たとえ、全てに否定されようとも   作:Laziness

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だんだんと投稿ペースが元に戻ってきましたね。

次のテストが来るまでは、恐らくこの投稿ペースで行きます。

鏡月ちゃんヒロイン化計画進行中。




Ⅳ・第八話

「さて兄さん、始めましょうか。」

 

「ああ・・・本気は出すなよ?というかお前、解放術はどの程度使えるんだ?」

 

 彼女の固有魔術は見たことがあるが、解放術を使っているところは、1度も目にしたことが無いのだ。

 

「大丈夫よ。少なくともあの大尉よりは上手く使えるわ。」

 

「おお、それは頼もしいな。」

 

 

「そこの2人!準備は良いか!!」

 

「「はい(ええ)」」

 

 そうして、俺達の試合が始まった。

 

 

 

「さて。兄さん、攻120,速150,防30.

 順c-d4・・d-e6・・g2-3・・out. time.1,5s」

 

「了解。」

 

 観客達には、彼女の指示が伝わらないようだ。

 

「..!!ほぅ。」

 

 さて、俺は素早く敵左方へ移動する。

 

「一閃.」

 

 さて、経過0,375。なかなか計算どおりだ。

 

 彼が攻撃されたことに気がつかないうちに、素早く敵後方へ移動する。

 

「二刀.」

 

 経過前回+0,375。完璧である。

 

 この二回の攻撃に掛かっている時間は僅か0,6秒。相手が気付くわけがない。

 

 さて、俺は素早く敵右方へ移動する。

 

「三撃.」

 

 経過前回+0,375。やはり完璧である。

 

 1秒もの間に彼は3回も攻撃されたのだ。即座な対応はかなり難しいだろう。

 

 おっと、とうとう彼は剣を振ってきた。

 

 1秒で気付いて反撃するなんて、流石プロというべきであろうか。

 

「だが。」

 

 遅い。俺は敵前方へ動いて攻撃し、急いで下がった。

 

「ぐはっ!!」

 

 1,5秒もの間に4連撃を加えられた彼は怯んだ。

 

「片手剣解放技・諸行無常の乱剣」

 

 とどめに、後ろから迫ってきた紫苑の解放技が加えられた。

 

「くっ!!」

 

 彼はそれを防ごうとするも、彼女の剣撃速度にはなす術もなかった。

 

「終わりよ。対専大尉。」

 

「ぐはっ!!!」

 

 彼は、なす術もなく倒れていくしかなかった。

 

「まあでも、あの1秒で反撃までもっていけたことには素直に感心するわ。」

 

 なんという上から目線であろう。

 

「さて、良い指揮だったな。紫苑。」

 

「あら、ありがとう。私は戦場では指揮役が多いのよ。これが経験ってやつね。」

 

「ほう、やっぱり実戦経験者は違うな。」

 

「それは貴方にも言えることでしょう?あの連撃は凄かったとしかいえないわ。時間も指定した時間に一切のずれが無かったもの。」

 

「それはそれは。どうも。」

 

 まさに、戦場を駆け回ってきた者達の会話だろう。

 

「大尉は・・アドバイスできる状態じゃないわね。」

 

「仕方ない。医務室まで運んでやるか。」

 

「じゃあ兄さん、よろしくね。」

 

「おう!・・・って俺だけかよ!」

 

 さりげなく仕事を全て押し付けてくる我が妹。恐いわー。

 

「あ、あの・・お手伝いしましょうか?」

 

「頼む!ぜひ!」

 

 鏡月様、マジで天使。感謝します。

 

「あらあら、私達の相手が居ませんね。」

 

 どうやら、杏たちの相手をする前に大尉はダウンしてしまったようだ。

 

「それなら私が潰してあげるわよ。」

 

「ふーん、いい度胸じゃないですか。」

 

「ちょ!待って待って。平和にいこう、平和に。」

 

 本当、この2人は目を離すとすぐに喧嘩してる。

 

「仕方ありません。天城様の命令ならば止めましょう。」

 

「仕方ないわね。兄さんの命令なら止めましょうか。」

 

「あの・・2人にとっての俺って何なんでしょう?」

 

「「将来の旦那様」」

 

「ああ・・・そうかい。」

 

 もう、どう返していいか分からなくなってきたのよ、うん。

 

「あの・・早く運んであげましょう?」

 

 ああ、天使や天使が居る。

 

 

 

 結論・鏡月が居れば何かと解決するんじゃね?

 

 

 

 




鏡月ちゃんヒロイン化計画完了。

ロクでなしのルミアちゃん見てると、天使要素に飢えて来ますね。

はい、評価・感想等よろしくお願い致します。

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