仮面ライダー龍騎 another chronicle 作:ジャン=Pハブナレフ
とある場所に呼び出されたライダーたち…
「残るライダーはお前達を入れて5人となった。あと三日で決着をつけろ。」
神崎士郎はライダーを集めてタイムリミットを告げた。
「ここまで来たか。では行こうか。恨みっこなしということさ。」
怜飛はカードデッキをかざした。
「「「「変身!!!!」」」」
蓮、須藤、北岡もカードデッキをかざし、変身した。
そして4人はミラーワールドに入っていった。
「お前も行け。最後の一人としてな。」
神崎の近くに立っていた金色のライダーも戦いに向かった。
王蛇 残り体力 37 ゾルダ残り体力 26 シザース 残り体力 14
ナイト 残り体力 16
王蛇はシザースと、ゾルダはナイトと戦っていた。
<SOWRD VENT>
シザースに向けて、ベノサーベルで一方的に王蛇が攻めていた。
「ぐわあああ!!」
シザース 残り体力 11
<ADVENT>
「なめるな!」
ボルキャンサーを呼び出したシザースはボルキャンサーと共に、ミドルキックを王蛇に放った。そしてストレートパンチを浴びさせた。
「ほう、やるじゃないか。しかし、お遊びはこれまでだよ。」
シザースの攻撃をかわした王蛇はカードをバイザーに挿入した。
王蛇 残り体力 30
<UNITE VENT>
ジェノサイダーがシザースとボルキャンサーに酸を吐いた。
「うわっ!」
酸はシザースとボルキャンサーに直撃した。ボルキャンサーは融解したためシザースはブランク体に変わった。
「ぐわああああああ!ああっ!あああああああ!」
そして、体勢を崩すのを王蛇は見逃さなかった。
シザース 残り体力4
「終わりだ!散れ!」
王蛇は走りながらカードを引き、バイザーに挿入した。
<FINAL VENT>
王蛇はシザースをきりもみキックでジェノサイダーのブラックホールに吸い込ませた。
「うわああああああーーーー!!!」
シザースはブラックホールに飲み込まれ、姿を消した。
「さらばだ。シザース…では彼らのところにでも行こうかな?」
しかし、王蛇の体から粒子が浮かんだため王蛇は渋々ミラーワールドから出た。
仮面ライダーシザース 敗北 残り4人
一方、ナイトとゾルダが戦っている場所には金色の光が差していた。すると金色のライダーが降り立って来た。
「誰だ貴様は!?」
「さあ、戦え。私が13人目だ。」
オーディン 残り体力26
「あれが13人目か!」
<SOWRD VENT>
ダークランサーを構えたナイトはゾルダを無視してオーディンに向かっていく。
「おい、待てよ!」
しかしオーディンは消え、ナイトに次の瞬間、攻撃を当てた。
ナイト 残り体力15
「早い…!だったら!」
<NASTY VENT>
ソニックブレイカーでオーディンは耳をふさいだ。
「うっ、」
そしてナイトは斬撃を当てた。
オーディン 残り体力24
<SWORD VENT>
するとオーディンも剣を装備した。
「行くぞ!」
オーディンの剣劇にナイトは防ぐことしかできなかった。
「これはチャンス!まとめて消えなよ!」
<SHOOT VENT>
ゾルダはギガキャノンを装備し、二人に当てた。オーディンはナイトに気がむいていたため直撃した。
「うわあああ!!」
ナイト 残り体力 12 オーディン 残り体力21
「ぐっ!きっさまああ!!」
オーディンは迎撃用にカードを引いた。
<ADVENT>
オーディンはゴルトフェニックスを呼び出した。
「そうは行くか!」
<FINAL VENT>
マグナギガがゾルダの前に現れ、エンド・オブ・ザワールドを放った。大量の兵器がオーディンを襲った。
「愚かな…そんなものが通じるとでも…」
するとナイトは背後からオーディンを羽交い締めにした。
「何!?放せ!放せ!」
「そうはいかない!お前も死んでもらうぞ!」
オーディンはナイトにより動けなくなった。
「うわー!!」
大きな爆炎が上がった。
「ふう、こんなもんか。うっ!」
ゾルダの変身者である北岡は病を患っており、体があまり動かなかったのでミラーワールドから出た。
爆炎が晴れるとそこにはオーディンとナイトが立っていた。
オーディン(ブランク体) 残り体力1
ナイト 残り体力 7
しかし、オーディンからは金色の光が消え黒いボディーに変わっていた。そう、モンスターが倒されたのだ。
「あっ…」
ナイトは倒れた。
「貴様!」
オーディンはナイトにストンピングを浴びせた。
「私によくも!このまま叩き潰してくれる!」
(城戸…俺は!)
