仮面ライダー龍騎 another chronicle   作:ジャン=Pハブナレフ

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第2話 共闘___joint struggles

ライアを倒した怜飛は画用紙を用意していた。

「そうだ!いいことを思いついたぞ!」

怜飛は画用紙に絵を描き始めた。

「私がライダーを一人倒すだけ、この絵を完成に近づけさせよう。」

そこには禍々しい人のような姿があった。そこには剣が描かれていた。

「おっと、絵の具を切らしたか…仕方ない。今日はここまでか。どれ、絵の具を買ってくるついでに人の観察でもするかな。この絵のために…」

王蛇が街に出ると、若い青年と肩がぶつかった。

「おっと、失礼。」

怜飛のポケットからカードデッキが落ちたのでそれを拾ったら、その青年が目の色を変えて来た。

「ん!?もしやあなたはライダーですか?」

「!?お前も…」

怜飛はカードデッキに手を伸ばした。

「いえいえ!戦う気はありません!そうだ、あそこで話しましょう。」

「いいだろう。戦う意思のないものに攻撃など私はしない。」

怜飛と青年はレストランに入った。

青年は名刺を渡した。名刺には仮面ライダーインペラー _____佐野 満と書かれていた。

「仮面ライダー…インペラーねえ…話とは何かな?サインなら歓迎するが?」

「実は…同盟を組もうってわけなんです。」

(同盟か…いいな…もしかしたら敵の数を減らせそうだ)

「で何人くらいいるんだ?」

「はい、えっと俺を入れて2人です!今、呼びますね!」

「そうか。」

10分後レストランに若い刑事が来た。

「佐野さん、その方は?」

「あっ、須藤さん?実は新しい同盟者ができましたよ!」

「ほう?あなたは…真柄 怜飛ですね。」

須藤という男は蟹の紋章が刻まれたカードデッキを取り出した。

「そうだ。サインなら歓迎だぞ?」

怜飛もカードデッキを取り出した。

「さて、では真柄さんには我々の敵を教えましょう。」

須藤も椅子に座った。そしてある男の写真を見せた。

「俺たちの標的は…仮面ライダー龍騎こと城戸真司ですね。」

佐野が写真の男を指差した。

「彼はライダーの戦いを止めるという迷惑ものでして…戦いに支障が出ないように我らで追い払おうと決めました。」

「そうか…分かった。私も協力しよう。」

「ありがとうございます!」

「で、決行日はいつにするんだい?」

コーヒーを飲みながら怜飛は佐野に尋ねた。

「明日にしましょう。まずは俺らを知ってほしいですし。」

3人はレストランから出た。

すると、近くから耳鳴りのような音が鏡から響いた。

「俺たちは強いですよ!そこで見ててください!」

「分かったよ。思いっきりやってくれたまえ。」

真柄は須藤と佐野の戦いを見届けることにした。

「「変身!!」」

二人は茶色のガゼルとオレンジの蟹に変化し、ミラーワールドに入った。

<STRIKE VENT>

<SPIN VENT>

ガゼルスタップとシザースピンチで二人は目の前にいたレスパイダー、ミスパイダーに攻撃を仕掛けた。

(なるほど…佐野は蹴りとドリルか。で、須藤は体術メインで武器はハサミか…なかなかの技術だな。美しい…)

冷静に怜飛は二人の戦いを見届けていた。

<FINAL VENT>

<FINAL VENT>

無数のゼール軍団とボルキャンサーが現れ、インペラーは飛び膝蹴りを浴びせ、シザースはボルキャンサーに上空に投げられた勢いで回転し一気に落下した。モンスターは攻撃を喰らい、爆散した。

「これが、俺たちの実力です!」

2人はミラーワールドから出て来た。

「ああ!明日はよろしく頼む!」

二人と別れた怜飛はその後絵の具を買い、家に帰った。すると近くの鏡にゼノバイターが映っていた。

「さて、明日に備えて準備運動と行くか!変身!」

王蛇はミラーワールドに入った。

<SOWRD VENT>

ベノサーベルで連続的にゼノバイターの腹部を突いた。さらに倒れたところに追い打ちとしてトンファーのような殴打攻撃を浴びせた。

「脆いね。」

そう言って、モンスターを起き上がらせて王蛇は脳天から地面に叩きつけた。

<ADVENT>

「ベノスネイカー!餌やりだ!」

ベノスネイカーはゼノバイターの脚を食いちぎると、一気に丸呑みにした。

「腹が、減っていたのか?それにしても…食べ方を少しは上品にしてもらいたいものだ…とはいえ、無理強いは醜いか。」

そういうと、王蛇はミラーワールドから出た。

 

