仮面ライダー龍騎 another chronicle 作:ジャン=Pハブナレフ
第零試合 入場
「おれは、まだまだいける!引退なんかにはならねえ!」
彼はかつて総合格闘技のリングで何度も激しい戦いを繰り広げていた。しかし、数年前に事故に巻き込まれそうになった少年を守ろうとトラックに轢かれてしまった。その後リハビリを継続し今となっては完全に治療されたが、その人気は衰えてきており巷では引退するという噂や老兵と揶揄されていた。
「俺は…負けん!俺は…!俺は!」
その時、サンドバッグにパンチを続けている星章の背後に古びたコートを着た男が立っていた。
「なんだお前は!?ここは立ち入り禁止だぜ!さあ、出ていってくれ!」
「なるほど…お前は力を求めているのか…」
すると男は黒いカードデッキを取り出した。そこにはカニのエンブレムが刻まれていた。
「俺は神崎 士郎。お前の願いを叶えられる方法がある。」
「何!?」
星章は驚いた。
「これを使え。そしてお前は仮面ライダーシザースになるのだ。」
「仮面ライダーシザース?」
星章は首をかしげた。
「ただし、これを取った瞬間お前を除く13人のライダーとの殺し合いになる。どうする?」
(殺し合い…しかし!奴らはきっと強い!その戦いを乗り越えて俺はかつての栄光を取り戻してやる!)
星章は深呼吸して答えた。
「いいだろう。戦ってやる!これは俺の格闘家としての意地だ!」
「よし、お前は今日から仮面ライダーシザースだ!」
そういうと神崎はカードデッキを投げた。
「最後に…一度ライダーになったからには___戦わなければ生き残れない!」
そういうと神崎は消えていった。
「ふん、いい度胸だ。さてと、ランニングしに行くとしよう。」
星章は広い公園をランニングしていると近くから何かの音が響いた。
「この音はモンスターが現れたということか!」
星章は音はどこから出ているのかを探した。
「うわあああ!!」
すると近くの男性がディスパイダーに襲われていた。
「逃げるんだ!ここは危ない!」
星章はモンスターを殴り飛ばして男性に言った。
「ありがとうございます!」
男性は去っていった。
「さてと…行くか!」
星章は鏡に左手でカードデッキをかざした。
「変身!」
星章は右手でアッパーカットのようなポーズを取り、左手でカードデッキをVバックルに入れた。すると星章の体はオレンジ色のカニに変わった。
「行くぞ!」
オレンジ色のカニ_____シザースはミラーワールドに入っていった。
「では試すとしよう。」
シザースはカードをバイザーに挿入した。
<STRIKE VENT>
シザースピンチが右手に装備された。
「ほう!」
するとシザースはディスパイダーに突っ込んでいった。ディスパイダーは脚で攻撃を仕掛けたがシザースは1発1発をかわした。そして、一気に間合いを詰めてバイザーとシザースピンチで攻撃した。モンスターはたまらず毒針を射出した。
「うおっ!」
<GURD VENT>
シェルディフェンスが現れ、毒針を防いだ。
「甘い!」
そしてシェルディフェンスを投げつけた。
ディスパイダーは大きく体勢を崩した。
「とどめだ!」
<FINAL VENT>
シザースの背後から彼も契約モンスターであるボルキャンサーが現れシザースをバレーのレシーブのように打ち上げた。そしてシザースは空中で回転しディスパイダー目掛けて落下し、ディスパイダーは爆散した。
「よし!」
シザースはミラーワールドから出た。
「これがシザース!なるほど…」
星章はシザースの力を知り、戦いが始まった。
いかにも強キャラ臭を漂わせたであろう主人公解説行きます!
変身者:泡原口 星章
願い:勝ち残ってかつての栄光を取り戻す
職業:総合格闘家
原作のシザースの変身者である須藤さんは刑事で格闘センスがありますが星章さんは格闘家というキャラクターなので、須藤さんよりも格闘技術や知識は上です。彼はプロレスの技を多く使い、これからライダーと戦います。