するとナイトはバイザーでオーディンを切りつけた。
「ぐわああああ!」
「うをおおおおおおおおお!!!!!!」
<FINAL VENT>
そしてナイトはオーディンに飛翔斬を放ち、それはブランク体に変わったオーディンに直撃した。
「うわああああ!!!!」
オーディンは爆散した。
仮面ライダーオーディン 敗北 残り3人
「ほう、オーディンが倒れたか。まあいい残りは3人だ。戦え…ライダーよ。」
神崎士郎は驚きながらも冷静だった。残るライダーはあと__3人
ライダーバトル終了まであと__2日
「ハアッ、ハアッ、ハアッ…」
秋山 蓮は昨日のオーディンの傷が残っていた。それでも彼は最後まで戦おうとしていた。その時、鏡からレイドラグーンが現れた。
「きゃあああ!!!」
そこには幼い少女がいた。
「危ない!」
蓮は少女を庇ったが背中を刺されてしまった。
「ぐはっ!」
蓮は口から吐血してしまった。そこに偶然怜飛も駆けつけた。
「さあ、お嬢ちゃん、今すぐにパパとママの所に行くんだ!」
「うん、ありがとう!」
怜飛は少女をその場から逃した。するとモンスターもその場から去って行った。
「大丈夫かい?」
怜飛は蓮を助け起こした。
「お前…何故だ?俺たちは敵なのに…」
「我々の戦場はミラーワールドだけで、現実では同じ人間だ。だから、傷つける気は無い。待っていたまえ!今、救急車を…」
「いや、俺はもういい。」
「何を馬鹿なことを…立ちたまえ!」
蓮の肩を貸しながら病院に連れて行った。
「もうじき着く。だから生きるんだ。生きて戦うんだ!」
「フッ、お前…城戸に似て馬鹿だな…だが…悪く…ない…」
そして蓮は倒れた。
「おい?おい!おい!」
そして救急車が駆けつけたことで蓮は病院に連れて行かれた。そして数時間後秋山蓮は息を引き取った。
「あいつ…秋山というのか。全く…せめて生きて戦って欲しかったものだ。」
怜飛は溜息をつき、背を向けた。
「あの、未来を守っていただきありがとうございました!」
少女の母が怜飛にお礼を言いに来た。
「いえ、私ではなくさっき亡くなった方にどうぞ。」
「はい、分かりました。」
「お兄ちゃんに言って!ありがとうって!」
「ああ…お嬢ちゃん。分かったよ…」
母と娘は去って行った。
「未来を守るだと?全く、私よりも…美しいと思えてしまったじゃないか…」
怜飛は病院を去って行った。その背中は、どこか悲しみがあった。
仮面ライダーナイト 死亡 残り 2人
一方、北岡にも命の危機が迫っていた。
「結構生きたな…あと…一人か…」
「先生!どうします?」
「ああ、吾郎ちゃんの料理が食べたいな。うまいものを頼むよ。」
「はい!ちょっと待っててください!今買い出しに行ってきます!」
彼の弟子の吾郎は事務所を出た。
「はあ…なんだろうな…今日は…空が見えないな…」
北岡は眠った。
ライダーバトル終了まであと__1日
「よし、完成したぞ!」
怜飛はその日、「人の欲望」を描き切った。
そして作品展の準備にかかった。
「真柄 怜飛です。ホールの予約をしたいのですが…」
怜飛は近くのホールの予約に成功し、作品を運び、インターネットで情報を広げた。そして作品が運ばれて行くのを怜飛は見届けた。
「一週間後か…私が生き残れたら無事開けるんだろうな…」
怜飛は空を見上げ始めた。
(私は今まで自分だけが美しいと思っていた。しかし、散っていったライダー達の中には…何故だろう…何故か私よりも美しいと思えるものが何人かいた。私は今美しいとは言えないだろうな…何故なら今は自分が醜く見える…)
怜飛が空を眺めていると鏡にゾルダの姿があった。
「…北岡か…残りは私と君だけだ!さあ、美しき最終決戦と行こうか。」
怜飛は鏡にカードデッキを構えた。
「変身!」
王蛇はミラーワールドに入っていった。
王蛇 残り体力 38 ゾルダ 残り体力26
<SOWRD VENT>
ベノサーベルを装備し王蛇はゾルダに近付いた。
「…」
ゾルダは黙々とバイザーで攻撃をした。しかし王蛇は蛇行してゾルダに攻撃を仕掛けた。
