卒業~別れ   作:HonoRin

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第六話 時間が足りない

 朝、眩しい太陽の光で起きる。

 今日は学校が休みの日だ。

 私は休みの日は大概、昼12時に起きる。もちろん、朝ごはんと昼ごはんは兼用である。

 

 私は体を起こし、寝すぎて寝ぐせがひどい頭を搔きながら布団をたたむ。

 

 「今日も半日しか残ってない…。」

 

 いつもこんなに遅く起きるものだから、何かしようとしても時間が足りない。ああ、時間が欲しい…。

 《時間が欲しい》とかいう原因は自分で作ってしまっているのは分かっている。でも…

 

 「ああああああああ!!!!時間が欲しいぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

 

 「何中年のおばさんが思う様な事言ってるの!!あんたはもっと時間があるでしょうが!!時間は早起きして作れ!!!言うならそれから言え!!」

 

 母、ナイスツッコミ。

 

 

 …さあ、今日(半日しか残ってないが…)は何をしようか。

そう思いながら携帯を見ると、メールが一件届いていた。なんと、それはリュウヤからだった。

 そういえば、何でユキは「リュウヤ」と呼び捨てにしているのかというと、実はユキの兄の幼馴染なのだ。ユキは小さい頃から一緒に遊んでいたというのもあり、呼び捨てにしているのだ。リュウヤ本人もユキが呼び捨てにしているのは構わないらしい。

 

 

 「りりりりり、リュウヤからだぁぁぁぁ!!!」

 

 今日の朝はベリーグッドモーニングだ。昼だが。

 内容を見ると、こう書いてあった。

 

 〝おはよう、今日時間ある?〟

 

 あるあるあるあるあるあるあるある!!!ものすごくある!!今作った!!

(さっきの<時間が欲しい>は何処へ行った?!)

 私はすぐに返信を。

 

 〝ありますあります!ありまくります!!〟

 

 送信ボタンを押してから気づいた。私変人だな…(笑)

でもそんな事を気にもせずに返信は来た。

 

 〝じゃあ、昼の一時半に俺の家に来て〟

 

 うわあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

ついに私はやらかしたのか!!告白されるのか???????!!!

 

 「んな訳あるかいっっっ!!」

 

 自分でも聞いたことがあるようなセリフを口にした。

そんなに世間は甘くないんだよおおお!!!バーカバーカ!!ユキのバーカ!!

考え方が低レベル!!もっと現実見ろ!!ユキのバーカ!!

 

 そんな事を考えていたら、ごはんも食べていないのに昼12時40分になっていた。

あっ、時間が足りない。急がなきゃ。

 

 

 

 

 昼1時30分、私はリュウヤの家の前に立っていた。

 私がこんな所に来てもいいのか??!やっぱり夢じゃないのか?!アイツ(リュウヤ)は何を考えているのだ?!もう頭の中は「?」で埋め尽くされていた。

 その時、久しぶりに落ち着いて見るリュウヤが来た。

 

 「入って。」

 

 「?????!!」

 

 まてまてまてまて!!どういう状況だ??!まさか世間は甘かったか??!

 

 ユキはこの後何があるのかなど、予想もつかなかった。

 

 

 リュウヤの家に入るのは何年ぶりだろうか。多分10年かそこら入ってなかったな…。

 大分物が置いている位置も変わっていた。そんな事はどうでもいい。何があるんだろうと思いながら、リュウヤの部屋に入った瞬間、目に入ってきた物は、なんとサクラがいたのだ。

 

 なななな、何で???!

物凄く驚いた私を見て、サクラはニヤニヤと笑う。私は腹が立つよりも、恐怖の方が勝った。

 

 「何でここにサクラがいるの…?!」

 

 「それは、後からのおたのしみに~(笑)」

 

 えええーっ??!

 

 

 数分後、リュウヤも揃った。すると、サクラは話を始めた。

 




次回もおたのしみに!
ちなみに次回はこの話の重要なカギが含まれています!
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