仮面十二/五/二十一 三つの世界と九つの枢要大罪 聖と罪の戦い   作:lOOSPH

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自称特別捜査隊と風の魔法使い

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5,There is a person who is very interested in that power

SEESが目覚めた時間よりも

やや数日の誤差のやや同じ時間

 

宿屋からある一団が顔を見せる

 

「んあー

 

 よく寝たー」

 

「昨日はなんだか

 色々混乱して

 

 疲れちゃったからねー・・・」

 

「目が覚めてたら

 全部元に戻ってるってなったら

 

 悪い夢で片付けられるのにね」

 

「まあ、現実逃避しても・・・

 

 何にも変わんないんすけどね・・・」

 

「まあテレビの世界に入ってるときと

 おんなじ気持ちで行けば別に問題ないって」

 

「どちらにせよ

 

 今僕たちはやるべきことを

 なさなくてはならないのですがね」

 

面々がそれぞれの言葉を述べていくと

 

別の方角から

一人の少女が姿を現す

 

「おはようございます」

 

その少女が

朝の挨拶をかわすと

 

「おはよう」

 

面々のうち

灰色の髪の少年

 

鳴上 悠が一言

簡単なあいさつでかわした

 

「さあてそれでは

 

 準備ができ次第に

 すぐに出発しましょう

 

 まずは教会に行って

 クマさんを迎えに行って

 

 それから今後のことも決めていきましょう」

 

由奈の言葉に一同は了承するのであった

 

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教会

 

「クマ、参上!

 

 クマの登場に

 みんなが泣いた!!」

 

「何言ってんの・・」

 

クマと合流した一同

 

その中で由奈は気になることを聞いていた

 

「何ですって?

 

 ここから北東において

 マモノの動きが激しくなってる?」

 

「ええ

 

 その里において

 住人が何人かがマモノに

 連れ去られてしまったらしいわ・・・

 

 こんなこと普通ならあり得ない・・・

 

 これはたぶん・・・」

 

「罪徒がマモノに

 命令し、さらわせた・・

 

 そういうことですね・・」

 

由奈の言葉に巫女の少女はうなづいた

 

「そっちの方もほおってはおけませんね・・

 

 事件のあった里は

 この里とそれほど距離は開いていません・・

 

 下手をすればこの里も狙われる可能性も・・」

 

「そうだけど・・・

 

 あいつらは大丈夫なの?

 

 武器は持たせてはいても

 奴らと戦い抜けるとは思えないんだけれど・・・」

 

巫女の少女は

そう言って悠たちの方を見る

 

「いざと言うときは

 私がどうにかしますよ

 

 そのために私も同行するのですから」

 

「くれぐれも気を付けてね

 

 罪徒の力は

 マモノなんかとは比べ物にならないんだからね」

 

「わかっています・・・」

 

巫女の少女に言われ

由奈はちらりと一同の方を見る

 

一同はぐずるクマに

構ってやっているようだ

 

「(このまま何事もなく

 

  無事に目的地に着けばいいのですが・・)」

 

由奈はそんなことをつぶやくのであった

 

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里の入り口にまで出ると

里を覆う結界の扉が

 

大きくあけられていく

 

「よっし

 

 いよいよ

 旅立ちの時ってわけだな・・・・」

 

「なんか緊張するね・・」

 

「そうだね・・・」

 

扉をくぐって

外に移っている景色を見て

 

どこかうろたえている部分が見え隠れする一同

 

無理もないだろう

何しろここから先は彼らにとっては

 

未知なる世界なのだから

 

「何言ってんすか先輩方

 

 こんなのいつもテレビの世界に

 入っていってんのとなんも変わんないっしょ」

 

完二はそう言うと

 

「っ!」

 

りせは何かの気配を

感じて身をよじる

 

「久慈川さん・・・?」

 

「みんな・・

 

 ここに向かって

 何か来てる・・」

 

「え!?」

 

りせの言葉に一同は

りせの指さす方を見つめると

 

「うおお!!

 

 なんか嫌な感じのが

 迫ってきてるクマ!?」

 

すると

 

地面からなにか巨大なものが

せりあがってきた

 

それは

 

何やら頭部のみが

地面から顔を出してきた

 

異様な姿の怪物だった

 

「マモノ!?

 

 まさかここにまで!?」

 

「あれがマモノ・・」

 

悠が構えるのを見て

一同も構えていく

 

すると

 

その怪物は空を見上げるように

首を上に向けると口を大きくあけていく

 

するとその中から

巨大な人型の怪物が

 

姿を現していく

 

「な、なんだ!?」

 

「く、口の中から

 おっきなのが出てきた」

 

「き、きも・・」

 

するとその人型は

不気味なうなり声のようなものを

 

あげながら

一同にゆっくりと近づいていく

 

「や、やろうってのか・・・」

 

完二はうろたえながらも

臨戦態勢に入っていく

 

すると怪物は

手を大きくふるい

 

攻撃を仕掛けていく

 

「「「「うわあああ!!!」」」」

 

その一撃に

ちりぢりに飛ばされ

 

その手はそのうち一人をつかむ

 

「ええ!?

