[旧作]夢と外道とスクールアイドル【無期限更新停止】   作:48パンプキン

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前回のあらすじ!

ラブライブはじまる!

出場への道のりは長い!

そして夏が始まる!


流れ星が堕ちるように:前編

「夏よ!海よ!合宿よぉー!」

「元気だね、エリチカ」

「当たり前じゃない!合宿なんて生まれて初めてですもの。しかもこんなに大きな別荘で!」

「うん、今回ばっかりはパパに感謝しないとね」

今私と、エリチカ、そしてお世話係のじいやはパパが持っている別荘に来ている。理由はさっきも言った通り夏合宿なんだけど…

 

「すごい、中も広いわ!暖炉やジャグジーまで!バルコニーからの眺めも最高ね!ハラショー!」

エリチカ、すごいはしゃぎ様だなぁ…たしかに大きいとは思うけど、そこまでじゃない?

 

「お嬢様、お荷物は中にいれておきました」

「じいや、ありがとう」

「本日の夕食はいかがなさいますか?」

「うーん、無難にバーベキューとかかな?」

「承知いたしました。最高の食材を揃えておきます」

「楽しみにしてるね。さてと、エリチカー!」

「なにー?」

「まずはなにするー?」

まあ、来たばっかだしまずは軽くランニングかな?

 

「海であそぶー!」

「あそぶんかい!」

「だって海がこんなに綺麗なのよ!?遊ばないわけには行かないじゃない!そ・れ・に…」

「ん?」

「どうせ梨里亜も持ってきてるんでしょ?水着。」

「いや、もってきてないけど」

恥ずかしいもん。持ってくるわけないよ。

 

「なんですって!?私は別荘が海の近くと聞いた瞬間から水着の事しか頭になかったというのに!」

「おいおい…」

「ご安心下さいお嬢様。こうなることを予測してお嬢様にピッタリの水着をご用意致しました」

「え!?」

「さっすがじいやさん!」

これは…確かに私にピッタリのやつだ。てかなんでじいや私のスリーサイズ把握してるの!?

 

「ふふ、梨里亜、これで逃げ場はなくなったわよ」

「わかったよ。着るよ、着ればいいんでしょ!」

「やった!」

 

 

 

 

「わあ、すっごい!」

「随分大きい別荘ね」

「そうでもないよ。一番小さいやつだし」

「「これで!?」」

「うん…」

私たちsmileは今、優木家の別荘に来ている。本当は家には頼りたくなかったんだけど、二人がどうしても校外がいいって言うから仕方なくね。

 

「はぁ、ずーやんの家ってお金持ちやったんやねぇ…」

「まあ、ね」

「?」

「あーもう、ボーッと眺めてたら日が暮れそうだわ!2人とも早く練習するわよ!」

「えーにこっち、ウチ海で遊びたーい」

「ダメよ!海で遊んだらそれこそ日が暮れるわ!練習するために合宿してるのよ!練習、練習!」

「そうそう、ニコの言う通りだよ。たまには真面目に練習も悪くないよ」

「ふたりのいけずぅ」

 

 

 

「BBQ!BBQ!じいやさん、お肉は!?」

「ほっほっほ、そんなに心配しなくてもまだまだありますよ。」

「ハラッショォォォォー!!!」

「もう、やりたい放題かよ…。結局今日1日海で遊んでたし!」

「そんなこと言って、梨里亜だってはしゃいでたじゃない」

そ、そんなわけは…

 

 

回想

 

 

「りりあー、私疲れたから休んでるわよー」

「もうギブなのエリチカ?この夏のビックウェーブに乗り遅れちゃうよ!」ザッパーン!

「まだサーフィンする気なの…?しかも上手だし。」

「お嬢様は生粋の海派ですからね。」

「そうなんだ…」

「イエーイ!たぁのしー!」ザッパーン!

 

 

 

「…うん!やっぱり私が一番真面目だったね!」

「どの口がいうのよ…」

「むしろ一番真面目からかけ離れていましたね」

「なっ…」

顔が熱くなっていくのがわかる。絶対今顔真っ赤だこれ。

 

「ふふ、顔まっかっかよ?」

「そんなことないもん!」

「はいはい」

「そう言えばお二人共、明日この近くで夏祭りがあるらしいですよ」

え、明日こそは練習を…

 

「いいわね!私お祭りにもいったことないから行ってみたいわ!」

「そういうと思いまして、おふたり用の着物をご用意致しました」

「着物まで!?ありがとうじいやさん!」

はぁ…もうどうにでもなれ…

 

 

 

 

「ふーん、夏祭りねぇ」

「うん、明日ここでやるみたいなんやけど」

「どれどれ、あら、すぐ近くじゃない」

「な!だから3人でいかへん?」

「だそうだけどあんじゅ」

「カレーがうまい!」

にこのカレーは世界一!今まで食べたことない美味しさなんだよねぇ。

 

「ちょっと、あんじゅ聞いてた?」

「はほははひほははは」

「ちゃんと飲み込んでから喋らんと行儀悪いで」

「…んっと。いやー、いつ食べてもにこにーカレーは美味しいね!」

「いつ食べても?」

「あー、最近よくうちにご飯食べに来てるのよ」

「ちゃんと食材代は出してます!」

「ふふっ、ずーやんは偉いなぁ」

「いいわよっていつも言ってるんだけどね」

でも申し訳ないし。こんなに美味しいし。もぐもぐ。

 

「で、夏祭りはどうすんのよ?」

「いこ!おもしろそうやし!」

「うん!行こう行こう!」

 

 

翌日 夕方

 

 

「よし、こんなもんかな」

着物の着付けは昔習ったから、なんとなく覚えてた。隣のエリチカは出来たかな?

 

「エリチカー?準備どう?」

「う、うん。なんとか出来たわ」

 

ガチャ

 

「わっ…すごい…」

「そんなにジロジロ見ないで。恥ずかしいわ」

「エリチカ、とっても綺麗だよ。」

「ありがと。梨里亜も可愛いわよ」

「かわっ!?」

「あーまた顔赤くしちゃって。そういうところも可愛いけど。」

「もうっ!早く行くよ!」

「はいはい」

全く、エリチカはおませなんだから!

 

 

夏祭り会場

 

 

「へぇ、結構大規模なお祭りやね」

「わたがし!たこやき!射的もあるわ!」

「焼きそば!私焼きそば食べるからね!」

焼きそば食べなきゃ祭りの意味なし!だよ!

 

「2人とも、着物とかじゃないからってあまり走り回ったら危ないで」

「大丈夫だって!」

「そうそう!」

私たちは誰にも止められねぇ!ただ前進だあ!

 

「でね、そこでABCがさ…」

「ふふ、なにそれ?」

 

「あぶない!」

 

 

ごつん!!

 

 

「いたたたた…」

「に、にこぉ」

「にこ!」

「梨里亜大丈夫!?」

「うん、なんとかね。それよりも、大丈夫ですか?怪我してませんか?」

「こちらこそ、連れの不注意で………!」

「二人とも大丈夫かー!って、え?」

「………。」

「杏……樹………」

「え、どういうこと?」

「梨里亜?」

 

「に、にこのこと、わすれて…る」




次回予告!

物語はこうへんへ!

ついに出会ってしまって2人!

梨里亜は、杏樹は、一体何を思うのか!?

次回、第13話「流れ星が堕ちるように:後編」


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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