では本編どーぞ
私達は受験が終わり、サクラも受験が終わった。
私達は、「受験」という名のモンスターから解放されたのだ!!
テレレレッテレー
ユキは速攻で遊びに行くという能力を手に入れた!!
「…はあ、また脳内ゲームが始まっちゃったよ…。」
「どしたのユキ。」
「あっ、なんでもない(笑)」
ついつい口に出してしまってたようだ。
そう、今はサクラと一緒にお出かけをしているのだ。
とうとう、あさってには卒業式だ。泣く人や友達はいっぱい居るんだろうな。。。
私は泣かないぞおっ!!涙もろいけど今回は泣かないぞおっ!!
…あー、でもサクラの姿を見たら泣いてしまうかもな…。
私はふと隣で人形を見てはしゃいでいるサクラを見た。
ああ、あと一カ月もしないうちにサクラとはお別れか…。
そんな事を考えていると、涙が出そうになった。しかし、サクラによってそれはかき消された。。。
バラバラバラ…
「うわーー!!ごっごめんなさーい!!!」
サクラが人形を奥から無理矢理取り出そうとして、それまできれいに積み重なっていた人形たちがサクラを目掛けて落ちてきた。いや、人形たちが襲い掛かった(笑)。
「…もう、何してるんだよ…。」
周りの客もそう思っているだろう。まあ、そういう目でみんなこちらを見ていろからな…。
仕方なしに私も落ちてきた人形をサクラと一緒に元の位置に戻した。
しばらく経って改めてその人形たちを見たが、なんだか落とされて悲しそうな顔にしか見えなかった。
ああ、夢でこの人形たちが襲って来たらどうしよう…(笑)。
「…ユキ、ほんとごめんね…。」
「っあーー、いいよいいよ、大丈夫だからーっ」
あまりにも申し訳なさそうにこちらを見て謝ってくるサクラにびっくりしながら、私は慌てて返事をした。
まあ、これがサクラの可愛い所なのだが…。
くそうっ、私の可愛い所が見つからねえ!(笑)
…そんな出来事があった、楽しいお出かけだった。
あっという間にその楽しい時間は過ぎ、日が暮れ始めた頃に私達は家に着いた。
…いよいよ、あさってが卒業式だ。
そろそろ、サクラと一緒に居れる時間が終わってしまうのかな…。
そう思うと、私は涙が出そうになった。
しかし、またもやある出来事で涙が引っ込んだ。
ガラガラガッシャーン…
「ひえー、ごめんよごめんよー!!」
母だ。
私は何事かと思い、母の元へ駆け寄る。
「どうしたどうしたぁ?!…っええ~…。」
そこには、母が突っ立っていた。その足元には、鉄のお盆が落ちていた。
「…お皿とかが割れたのかと思ったよ…、お盆落としただけかーいっ!(笑)」
私はそう言うとすぐに自分の部屋に戻った。
…はあ、今日もいつものように散々だったな…。
そう思いながら一日、二日過ぎたのである。
次回もおたのしみに!