俺と彼女はちょっとおかしい。   作:akatsuki4612

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どうも作者です。

すみません! なかなか小説の内容が思いつかなくて苦労してました! そして、FGOや白猫をしてました。ごめんなさい!

待っていてくれた方、本当に申し訳ないです。

それではどうぞ


ダブルデート

「朝比奈先輩、これからどうしましょうか?」

 

白崎さんが尋ねてくる。

 

「ふぇっ!? 何で私なのっ!?」

 

小夜が驚きながら理由を聞くと

 

「やっぱり初デートの私達より、経験者の先輩の方が頼りになりますから」

 

と白崎さんは期待の眼差しを向けながら話す

 

「えぇっ~……」

 

それを聞いて小夜は困った顔をして、こっちを向く。実は俺らも今日で初デートだったりする。それをすごく言いたいがあの期待の眼差しを見ると、とても言えることではない。

 

「とっ……とりあえず遊園地にいこうか! 初デートといったら遊園地だからねっ!」

 

小夜がそう言うと黄昏は「やっぱり経験者は違うな」と言っていた。ごめん経験者じゃない、初心者だよ。俺らも初デートなんだよ。と心の中で呟きながら歩く。

 

しばらく歩いていると遊園地が見えてきた。ここは休日だと、とてもカップルやら家族連れなどで一杯である。

 

昔は、俺も両親と一緒にここに来て遊んだものだな。今じゃ彼女を連れてここに来るとは思わなかったが。

 

まずは入口でフリーパス4人分を買っておく。

 

そうすると白崎さんが「私達は2人で行動するので」と言い先に行ってしまった。

 

「朱里ちゃんたちも先に行っちゃったし私達も先に行こっ!」

 

思い出に浸っていると小夜から腕を引っ張られる。

 

「うわっ!? いきなり引っ張るなよ!」

 

「えへへ~桐里君あれに乗ろうよ!」

 

そう言って小夜が指指しているのはコーヒーカップであった。

 

「コーヒーカップか……あれはあんまり混んでなさそうだし……いいぞ」

 

そう言うと小夜と俺は走ってコーヒーカップの場所まで行き、受付を済ませ、コーヒーカップの席に座る。

 

「ねえ、桐里君今までコーヒーカップでの戦績は?」

 

「そうだな、ざっと70勝0敗といったところか……」

 

「へぇ……じゃあ相手にとって不足なしだね。」

 

「小夜の戦績も聞いておこうか」

 

「私は79勝0敗よ」

 

「お互い負けなしってか。ならばその戦績に1敗って文字を入れてやるぜ」

 

「それはこっちの台詞よ。桐里君を倒して80勝になってみせる」

 

そう言い合っていると間もなく運転が始まるというアナウンスが流れる。

 

「それではいざ尋常に……」

 

「「勝負!」」

 

2人で言うと思いっきりコーヒーカップの皿を回す。するとコーヒーカップの速度がどんどん上昇していく。

 

「あはははっ! たっのしー!」

 

「あぁ……こんなに楽しいと思ったのは俺も初めてだ。」

 

「もっと楽しみたいけど、勝負だからね。これで終わらせるよ!」

 

「それは……こっちの台詞だっ!」

 

そう言いながら更に回し続ける。既にコーヒーカップの限界速度まで達していた。しかし両者はそんなこと知らずに皿をずっと回し続ける。

 

「うおぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 

 

────────────────────

──────────────

──────────

 

 

「……うっぷ」

 

「まさか……引き分けなんて……」

 

現在俺と小夜はベンチで横たわっている。あの後、結局勝敗は決まらずお互いに気分が悪くなった。

 

「全く、何やってんだか」

 

「そうですよ、折角のデートなのに……」

 

どうやらたまたまコーヒーカップを見ていたら俺たちを見つけてベンチまで運んで来てくれた。本当にすまない。

 

「あははっごめんね珠理ちゃん。私達はもうちょっと休んでるから遊んで来てていいよ。」

 

「いや、こんな状態の奴らを置いていけないんだが……」

 

「大丈夫だから、遊んで来いって」

 

「いや……そう言われてもですね……」

 

「ほらっもう元気になったから!」

 

そう言って俺と小夜は腕をぐるぐると回す。

 

「なっならいいですけど……ちゃんと休んで下さいね」

 

そう言って黄昏と白崎さんは他の場所にいく。俺と小夜は笑顔で手を振って見送る。そして見えなくなったところで小夜がベンチの上で横になる。

 

「うぇぇぇ……気持ち悪いよぉ」

 

「大丈夫か?」

「何で桐里君はそんなに早く治ってるの……?1人だけずるいよぉ」

 

「何か水でも買ってこようか……?」

 

「お願ぃ……」

 

流石に小夜がきつそうなので、近くの自販機まで急いで行く。

 

「えっと、水は……これか」

 

お金を入れていろんな飲み物がある中でいろほすという天然水を見つけボタンを押すとゴトンと音がしながらいろほすが出てくる。それを手に持つと小夜がいるところまで走る。

 

「はい。水を持ってきたよ」

 

俺がいろほすを手渡すと小夜はキャップを開け、飲み口に口を付けゆっくりと飲み始める。

 

「ありがとう……だいぶ気分が良くなったみたい」

 

