仮面ライダー龍騎 another chronicle 作:ジャン=Pハブナレフ
怜飛は金と食べ物の絵を描いていた。
「さて、あと少しか…」
絵には禍々しい人の姿があり、その周りにはハートや金貨などが描かれていた。
「タイトルは_____人間の欲_____正に私たちライダーの状況にぴったりだ。美しい…この絵をうみだせる私は美しい…」
その時、家のインターホンが鳴った。
「何だね?セールスはお断り…」
その男はカードデッキを取り出して怜飛に見せつけて来た。
「仮面ライダー王蛇…貴様を今ここで私が倒す!」
そこには冴えなそうな中年が近くの鏡に水色のカードデッキを突きつけてきた。
「ふう、何なのかと思ったらそうか。いいだろう。」
怜飛も鏡にカードデッキをかざした。
「「変身!!」」
二人は仮面ライダー王蛇、仮面ライダーアビスに変わった。
王蛇 残り体力 37 アビス 残り体力 18
<SOWRD VENT>
<SWING VENT>
二人はアビスセイバーとエビルウィップで攻撃を仕掛けた。
「ハアッ!」
アビスが武器で攻撃するが、王蛇は武器をエビルウィップで巻きつかせ、奪い取った。
「ふふ、どうかしたかい?」
「だあっ!」
王蛇がそういうとすぐさまアビスはバイザーで王蛇を4発殴りつけた。
「貴様、顔を…!」
さらにアビスセイバーでひたすら斬りつけ、蹴り飛ばした。
「まだまだ!」
<ADVENT>
アビスラッシャーとアビスハンマーがそれぞれ弱りきった王蛇に斬撃と砲撃を浴びせ、アビスも王蛇にラリアットを放ち、王蛇を休むことなく攻撃した。
「くっ、凄まじい攻撃だ…今までのライダーとは一味も二味も違う…!」
王蛇は立ち上がってエビルウィップで対抗するがリーチが長いため、アビスが懐に入り込まれた。
「当然ですよ!あなたのような取るに足らない存在などに敗れた存在と同じにしないでいただきたい!」
「なんだと…?」
アビスは横蹴りを浴びせた。
「うわあああああ!!!」
王蛇 残り体力 18
「フッ、こんなものか。実に脆い…」
アビスは王蛇に留めを刺そうとすると王蛇は起き上がり、アビスセイバーを受け止めた。
「貴様…許さんぞ!許さんぞ!許さん!許さん!許さん!許さん!
私のことを侮蔑した上、死したライダーたちまで貶すとは…許さん!」
<SOWRD VENT>
王蛇はベノサーベルでアビスを地面に叩きつけ全身を殴打し、攻撃を当て続けた。正に鬼のごとく倒れた相手に一方的な攻撃を浴びせた。
アビス 残り体力9
王蛇はカードを引き、バイザーに挿入した。
<ADVENT>
「ひっ…ひいいいいいい!!!!」
(こいつ…さっきとは全く違う!化け物かああああ!!!)
アビスは這ってでも動いた。
「待て!逃げるな!」
王蛇が合図すると、ベノスネイカーがアビスに噛みつき何度も床に叩きつけ、壁に投げつけた。
「ああああ!!」
アビス 残り体力 3
王蛇がアビスに迫っていた。
「ひいいいいいいーー!!」
「君にはとってもいいプレゼントをあげるよ。地獄の絵をね!」
<UNITE VENT>
すると、その場にメタルゲラスとエビルダイバーも現れ、合体した。その体はメタルゲラスで羽がエビルダイバー、そして頭部と尻尾はベノスネイカーといった悍ましい姿になった。
「初めて見たが、素晴らしい。君たちはジェノサイダーに相応しい見た目だよ美しい…」
「こうなったら!モンスターごと消してくれる!」
アビスはベノサーベルを抜いてカードをバイザーに挿入した。
<FINAL VENT>
アビスハンマーとアビスラッシャーは合体して、アビスダイブを放った。
「消えるのは君だ!私の怒りを受けよ!」
<FINAL VENT>
ジェノサイダーの腹部にブラックホールのような穴に変化した。
そして王蛇はきりもみ状のキックを放った。
「何い!?」
アビスはアビソドンごとジェノサイダーのブラックホールに飲み込まれた。
「うわああああ!!!!!!!!」
仮面ライダーアビスは吸い込まれたのちに一瞬でモンスターごと消滅した。
「ふう…スッキリしたね。久しぶりに切れてしまった…」
王蛇はミラーワールドに出た。
仮面ライダーアビス 敗北 残り 5人
今回はここまでです。次回で最終回になります。今回は怜飛の怒りが爆発した回になりました。彼はライダーバトルの対戦相手とは全力で戦っていた相手に少なからずの敬意を持っていたわけです。それを侮辱することは己の侮辱という意味で彼を2倍激怒させたアビスは因果応報ですね。