハンドガンを構える
「確かにお前の言う通りだよ真利谷
この世の中はどうしようもない・・・・
俺もその身をもって
はっきりわかったよ
でもな・・・・
だからってこの世界ごと消してしまっても
いい理由にはならない!」
「あくまでアタシと
相容れない・・・
そういうことですね?」
「俺には俺のやり方がある・・・・
それだけだ!」
ジョーカーは言った
それを聞いて一同も立ち上がっていく
「俺たちにしかできないことで
俺たちの信じる答えを貫く
そしてそれを阻む権利は
どんな理由があっても
邪魔をしていいことにはならない
そうだろ、みんな」
うなずく一同
それを聞いた真利谷は
楽しそうな笑みを浮かべる
「フフ・・・
ハハ・・・
あーっはっはっ!!!
やっぱり先輩はすごいですね!
いいでしょう!!
ならばそれがどこまで
アタシに通用するのか見せてもらいます!!!
そして見事に示してみてください!!!!」
そう言って杖状の武器をを地面につくと
地面に赤いひび割れが入っていき
一同の足元が崩れ始めていく
「なんだよこれ!?」
「うわあああああ!!!!!」
一同は下に落ちていくのであった
「待っていますよ先輩・・・
あなたがアタシのもとに
たどりついてくれること
その時が来ればアタシは
全力をもって先輩の相手をいたしますから・・・
エへ・・・」
「うあああああ!!!!!」
ジョーカーたちは崩れる地面の方へと落ちていくのであった
・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・
青の世界・・・
黄色なる世界・・・・
赤き世界・・・・・
終結
聖をはぐくむための集結・・・・
罪を打ち滅ぼすための集結・・・・・・・・・
今ここに三つの物語が
一つになるための物語が始まらんとしていた
始まりはもうすぐ始まる・・・・
世界に集まりしもの達
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