そう言うと小夜は身体を起こす。

 

「気分が良くなったから、私達も楽しもうか!」

 

「じゃあ何に乗る?」

 

俺がそう聞くと待ってましたと言わんばかりに指を指す。指を指した方にあるのはジェットコースターである。

 

「あのジェットコースターはとっても面白いらしいよ!」

 

「でもさっきまで苦しんでたのにあんなのに乗っても大丈夫か?」

 

「大丈夫、大丈夫っ!」

 

そう言いながら俺の手を引っ張る。そしてジェットコースターのところに着くとあまり並んでおらず、すぐに乗ることが出来た。

 

「楽しみだねっ!」

 

「そうだな……」

 

小夜がそう言いながらシートに座りレバーを下ろす。

 

正直言おう。俺はジェットコースターが苦手だ。

 

何故かと言うと、あの加速する瞬間がまるで勝手に空に飛ばされている感覚がするからだ。自分で飛んだ方が楽しいだろうに。

 

『それでは、発進します。』

 

そんな事を思っているうちに発進のアナウンスが聞こえてくる。そしてゆっくりと動き出し坂を上り始める。

 

「あのー……小夜? 俺がジェットコースター苦手なの知ってる?」

 

恐る恐る小夜にそう言うと小夜にはまるで聞こえてなく降りる瞬間を待ちわびている。

 

そうしているうちに一番上まで来たらしい。ゆっくりと降りていく。

 

あぁ……さよなら俺。

 

「きゃああああああ!楽しいね桐里君!」

 

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」

 

 

______________________

_________________

 

 

「ごめんね。つい桐里君がジェットコースター苦手なの忘れてた……」

 

「……それは忘れないで欲しかったな」

 

現在、ベンチで小夜に膝枕してもらっている。実はあの後小夜がもう1度行きたいと言い、断ろうとしたが、「駄目かな……?」と上目遣いで言ってきたため、断りきれず行ってしまった。ちなみにこれを3回位繰り返している。

 

「本当にごめん!」

 

「言わなかった俺も悪いし、もういいよ」

 

そう言うと、小夜は申し訳なさそうな顔をする。

 

「……それよりそろそろ帰る時間だから最後に観覧車に行こうか」

 

「……うん!」

 

そう言って一緒に観覧車の場所に行く。

 

「……んっ」

 

俺は無言で小夜に手を差し出す。それを見るととても嬉しそうな顔をして手を繋ぐ 。

 

「ついに桐里君にもデレ期が……!」

 

「誰がツンデレだ」

 

全く……どうみたら俺がツンデレに見えるんだ……

 

そう思いながら歩いていく。

 

「あんまり人が並んで無いみたいだからすぐに乗れるな」

 

「やった!」

 

そう言って小夜はぴょんぴょん跳ねながら喜ぶ。なんか『ぴょんぴょん跳ねて可愛いでしょ!』って声が聞こえる。とりあえず鉄槌の僧侶を出しときますね。

 

「あのー2人で乗りたいのですが」

 

「あっ大丈夫ですよ。ちょっとお待ちください」

 

そう言って従業員の人が空いている席を見つけるとドアを開けて「どうぞお乗りください」と言う。俺たちは観覧車に乗ると従業員の方がごゆっくりと言い扉を閉めた。

 

「2人で観覧車に乗るの久しぶりだね」

 

そう言って小夜が言う。

 

「その時は小学校のときだったっけな」

 

「そうそう、あの時はわたしと桐里君と私達の両親で行ったよね」

 

そう聞きながらあの時の事を思い出す。あのときは、小夜と俺の両親と小夜の両親で一緒に遊園地に行ったなぁ……あの時は本当に楽しかったなぁ…

 

「あっ見て見て!綺麗な夕焼け!」

 

そう言って小夜が外の景色に指を指す。確かに綺麗な夕焼けだな

 

「ねえ桐里君」

 

「どうした、小夜」

 

「これからは2人でずっといようね」

 

「……そうだな」

 

「約束だからね!」

 

「あぁ……約束だ」

 

そう言って小夜はゆっくりと顔を近づける。

 

「……今は駄目だ」

 

「えっ〜! せっかくいいムードだったのに!」

 

小夜が文句を言う。俺は無言で前の観覧車の席を見ろと指差す。小夜が向こうを見ると、白崎さんと黄昏がこっちを見ていた。

 

それを見て理解したのか顔を真っ赤にして席に座る。

 

「うぅ〜っ まさかあの2人も乗ってるなんて……」

 

「まあ仕方ないだろう」

 

そう言っているうちにだんだん地面が近くなってきた。

 

「もうそろそろ地面に着くぞ」

 

「そうだね」

 

そう言って地面に着くと従業員の人が扉を開ける。俺たちはゆっくりと観覧車から降りる。そして後から降りてきた黄昏達をこっちに呼ぶ。

 

「もう暗くなってきたし、後は別々に帰ろっか」

 

小夜がそう言う。まあデートで来てたからな、うん

 

「それじゃあ、私達はこれで」

 

そう言って白崎さんと黄昏は帰っていった。

 

「じゃあ私達も帰ろっか!」

 

小夜がそう言って俺の腕を組む

 

「そうだな」

 

そう言って帰り道で色々話しながら俺と小夜は帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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