卒業~別れ   作:HonoRin

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第十一話 生き残り

 今日は、体育の時間だが、もう授業のやる分が終わったので、何をしても良いということになっている。ただし、クラス全員でできる事なのだが…

 

「ドッジボール」しようぜ!!」

 

男子が言った。

イナ〇マイ〇ブンの「サッカーしようぜ!!」のノリで言うな!!

 

「おう!!それで良いんじゃね?!」

 

「それにしよう!!」

 

「良いよー!!」

 

…みんなドッジボールをしたいようだ…。私はそこまで乗り気じゃなかった。

 

 

 

ゲームが始まった。ボールはほとんど男子が投げている。

私はコート内を走り回りながらよけていた。

まあ、そのせいで毎回体力をなくしてしまうのだが…。

 

 

おっと?サクラがボールを持っている…。

 

「ねえ、これ投げて良いのー?」

 

「そのボールは俺に渡すと良いことがあるよ」

 

うわあー、敵チームの男子がサクラをだまそうとしている…。

サクラはかなりパニクった顔でいる。

 

「わ、渡せば良いの?!」

 

「そうだよ、俺に渡すんだ」

 

…男子が超爽やかな目でサクラに言っている…。

周りの人はニヤニヤしている。

 

…ナンパか!!!

 

「え、じゃあ…」

 

「いや、なんでだよ!!!」

 

私は叫んだがしかし、時既に遅し。

 

ボールはその男子の手に…

 

「っしゃああああ!!!ボールもらったあああああ!!!」

 

…なんだか大人げない…。

 

というかまず、サクラがバカだな!!なんで敵チームにボールあげたんだよ!!!

すると、サクラは言う。

 

「えええーーっっ?!わ、わからなかったんだもん!!」

 

お、お前、ドッジボールのやり方知らないのか?!

まあ、この状況からしてお前バカだからな?!

なんであのクソのかたまりみたいなナンパする男子に騙されるんだよ?!!

 

ナンパじゃないけど!!!

 

「ええーーっっ、だってえーー」

 

「だってじゃないっっ!!もうこんな話してたらボールに当たるよ?!」

 

「そんな事ないよー」

 

バンっっ!!

 

ピーッ←笛

 

「当たっちゃった~!(泣)」

 

サクラが当たった。…っほんとバカだな!

奇跡的に私は逃れた。

 

 

それから、何分か経ち、コート内にいる人数も少なくなってきた。

私はコート内にいるのだが…。

味方のコート内にいる人数があと5人だ。

外野にいる人がわんさかいる。

同じく、敵チームの外野にも人がわんさかいる。

 

だんだん当てられていく。

 

ここで、味方の女子の生き残りが私しかいなくなった。

 

男子は私を狙ってボールを投げてくる。

しかし、部活で鍛えた反射神経でよけまくる。

 

ボールをキャッチすることはない。(笑)

 

 

数分後、味方のコート内には私と一人の男子しかいなくなった。

 

…いやいやいやいや、これ、私一人になるパターンじゃん?!

 

と思っていた事が即的中。

 

コート内は私一人しかいない。

 

 

 

「いや、無理無理無理無理!!!!!一人は辛いよ?!」

 

バンっ!!

 

ピピーッ←笛

 

 

はい、当たりました、負けですねー。

 

 

 

敵チームが。

 

 

 

そう、「一人は辛いよ」と言っているとチャンスボールが流れ込み、私は敵チームにめがけてボールを投げたのだ!!

それが、奇跡的にダブルアウトで完全勝利!!

 

 

 

その後、私はクラスのみんなから「スポーツができる人」と認識されてしまったが、二日後の体育の時間のサッカーの試合で私が超弱かったので、その認識は一瞬にしてなくなった。

 

 私にとってはどうでもいい話であった。。。

 

 




次回もおたのしみに!
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