 

 ちょ、いや待って!」

 

それは千枝と

 

「く、苦しい・・・

 

 やめてって・・・」

 

雪子だった

 

「あーチエちゃんとユキちゃんが!」

 

「んなろ!

 

 ざっけんな!!」

 

「てやあああ!!!」

 

陽介と完二が向かっていく

 

完二は楯をふるって

怪物に攻撃を加える

 

怪物は大きくのけぞっていき

 

「てやああああ!!!!」

 

そこに陽介が

とびかかって攻撃を加えていくと

 

巨大な人型の怪物はは

大きく倒れこむ

 

「よっしゃ!」

 

「今なら全部ボコれる!

 

 やっちまおうぜ!!」

 

そこに悠がとびかかっていき

陽介と完二もそれに続くものの

 

人型は起き上がり

目の前に何と

 

「わわっ!?」

 

「きゃっ!」

 

千枝と雪子を

三人の前に突き出してきた

 

「くっ!」

 

「んな!?

 

 二人を盾に!?」

 

「くそっ!

 

 ふざけやがって!!」

 

するとその手を

三人に思いっきり振るっていく

 

三人は瞬く間に吹っ飛ばされていく

 

「悠先輩!

 

 みんな!!」

 

「あわわ・・

 

 大ピーンチ!!

 

 どうするクマ!?」

 

「まずは二人を助け出さないと

 攻撃ができない・・・

 

 どうにかして

 助け出すことができれば・・・」

 

すると

 

「このままだとまずい・・」

 

由奈はそう言って右腕を上げる

 

すると手の甲に浮かんでいた

聖痕が輝き

 

そこから放たれた光が

彼女を包み込み

 

服装が変わり

手には槍のような武器を持っている

 

「ええええ!?

 

 ゆ、由奈さん

 それって!?」

 

「聖徒は聖痕を解放させることで

 エーテルを受けるのにふさわしい姿に

 なれるんです・・

 

 今はそれよりも

 お二人を助け出さないとなりません

 

 ここは私にまかせてください!」

 

と杖を構える由奈

 

怪物は手に持っている

千枝と雪子を前に突き出していく

 

「あいにくですけど・・

 

 そういう手は

 どうにでもなるんですよ!」

 

槍をゆっくりと

揺らすように動かしていくと

 

すると

 

空気がゆっくりと

動き始めていく

 

「風・・?」

 

「あ・・・」

 

千枝と雪子は空気が動いていることに気が付く

 

由奈は槍を

ふいに勢いよく突き出すと

 

風が勢い良く起こった

 

すると千枝と雪子の

つかんでいた腕が

 

切り裂かれ

 

二人は風がやさしく包み込むように

辺りに吹き荒れて

 

ゆっくりと地面に降ろされていく

 

人型の方も

動揺を見せ

 

その場から逃げ出そうと試みる

 

「逃がすか!」

 

すると彼女は槍を

順手にもって

 

敵を追いかけていく

 

「てやああああ!!」

 

そして槍を勢いよく振るい

攻撃を仕掛けた

 

すると人型は真っ二つに割れて

 

その亡骸が黒い霧のようになり

 

そのまま霧散してしまった

 

「ふう・・」

 

由奈は一息つくと

服装が元に戻る

 

「ふええええ・・

 

 助かった・・」

 

「それにしてもすごいね

 

 今のが聖徒の?」

 

千枝と雪子は一同のもとに

合流していくのであった

 

「このくらいは

 簡単ですよ・・

 

 それにしても

 里に向かってマモノが現れるとは・・

 

 マモノは自分から里を襲うことは

 ほとんどありません

 

 もしかすると

 罪徒はここにもマモノを

 放ったのかもしれませんね・・」

 

由奈はそう推測した

 

それを聞いた一同は

ごくりと息をのむのであった

 

・・・・

 

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・・・・・・・・・

 

離れた場所

 

そこでは

一人の袖のついた

マントを羽織った

 

一人の人物が

双眼鏡でその様子を見ていた

 

特別課外活動部

 

自称特別捜査隊

 

双方を見回し

 

不敵に笑みを浮かべつつ

そっと双眼鏡を胸のあたりにまで降ろしていくのであった

 

この人物

 

果たして何者なのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ物語は端っこの方である・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          




覗きみるものの正体は

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