たとえ、全てに否定されようとも   作:Laziness

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コメントくださった方ありがとうございます。
ようやく進展がありました・・。長かったですね、此処まで。
とりあえず、早く戦争を終わらせたいです。

では、おたのしみください。


Ⅲ・第十三話

「終わりね、兄さん。」

 

「天城様!!」

 

「天城殿!!」

 

「ディザ殿!!」

 

 天城は、強大な剣に切り裂かれた。

 

「もう少し強くないと・・相応しくないわ、兄さん。」

 

「貴様ッ!!よくも、天城様を!!」

 

「はあ、もう少し止まってくれないかしら。」

 

 だが杏は、拘束から逃れた。

 

「!?ふふ、貴方面白いわ。もしかしたら・・。」

 

「貴様!絶対コロシテヤル、いや、ケシテヤル。」

 

「ふぅん、貴方にできるかしら?」

 

 

 

 

 

 

「I will kill you no matter how much you resist.

 【抗おうと、狩ろう。】

  Even if the world is going to end,

the storm of massacre will not stop.

 【世界が終わろうとも、虐殺の嵐は止まらない。】

  Death is the reach of mankind.

 【死は我が手の届くところに有。】

 Your heart is already in my hands.

 【貴方の心臓は、既に私の手に。】

  Let's get started, it's the beginning of the end.」

 【さあ、終わりの始まりだ。】

 

 

 

 杏が豹変し、誰も見たことの無い詠唱を唱える。

 

「これは!?やはり、この人が!!」

 

「It was released, this time now!!!」

 【今、放たれた!!!】

 

 

「くっ!!頁五百弐重[防御術式・最高位]」

 

 杏が作り出した光の槍。数はおよそ500を超えるだろうか。それが紫苑に襲い掛かった。

 

「くっ!!」

 

 紫苑が苦悶の声を上げる。

 

「You hurt my precious things.」

【宝物に触れし者、例外なく死す。】

 

 

 続いて、黄金に輝く剣を創り出した。エクスカリバーだろうか?

 

「頁壱拾四[剣撃術式]!」

 

 紫苑も同じく、剣を創り出して応戦する。

 

「You are an arrogant sinner.」

 【傲慢な罪人よ。】

 

 

 襲っていた無数の剣が爆散した。

 

「くはっ!!やってくれたわね、だけどもう終わりよ!!」

 

 紫苑が詠唱を始める。

 

「頁壱千九百参拾弐[崩壊術式・超越位]」

 

 瞬間、地面も建造物も崩壊し、全てが杏に襲い掛かった。

 

「・・!!!」

 

「はあ、はあ、流石に、これには、耐えられないでしょ!」

 

 言葉の通り、杏は地面へ倒れこんだ。

 

「頁壱百参拾五[全快術式]」

 

 紫苑は、徐々に回復して最後には傷一つ無くなった。

 

「さあ、止めを刺してしまおうかしら。兄さんには悪いけどね。」

 

 紫苑は落ちていた剣を拾い、杏に投擲した。

 

「ふぅ、これでもう抵抗してくる子はいないわね。」

 

 杏は、剣に貫かれて息を引き取る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・筈だった。

 

「・・あら、まだ抵抗してくる子がいた・・わ・・?」

 

 そう言って振り向くと、目にしたのはありえない光景だった。

 

「な・・なんで・・!?」

 

 そう、そこに立っていたのは・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遅れたな、杏。」

 

 天城翔であった。

 

「なんで・・なんで生きてるのよ!?」

 

「・・見誤ったな、俺の特有魔術を。」

 

「見誤った・・ですって!?」

 

「そうだ、地球最後の兵器の特有魔術が運動神経良くなるだけだと思ったか?」

 

「まさか、他に何かあるの?」

 

「ああ、この剣最大の特徴だ。それはな・・」

 

 紫苑は息を呑んだ。

 

「死ねない。ということなんだ。」

 

「・・は!?」

 

「この剣を解放していると、どんな攻撃を受けても死なない。」

 

「なによ、そんな能力チートじゃない!!!」

 

「魔術を無制限に使用できるお前にだけは言われたくないな。」

 

「私だって、流石に致命傷を受ければ死ぬわよ!!」

 

「まあそれはいい。だが、随分手荒な真似をしてくれたようだな。」

 

「元はといえば、あちらから仕掛けてきたんだから、私に罪は無いわよ?」

 

「まあ、そうだな。」

 

「でも、まだ生きてたんだったら、試すしかないわ。」

 

「なんだ、やるのか?」

 

「ええ、何のために来たと思ってるの?」

 

「分かった、ならば全力で相手をしよう。」

 

「さっきのは、全力じゃなかったてこと?」

 

「まあな。というか、全力を今だ誰にも見せたことが無い。」

 

「そう、分かったわ。では、行きましょう!!」

 

 紫苑は本を展開する。そして天城は、剣を地面へ突き刺した。

 

『永劫地獄の創造者よ、大地を崇め奉らん。』

 

 その瞬間、世界が崩れていった。

 

「なに!?これは!!」

 

「これが、この武器の最強技だ。」

 

「なっ!本が・・消えてる(・・・・)!!」

 

『たとえ、全てに否定されようとも、我は其の道を信ぜん。

 たとえ、全てに否定されようとも、我は其の世界を望まん。

 たとえ、全てに否定されようとも、我は其の先の希望を望もう。

 

          創造しようじゃないか、

 

        たとえ、全てに否定されようとも!!       』

 

 気付けば、無の空間が広がっていた。

 

 天城は、銀の鎧に身を包んでいた。それはまるで・・

 

「天使・・。」

 

 紫苑は悟った。勝てない・・と。

 

「兄・・さん・・降参・・です!!」

 

『逃げるな、自分で始めたのならば、最後まで戦って見せろ』

 

「ひっ!!」

 

 紫苑は、恐怖でもはや何も考えられなくなっていた。

 

『永劫地獄への扉』 

 

 天城の後ろに、巨大な門が現れた。

 

『誘おう、終わらない地獄へと・・』

 

 紫苑は其の扉へ吸い込まれていき、意識が途絶えた。

 

(兄さん、流石です。私の婚y・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 世界が元に戻った。そこには、3人が倒れていた。

 

「天城殿、杏殿!!」

 

「ディザ殿、杏!!」

 

 一番先に目を覚ましたのは、天城であった。

 

「・・ああ、おわった、のか・・。」

 

「ああ!無事終わらせてくれたんだね!ディザ殿!!」

 

「流石っす!天城殿!!」

 

「なんだか、目的が、変わってるな・・。」

 

「はは、まさかこんなことになるなんてね。」

 

「戦争の方も進めないとな・・。」

 

「今日はう休んだほうがいいっす!天城殿。」

 

「ああ、そうさせてもらう。この2人も運んでくれないか?」

 

「・・妹様もですか?」

 

「ああ、頼む。」

 

 俺達は、医務室へと連れて行かれた。

 

 こうして、地球最後の兵器たちの戦争は終わったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・ロシア戦争どうした?

 

 

 




とうとうやりました。題名を作中に入れる奴。一度やってみたかったんですよね。

それと、地球最後の兵器のチート化が進んでいく・・。

さて、杏ちゃんが見せたあれはなんだったんでしょうね?

次回もおたのしみください!!
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