翌日、怜飛が街を歩いていると、城戸真司に会った。怜飛は佐野のケータイに連絡した。

「佐野、城戸真司を見つけた。すぐに頼むよ。」

「分かりました。先にやっちゃってください。」

「分かった。」

怜飛は佐野に連絡を取り、真司について行った。

「ねえ、君が城戸真司かな?」

「ええ、そうですけど…」

「そうか…私はこういうものだ。」

怜飛がカードデッキを見せた。

「!?あんたも…ライダーか?」

「ああ、場所を変えよう。」

二人は港のような場所に移った。

「さてと、やろうか。」

「え?何で戦うんだよ!?」

すると怜飛はため息をついた。

「全く…あのエイといい、君といいつくづく理解に苦しむライダーはうんざりだね〜 何のためにライダーになったんだか…」

「エイって…お前が手塚を!?」

「まあ、そうなるね。それがライダーじゃないのかな?」

「お前…!分かったよ。やってやるよ!」

真司は逆上しカードデッキを取り出した。

「フッ、そう来なくてはな!」

二人はカードデッキを鏡にかざした。

「「変身!!」」

二人はミラーワールドに入って行った。

王蛇 残り体力 16 龍騎 残り体力 17

<SOWRD VENT>

<SOWRD VENT>

龍騎がドラグブレードを出し、王蛇もベノサーベルを構えた。

龍騎は前に突っ込んできたのを王蛇は躱し、背中を突いた。

龍騎 残り体力14

「おらあ!」

龍騎も攻撃を当てようとするが、王蛇に避けられ、空振りした。

<ADVENT>

するとボルキャンサーが龍騎に突進してきた。

龍騎 残り体力11

「まだいたのか!」

「そうです。あなたはここで終わりだ!」

シザースたちが龍騎に襲いかかろうとしていた。

シザース 残り体力10 インペラー 残り体力 11

その時、ライドシューターが4人の前に現れ、乗っていた青い騎士のようなライダーが現れた。

「蓮!」

「勘違いするな。俺は戦いに来ただけだ!」

「ふーん、君もか。面白いねえ。」

王蛇はベノサーベルで攻撃を当てようとするが、

<TRICK VENT>

ナイトが分身した。その攻撃を王蛇とシザースに浴びせた。

王蛇 残り体力 15

「俺に任せて!こういう奴にはこれさ!」

<ADVENT>

ゼール軍団が現れ、ナイトの分身はすぐに倒れた。そして本体に命中した。

ナイト 残り体力 12

「ぐっ!」

「蓮!どいててくれ!」

<STRIKE VENT>

ドラグクローが龍騎に向かって飛んできたが、

「甘いよ。」

それを見た王蛇がカードを引き、バイザーに挿入した。

<STEEL VENT>

王蛇は出たばかりのドラグクローを奪い取った。

「え!?」

次の瞬間、王蛇が龍騎とナイトに昇竜突破を放った。

龍騎 残り体力 8

ナイト残り体力 9

「とどめです!」

シザースがシザースピンチで龍騎を殴打し、蹴り飛ばした。

龍騎残り体力 6

「城戸!」

ナイトもカードを引いた。

<NASTY VENT>

ダークウイングの超音波によりその場にいたライダーは悶絶した。

龍騎 残り体力 5

王蛇 残り体力 14

インペラー 残り体力 10

シザース 残り体力 9

「こいつ!」

インペラーがナイトに向かって来た。

<SOWRD VENT>

ウイングランサーを構えたナイトはインペラーを切りつけ、殴り飛ばした。

「うわっ!」

インペラー 残り体力 6

一方、王蛇は一人龍騎を蹴り飛ばした。

「ぐわあああ!!」

「あのライダーもバカなやつだ。君から目を離すとはねえ。」

王蛇はカードを引いた。

「さあ、散りたまえ!」

<FINAL VENT>

「ハアアアアー!」

王蛇はジャンプして空中で回転し、酸を吐いた勢いのついたキックを龍騎に5発当てた。

「う、うわああああああ!!!」

龍騎は攻撃を正面から受けた。そして、カードデッキが砕けてしまった。

「城戸!しっかりしろ城戸!」

「すまない…蓮…」

そういうと城戸真司は粒子になって消えた。

「ヘッ、やったぜ!」

インペラーがガッツポーズを決めた。

「美しい散り方だ…これで二人か」

「ではあなたも始末しますかね!」

シザースが近づいたがナイトのバイザー攻撃を受けた。

「貴様らあああああああーーーーー!!!!」

<FINAL VENT>

ナイトは飛翔斬の体勢になった。

「まずい!」

王蛇は攻撃が当たらないように躱したが、その攻撃は防具のないインペラーに当たった。

「え?うわあああああーーー!!」

インペラーも爆散し、カードデッキは砕けてしまった。

「おのれ!やってくれましたね!」

<FINAL VENT>

シザースもボルキャンサーを呼び出し、シザースアタックを放った。それを真正面に喰らった。

「ぐっ、クソッ」

ナイト 残り体力9

「全く…君もさっさと散れば良いのに醜い行為をしたがるものだな。」

<ADVENT>

ベノスネイカーを呼んだ王蛇はナイトに噛み付くように言った。

「うわああああああ!!」

ナイトの腕はベノスネイカーに噛み付かれ、出血した。

ナイト 残り体力5

「とどめだ!」

すると王蛇とシザースから粒子が出て来た。このミラーワールドにいられるタイムリミットが迫っているのだ。

「命拾いしたね!君は今度始末してあげるよ!」

そういうと王蛇とシザースはミラーワールドから出た。

「くそ、くそ、くそおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ミラーワールドにナイトの叫びが響き渡った。

 

仮面ライダー龍騎 仮面ライダーインペラー 敗北

 

二人はミラーワールドに出た。

「ねえ、須藤。佐野が敗北したし、同盟はここまでにしておこう。」

「そうですね。目的は果たせました。では、これからは敵同士というわけで」

二人は再び敵同士になった。

 




第2話にして主人公がお亡くなりになり、蓮は真司を守れなかったということで、ショックを受けてしまいます。ですが、まだライダーは14人のうち3名が退場し、8人が未登場です。当然あのライダーには原作通りの扱いにしますのでお楽しみに。
次回予告
ライダーを2人倒した王蛇だったが、ライダーの亡霊が彼を襲う。
「ライダーの亡霊か…」
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