卒業~別れ   作:HonoRin

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試験まであと二日のくせに小説を書く奴現る←HonoRin


第十四話 サクラの散々な行動

 今日は、試験前の最後の日曜日だ。…勉強しないと…。

 

ということで、今サクラと私は、サクラの家で勉強会をしている。

サクラが勉強を教えてほしいということだったのだが…

 

「…」

 

「…」

 

この通り、全く話をせずに黙々と勉強をしている。

いや、集中できるから良いのだが…、元々はサクラが勉強を教えてと言ったから勉強会を開いているのにも関わらず、今のところ質問ゼロ。。。

 

…その状態が続いて約一時間が経った。

 

「…サクラ、私に教えてほしい物って何だったの?」

 

「えっ、これから見つけるぅー」

 

「これからかいっっっ!!!(笑)」

 

それだけ言うと、また黙々と勉強をし始める。

 

 

 

…それからまた一時間経った。。。

 

「教えてほしい物見つけるの、長いな?!(笑)」

 

「えーっ、いっぱいありすぎて絞れないんだよ…」

 

いやいやいやいや、まてまてまてまて!!!

 

「いや、絞らなくていいから??!!!それだけに二時間も使ったのかよ??!!!もったいなっっ!!!」

 

「えっ?!!絞らなくて良かったの??!じ、じゃあ、まずこれから…」

 

私はその問題を見て叫びそうになった。

 

「…これ分からなかったらけっこうヤバイぞ???!」

 

それは、二乗の意味だった。。。

 

「こ…これは、例えば3の二乗だったら、3×3で9になるっていうこと!!つまり、二乗の付いてる数字を、その数字×その同じ数字をするっていう事だよ??!」

 

「へえ~、そうなんだ~…。」

 

「『へえ~』じゃないよ!!!これは分かっておかないと試験に絶対出るからな?!過去問見てみろ!!全部出てるよ?!!」

 

「ひえええええええーーー!!」

 

「『ひえええええええーーー』じゃないっっ!!(泣)」

 

「キエエエエエエエエ!!」

 

「『キエエエエエエエエ』でもないっっ!!マジで大変だな!!(泣)」

 

あぁ、サクラが壊れた…(笑)

でも、このままだと0点があり得る…。

この先が心配だ…。

 

「じゃあ、これは?」

 

サクラはどんどん質問してくるが、そのほとんどが易しすぎる問題だったり、超基本的な問題だったりする。。。

その中でも一番ヤバいと思ったのは、小学校低学年で習う内容だった。。。

 

「…あのなぁ…、小学生のとき何してたの?」

 

「ごめんなさいごめんなさい寝てましたごめんなさい」

 

「…まあそういうことだろうとは予想していたけども!(泣)」

 

「ごめんなさいごめんなさいホントすみません」

 

「いや、私にいくら謝っても意味無いからね?!私先生でもないし、サクラでもないし!!」

 

「ごめんなさいごめんなさいマジでごめんなさい」

 

「だ…だから私に謝っても意味ないってば!(笑)」

 

…今日は散々だったが、サクラの反応が面白かった。

もしかしたら私はドSなのかもしれない(笑)

…いや、そんなことは信じたくないが。。。

 

 

…とにかくサクラが心配だ。。。




次回もおたのしみに!
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