たとえ、全てに否定されようとも   作:Laziness

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ようやくテストが全て終わりました。
定期テストと実力テストの差が・・。無くなってしまえ、実力テスト。

そんなことはさておき、投稿遅れてすみません。

外務総統・・なんでしょうね?では、お楽しみください!


Ⅴ・第五話

6月10日 午前3時

 

「天城外務総統。エンテントへの支部設置の件ですが。」

 

 彼は現在、本来の職【外務総統】の仕事をしている。

 

 杏は最高兵士様!と呼んでいるが、実際本当に最高の兵士なのだ(地位的な意味で)

 

「了解した・・・ふむ。問題がいくつかあるんだな。明日までに解決させて送る。」

 

「はっ!ありがたく存じ上げます。ご多忙のなか、申し訳ございません。」

 

 やはり、幼い少年に成人男性が遜っているのは、見ていて違和感を感じるものだ。

 

「大丈夫だ。任務には差し支えない。」

 

 それは、彼の授業態度を見ていれば当然であろう。

 

 彼らは淡々と業務の話を済ませた後、形式的に通話を終了した。

 

 このように仕事の話をしているときの彼の姿は、いつもの彼とは違いなかなか大人っぽく、別の魅力を感じられる。・・と、どこかの元支部長が語っていた。

 

「あぁ~。眠い・・・。はあ、もう3時回ってるじゃん。」

 

 明日も学校あるのに、今まで溜めてきた分の仕事が襲ってきたようだ。

 

 

 

 

 

同日 午前5時30分

 

「って、また電話かよ。ん・・日本支部から?」

 

 そういえば、新しい支部長になったんだった。(Ⅳ・第一話参照)

 

「おっはよー。翔、久しぶり~!」

 

「おお、朝から元気だな。・・もう朝なのか。」

 

 気付けば時刻は、朝の5時30分を示していた。

 

「徹夜かよ・・。まあ、慣れてるからいいけどさ。」

 

「ん?どうしたのー?翔、暗い顔してるよ?」

 

 この無邪気さが、徹夜の疲れを吹き飛ばしてくれるようである。

 

「翔と杏ちゃん、全然あいさつにきてくれないからさー!」

 

「あ、うん。忘れtじゃないじゃない。時間が無くてな。」

 

「時間無かったのー?うん!翔は偉い人だもんね!仕方ない!」

 

 彼女の優しさが、嘘の穢れを浄化していってくれるようだ。

 

「でも翔、いつか遊びに来てねー!」

 

「おう、時間が出来たらお邪魔させて貰う。」

 

 彼女とは形式的ではなく、友達と会話するかのように通話を終了した。

 

「さて、学校に行く準備するかな・・・。」

 

 彼女の優しさに癒された後は、おとなしく現実に目を向けるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

6月5日 午前3時

 

「では次は、開発部の新兵器作成についてのことでございます。」

 

 彼女は、その頭痛を催すほどの文字列が並んだ資料を、次々と読み進めていく。

 

「了解したわ。疑問点。矛盾点が僅かに見えるわ。明日までには返信するわ。」

 

「ありがとう存じ上げます。それでは次の資料ですが・・。」

 

 これで処理したのはいくつめだろう。今日は兄も徹夜のようだ。

 

「はあ、頭が痛くなってきたわ。」

 

「今日まで溜めてきた貴女様の責任にございます。」

 

 当然のことだが、彼は辛辣な言葉を投げかけてくる。

 

「はあ、明日の学校は休もうかしら。」

 

 いや、よくない。あのクビ支部長は何をしてくるか分からない。

 

「では、次の資料ですが・・。」

 

「普通に仕事の話に戻すのね、はあ・・・・。」

 

 やはり、重要な役についている彼女は寝る暇も与えられないのであった。

 

 

 

 

 

午前5時30分

 

「ふぁあ・・。終わった・・・。」

 

「お疲れ様でした。これからも資料のチェックは、こまめによろしくお願い致します。」

 

 彼は声のトーンも一切変えず、疲れている様子も一切見せることは無かった。

 

「貴方・・もしや機械なのかもしれないわね。」

 

「褒め言葉と受け取ってよろしいのでしょうか?」

 

「当然よ。疲れを感じないのかしら。」

 

「たった1日の徹夜で疲れるほど緩い鍛え方はしておりません。」

 

 どことなく彼女への当て付けな気がしなくも無いが・・。

 

「はあ、すこしだけ寝ようかしら・・。」

 

「30分ですが・・。」

 

「気にしなくていいわ。じゃあ、おやすみ・・。」

 

「はい、お疲れ様でした。」

 

 彼の声音が最後に少しだけやさしくなったのは、きっと気のせいだろう。

 

 疲労を溜め込んだ彼女は、その意識を手放した・・・。

 

 

 

 

 

 結局、起きられずに午後から登校したのは、また別の話である・・・。

 

 




1回の徹夜って、さほどきつくないんですよね。

私の最高記録は、たった2日(泣)

Fate、見始めたら全然止まらないんですよね・・。
そして気付けば朝日が・・・。

ま、まあ私の徹夜の話はどうでもいいんです!

では、次回もお楽しみください!
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