卒業~別れ   作:HonoRin

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第十話 チョコ作り脱線事故

 さあ、明日はバレンタインデーだ…。

どうしよう、リュウヤにあげようかな…。。。

 

そんな事を考えていると、サクラが家に来た。

そう、今日はサクラと一緒にチョコを作るのだ。

でも、私はおいしいチョコを作れた事が無いのだ。。。

 

「ねえサクラ、チョコっておいしくできる簡単な方法って無いの?」

 

「無いかもね~、ユキだから(笑)」

 

「な、なんだとおおお!(笑)」

 

というような話をしてから、私達はチョコを作りだした。

 

「じゃあ、まずチョコをあげる人の人数を確認しよっか!」

 

サクラは、ヤル気満々だ。

そう、サクラは料理などの何かを作るのがとても好きなのだ。

勉強や工作はニガテだが、料理だけは上手過ぎるのだ。まあ、私から見たらだから、他の人から見れば下手なのかもしれないが…。

 

「…で、何人にあげるの?」

 

そ、そうだった!人数を確認していなかったな!!

え~、友チョコが2、4、6、7個かな?

あと、義理チョコが2個だね…。

 

「9個で。」

 

すると、勘が鋭いのか、サクラは、

 

「リュウヤ先輩のチョコは~?(笑)」

 

と言う。

 

…あ゛ぁぁぁぁ!!もう余計な事を言うな!もう決めたんだから!チョコは渡さないって!!恥ずかしいから!!

 

「あげない」

 

「ええーっ!あんなに仲が良いと本命チョコでも分からないんじゃないかなー?」

 

あ゛ぁぁぁぁ!!また余計なことを…

 

「多分気づかないと思うよ?」

 

…もういい!わかったから!

 

「…じゃあ、あげようかな…。」

 

「フゥゥゥーーー!!!やるう!!さっすがぁユキぃ~!!」

 

…単純にウザい。

 

「いや、サクラが言ったからだよ?!もし失敗したらサクラのせいにするからね?!」

 

「はいはい、わかってますよー(笑)。大丈夫だと思うけどなー(笑)」

 

はいはい、こっちがわかってますよー。

 

「じゃあ、ウチの分は24個だからー…」

 

「え?!ちょっと待てよ?!あげる人多くないか?!」

 

「ええーっ、どっからどう数えても24個だったもん~。」

 

「マジか!多いわ!そして負けたわ!!(笑)」

 

そして、私達はやっとチョコを作りだした。

 

 

 

「まず、チョコをとかしまーす。」

 

「はい。それぐらいは分かるよ(笑)」

 

「その次に、冷やしまーす。」

 

「はい。」

 

「できあがり!」

 

「マジかよ、説明雑っっ!!」

 

「まあ、やってみないと分からない~♪」

 

「ミュージカルじゃないんだからな?!」

 

 

 

数分後…

 

 

 

「このチョコの上に白いパウダーをかけまーす。」

 

「さっきの説明に無かったよ?!早速脱線事故起こしたな!!(笑)」

 

「次に、この上からこのチョコビーズをのせまーす。」

 

「脱線事故連発だな!!」

 

「そして、冷蔵庫で冷やしまーす。」

 

「最後は脱線しなかったな!」

 

 

数分後…

 

 

「冷えたらこのチョコを切りまーす。」

 

「また脱線した!!(笑)」

 

そして、ようやくチョコは完成した。

なんだか、久しぶりに焦げ臭い匂いを嗅がずに作れたなーと思った。

そう、無事にチョコが作り終わったのだ!!

 

味も大丈夫だったが、そのチョコの欠片ばかり食べていたので、昼ごはんが要らなかった。。。

 




次回もおたのしみに!
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