ずいぶん雑な戦闘シーンですが、どうかご覧ください。
俺が学校に行くと、奴が校門前で待ち構えていた。
「おい、決闘の時間が決まったぞ。
今日の4時に第一訓練室だ。逃げるんじゃねぇぞ、愚民」
「ああ、なんていうか、朝から大変だな。そういや、お前の名前ってなんなんだ?」
「
「そうか、おれは天城翔だ」
「理解した。愚民この学院に来たことを後悔すると良い」
そういって、奴は学院内に行った。
「教えたんだから、そう呼べばいいのに」
おれも、そんなことを言いながら学院へ向かった。
「えーっと1限目は……[術学]か」
おれは、本を読みながら授業が始まるのを待った。
「は~い、授業をはじめますよ~」
って、あんたかよ!!
「やはり初めての授業ですから、基礎から確認しましょうね~。」
基礎……ねぇ。
「では、魔道師と解放術師のちがいについてです!
物理的に言って、魔術と解術を両方習得するのは……無理です!」
ああ、普通はそんなんだっけか。
「魔術と解術は、本質が異なっているわけです。人間という一つのタンクには、同じものしか入れられないのです。では、強制的に習得させるとどうなるか……清輝さん!」
「はい、負荷に耐えられなくなった人体が、内部から破裂します。
例えるならば、そうですね、水風船のような感じです」
「はい、ひゃくてんで~す。
は~い、では次に解放術師の強さは何で決まるか? です!
えーーっとでは、天城君!!」
……は?
「はい、えっと脳と強化箇所との連携。あとは、制御能力とかだったと思います」
「は~い、はちじゅってん!」
はぁ、そうすか。
「どちらかと言えば、一番深く関わってくるのは術式自体の強度ですね~。……と、そういえば天城くん。今日決闘するんですよね~?」
「ええ、まあ俺がやりたかったわけではないですが」
「対人戦だと判断能力とかが大切ですよ~。がんばってくださいねぇ~」
そう言ったところで、授業終了の鐘が鳴った。
「あら、終わりましたねぇ。では、これまで!」
あぁ、おわったぁ。
そしてこれからも授業は続いた。
んでもって、昼休み。
「あぁ、さっさと食っちまうか」
そう話したところで、横から声が掛けられた。
「あの、一緒にご飯食べでもよろしいでしょうか?」
「あ゛? おれの安息のtimeを脅かすのは、誰だ?」
「ひっ! す、すみません!わたし
「そうか、で、何?」
「いえ、平民さんとお話しするのが初めてなので……
少しでもお話できたらなぁと思いまして。」
「ああ、うん、別にいいんじゃない?」
「ありがとうございます!!」
はぁ、飯ぐらいゆっくり食わせてくれよ。
「では、決闘についてです。噂では、退学がかかってるとか何とか……」
「ああ、まったくもってその通りだ」
「ごめんなさい!!」
「……は?」
あれ、この子なんかしたっけ?
「いえ、貴族の方は平民って聞くだけで毛嫌いする方が多いのです。
きっとその退学っていうのも貴族の人が言ったことだと思うので……」
「いやでも、お前が謝ることじゃないだろ」
「私自身、貴族の方に悪いイメージしか持っていただけなかったのは少し悲しかったので……実は貴族でも良い人は沢山いるんですよ?」
「そういうことか。でも、君みたいな子もいるんだったら、貴族もいいものに見えてきちゃうね」
「あ、ありがとうございます!」
貴族には、こんな純粋な子もいたんだな……
「そして、今日の決闘ですが……単刀直入にききます。……勝てますか?」
「分からん、としか言えないな」
「そうなんですか……でも、私は必ず勝つって信じてますから!! がんばってください、天城さん!!」
そういうと、その子は自分の席に帰っていった。
「なんていうか、天使みたいな子だったな」
んじゃ。あの女の子の期待に応えるためにも。気合入れますかね。
4:00 第一訓練室
「ここか」
奴は、俺より先に来ていた。時間に律儀なのね。
「おう、ようやく来たか……って、貴様なんだその武器は?」
「見てわかるだろ、学校の備品だ」
あら、ちょっとセンスがなかったかな?
「なに、貴様自分の武器はどうした?」
「別に、お前には関係のないことだ」
「まあ、いいか。では退学をかけて、決闘を始めようではないか」
「では~これより天城翔vs兼孝昌宏の決闘を始める!
……退学って冗談ですよね?」
「さてどうでしょう?」
「ええっ! 本当に退学だったら先生困るんですけど~?(汗)」
「いいから始めましょう」
「はあ、では、両者位置についてPAP(Power Assist Program)を必要とあらば起動せよ!」
「PAP起動!」
「……」
「なに、貴様PAPを使わないのか?」
PAPとは、読んで字のごとく術式制御などをアシストしてくれる機器だ。
よって、天城は……
「そんなもの、あっても邪魔なだけだ」
「ふざけるな!平民ごときにそんなこと、できるわけなかろう!」
ああ、煩い煩い。傲慢貴族乙。
「いいから、さっさと始めろよ」
「……準備は出来ましたね。それでは両者……始め!!」
「PAP!速度解放MAX! 一気に決めてやる!!」
『ファンセブ・ジ―アラッド』
その瞬間、天城の姿が消えた。
「くそ! 高速移d――」
その瞬間、兼孝の意識はブラックアウトした。
「しょ、勝者 天城翔!」
「……2秒82か。危なかったな」
彼は勝利に対して、微塵も喜びを見せることはなかった。
次回の戦闘までに、もうちょい文章力上げときます。
今回も、ありがとうございました。
※修正祭にて、修正完了。