卒業~別れ   作:HonoRin

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第四話 いろいろ複雑

 只今授業中。。。ま…抹茶の話が頭から抜けないっ!!(焦)

 授業中だというのに抜けないのは、今朝の占いとサクラのせいだ!(泣)もし、このままだと先生にあてられたら「抹茶!!」と言ってしまいそうなくらい抜けない!!

 

 …他の事を考えたら良いんだ!そうだよ!その手があった!

 

 ある日、ユキは雪になってしまいました、雪はたくさんあるのでどれが本当のユキなのかが分からなくなってしまいました。そこで現れたのが抹茶ヒーローサクラ!…

 …やっぱり抜けない…(泣)

 

 

 

 そんなこんなで昼休み。サクラが私の目の前にいる。さすがにサクラも私が抹茶の話でさえ嫌いな事を分かってきたようで、今は全く抹茶の話は出てこない。こんな事考えてばかりいるから、逆に抹茶の話が出てくる事を期待する自分がどこかにいるような気さえしてきた。。。

 今はすっかり別の話でもりあがっている。その話はというと、女子には欠かせないであろう、恋愛話だ。

 

 私には今高校一年生の好きな人がいる。その人は、1年前、私と同じ部活動に所属していた人だった。高校では部活動に入らず、バイトをしているらしい。

 

 サクラは、小学校時代しか恋愛はしたことが無いという。まあ、その恋愛も片思いで終わったらしいが…。

 

 「ユキは、リュウヤ先輩に気持ち、伝えたの?」

 

 「いや、まだだけど、伝えれるような時間が無いというか、話すタイミングが無いんだよ…。会ってはいるんだけどね…。」

 

なんていう話ばかりだ。正直言うと、あまり興味がない。そのくせに恋愛はしているという…なんとも言えないこの複雑さ!!そう、それが私だ!!

 

 「じゃあ、ウチが言っておいてあげようか?」

 

 「いやいやいやいや、まてまて!!気持ちぐらいは自分から言いたいだろ?!」

 

 「そ、そうか!(笑)」

 

と、サクラは苦笑いで返事をする。他の人に言ってもらって嬉しい人もいるだろうけれども、直接言ったほうが確実だし、伝えたという達成感が生まれる。でも、そのことを伝えるタイミングは難しいものだ。。。

 

 「ねえサクラ、リュウヤ先輩の連絡先とか持ってないの?」

 

 「そういえば持ってないね…(笑)」

 

 「えっ?!そうだったの?!なら早く言ってくれればよかったのに!」

 

 「え?連絡先持ってるの?!」

 

 「うん」

 

 「ええええええ?!じゃあサクラが言ってくれればよかったのに!」

 

まさかのサクラが連絡先を持っていたという…。なんとも複雑な気持ち。

 

 「まあ、リュウヤのメールアドレス教えてよ」

 

 「この英語読めない!」

 

 「何それ…って、単語じゃないと思うから、それはアルファベットで読んだら良いんだよ??!」

 

 「そうなの?!ああーっ!複雑だぁーーっ!」

 

…いや、読むだけだから複雑ではないと思うのだが…?

 

 まあ、連絡先もおかげでゲットできたし、伝えれるチャンスは増えるかな…。

そんな事を思いながら家に帰った。




次回もおたのしみに!
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