「ハアッ!」
「うわっ!」
ゾルダ 残り体力23
ゾルダは王蛇の攻撃を受けながらも果敢に掴み掛かった。
「離せ!」
王蛇はゾルダの握力が強く、払いのけられなかった。
そしてその隙にバイザーで10発顔面に銃弾を浴びせた。
<SHOOT VENT>
追い打ちと言わんばかりにギガキャノンで王蛇は大きく吹き飛ばされた。
王蛇 残り体力 25
「やるねえ!」
<STRIKE VENT>
ゾルダはギガホーンで王蛇に迫って来た。
<STRIKE VENT>
王蛇もメタルホーンで反撃を仕掛けるが、攻撃にムラがありゾルダは懐に攻撃を仕掛けた。
「ぐっ!」
腹部をガードした王蛇は胸部も攻撃された。しかし、王蛇も一撃をゾルダにかろうじて当てられた。
ゾルダ 残り体力21
王蛇 残り体力 21
(何故だろう?こいつは別の人間が変身しているような…)
<UNITE VENT>
王蛇はそう思いながら、ジェノサイダーを呼び出した。
<ADVENT>
ゾルダもマグナギガを呼び出し、両者のモンスターは激しく激突した。
王蛇もゾルダと格闘戦に持ち込んだ。
「ハアッ!」
「うわっ!」
両者は蹴りあい倒れた。また起き上がると今度はラリアットを放った。
両者は再び倒れた。
王蛇、ゾルダ 残り体力 19
ゾルダは距離を取った。
<SHOOT VENT>
ギガランチャーをゾルダは装備したが、
<STEEL VENT>
王蛇によりギガランチャーは奪われ、すぐに王蛇が攻撃を仕掛けた。
<GURD VENT>
ギガシールドを構える前に攻撃を受け、ゾルダは倒れた。
ゾルダ 残り体力 17
そして王蛇はそれをゾルダに投げつけた。
ゾルダ 残り体力 16
<SWING VENT>
王蛇はエビルウィップでゾルダを殴打した。
「君はそんなものなのかい、北岡!」
そういうとゾルダは王蛇の腕を掴み投げ飛ばし、バイザーの連続攻撃を仕掛け、腹部にエルボーを当てた。
王蛇 残り体力13
「うっ!」
ゾルダがゆっくりと歩み寄って来た。
「終わりだ!」
<ADVENT>
「何!?」
ゾルダが振り返るとジェノサイダーが酸を吐き出した。
咄嗟にギガシールドで防ぐが、酸で融解し、ゾルダ自身にもダメージを与えた。
ゾルダ 残り体力 9
「ふん、抜かったね!これで終わりだ!」
<FINAL VENT>
その隙に王蛇は走り出した。そしてゾルダをきりもみ状に蹴った。しかし、マグナギガが走り出してゾルダの身がわりとなった。マグナギガはブラックホールに吸い込まれた。
ゾルダは地面に転がり続け、倒れてしまった。
「君は…北岡ではないな…今のファイトスタイル…北岡ではできないことだ。」
すると変身が解けた。
「先生…すみません。うまいもの…買って…先生の所に…行きます…」
北岡の弟子の吾郎は粒子となって消えた。
「北岡…君と決着をつけられないとは…残念だ。」
そして北岡の事務所では北岡は安らかな表情を浮かべて静かに眠っていた______________________
仮面ライダーゾルダ 敗北
勝者_____________仮面ライダー 王蛇
ゾルダが消滅すると後ろには神崎 士郎が立っていた。
「仮面ライダー王蛇…真柄 怜飛…ライダーバトルの勝者はお前だ。」
怜飛は振り返った。
「フッ、この私には当然のことだ。」
「ではお前の願いを言え。」
「ああ、私の願いは作品展を開くことだが、条件を追加してほしい。」
「なんだ?」
「それは________________________時間を過去に巻き戻した上で大規模な作品展を開くことにしてくれ。」
「何故過去にさかのぼる?」
「今回のライダーバトルには私よりも遥かに美しいと思えるものたちがいた。
しかし彼らは皆脱落し、勝者の私の絵を見られない。だから彼が私の絵を見られるようにしたいのさ。私は彼らに敬意を表したいのだ。」
「そうか…叶えよう。お前の願い…」
神崎はカードを取り出した。
「これを使え。」
<TIME VENT>
すると怜飛の視点が暗転した。