卒業~別れ   作:HonoRin

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インフルエンザが流行っているそうなので、受験生の皆さんは気をつけてくださいね…。
私は大丈夫です。


第十三話 一週間

 朝、起きてからいつものように携帯のメールをチェックすると、リュウヤからいつもの試験までのカウントダウンメールが来ていた。私はそれを見て少しビビる。

 

「あ…あと一週間じゃねーか…。」

 

そう、試験まであと一週間しか無いのだ。一気に緊張してきた。何で出願のときに全く緊張しなかったのかが謎に包まれてしまったが、そんな事はどうでもいいんだ。とにかく一週間前だ。

 

 

 

 学校に着くと、皆は「試験まであと一週間だー!」と言っている人が多かった。「よっしゃぁ!一週間後に俺はカラオケという名の天国に行ける…!!」と言う厨二病が残っている男子の声が聞こえたが、それは無視しよう。既に受験が終わった人は、超棒読みで「がんばれー」と言っている。

サクラは試験まであと10日らしく、皆に「頑張ってー」と言っている。「…いや、お前が頑張れよ?!」とツッコみたいところだったが、これを言うとサクラが落ち込みそうだったので言わなかった。

 

 

 今日の授業の先生達は全員が最初に「試験まであと一週間だからマジで頑張れよ」と言う。一時間目の授業の担当の先生には何も言わなかったが、二時間目以降は「先生、それさっきの先生も言ってたよ…」と言う人が続出した。

六時間目の担当の先生に対しては酷かった。私のクラスの全生徒が「先生、もういいから」と言っていた。それを言われた先生は、すごく悲しそうな顔で「そ…そうかい」と言っていた。私は正直なところ、先生を助けてあげたかった(笑)。

サクラは授業が終わる度に試験が近づいてきている事に実感が沸いて来たのか、だんだん顔が暗くなっていっていた。私はそれを見て少し笑いそうになった。

 

 

 

 学校が終わり、帰り道でサクラは私の横で「試験嫌だぁぁぁぁぁぁ…」と低い声で言っている。朝の「頑張ってー」の明るさはどこに行ったのか…。

 

「サクラ…、それは皆同じだからな、その中でも一番試験をポジティブに考えた人が試験を突破できるっていう事を考えたら、試験なんて余裕だよ?」

 

おぉ、久しぶりに私、良い事言ったな(笑)

すると、サクラは顔が明るくなり、

 

「そ、そうなの?!じゃあ、頑張ってくるね!!」

 

と言った。

よかった、またいつものサクラに戻った。…というか、単純だな…。

 

まぁ、あとは体調管理をちゃんとして試験に望まなければならないな…。私も試験は嫌だけれど。

 

 

それより、私はサクラと一緒に居れる時間が減ってきている事の方が嫌だ。

 

もう少し長く一緒に居たいな…。

 

そんな事を考えていると家に着いた。

 




現実の話、試験まであと3日か4日くらいです…。
頑張って乗り切ろうと思います。
私も一週間後にはカラオケに行っていると思います(笑)

では、次回もおたのしみに!
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